
「この世界ともお別れね…さよなら…。」そう言ってレナ姫が隕石パワーの源泉に飛び込みました。サヨナラなんて悲しいこと言うなよ。(シンジ)ファリスは子分に、バッツもボコに一言残しながら順番に飛び込んでいきます。この三人はもう結構覚悟が決まってるんですね。帰ってこれない異世界への片道切符です。ガラフとの友情のためか・・・ガラフかぁ・・・齢の離れた記憶喪失のおっさんと若い男女に芽生えた友情・・・クリスタルを巡る旅路がそうさせるんでしょうか?

流星が尾を引くように三人はキラキラしながら上昇していきます。確かガラフとクルルも上に向かって飛んでいきましたよね。異世界は上にあるってこと?

いや、一度空中で静止しました。そして、瞬きながらさらに上昇し・・・消えました。これはワープ航法?第一エンジンで周囲に何もない状況を作り、第二エンジンで影響が強いワープを実行する二段階構成でしたか。ロケット発射みたいなことを生身の人間に行って平気なの?異世界に着く前に燃え尽きたりしないの?

上昇の次は落下シーンです。三人は島に着陸して倒れていました。空気があるとはいえ、着陸は難しめのミッションなんですよね。パラシュートもなしに三人の四肢が飛び散らなくてよかったです。こういうときレビテトって使えないんですかね?地表に近づくにつれ、減速して、すれすれで停止してくれれば画期的な魔法になりそうです。物流が大陸間弾道ミサイルに置き換わります。

着陸位置が海じゃなくてラッキーだったんですが、まさか絶海の孤島になってしまうとは。どうも無人島っぽいんですよね。黒チョコボも火力船も飛空艇もなく、新しい世界で早くもピンチのバッツたち。とりあえずレナ姫の提案でテントで野営することになりました。無人島に女子と取り残されるというシチュエーションは男子向けコンテンツでさんざんやられてきたわけで、この後、食料の採取や水着回、火おこし、イカダ製作などイベントは盛りだくさんです。むやみやたらと恋愛イベントも発生します。
「……。レナ…ずっと気になってることがあるんだ……。」焚火の前で、ファリスが妹と親交を深めようとしてきます。北の山でレナ姫が危険を冒しながら飛竜を助けた理由を知りたいそうです。どうもレナ姫はあの飛竜から亡くなった母親を感じるそうで・・・

って面白そうな話の途中で敵襲です。翼がある敵なので、この島に生息する種か確定できませんが、こいつを束ねたら空を飛べたりしないですかね?飛竜とタイクーン王妃の話は今後大事になるから、匂わすだけで切られたんでしょう。意外と早めにシナリオから退場したタイクーン王の代わりに復活登場もあるかもしれません。ちなみにファリスは母親のことをうっすらとしか覚えてなさそうにみえました。あんまり子育てに関心がなかったのかな?レナ姫誕生以降のタイクーン王妃の顛末が気になります。

さて、バッツ一人だけの状態でこのモンスターに勝てるのでしょうか?奴の名前はアブダクター、ズバリ誘拐犯(abductor)です。なんか人間を連れ去っちゃう性質でも持ってるんでしょうかね?連れ去られた先で・・・子供の食糧って感じかな?人間みたいな肉体も持ってるので、エロ漫画界だったらレナ姫とファリスは貞操の危機です。(ファミコンでよかった)ここはバッツの単身での活躍に期待したいところですが・・・あっ、バッツ・・・バーサーカーだ・・・これ相手によっては既に詰んでたりしませんかね?やたら守備力が高いとか、魔法しか効かないとかだと、バーサーカーのひたすら攻撃戦法では歯が立たないかもしれません。バッツはいつの間にかHPが4桁になりましたが、100~300くらいのダメージを受け、さらにはハリケーンなる攻撃を受けて、すぐに虫の息になってしまい・・・負けました。あっ、でも、終わりじゃないみたい。バッツの死体(死んでない)もアブダクターはどこかに連れ去っていくのでした。フィールドでは緑色なのに戦闘中は紫なアブダクターとはいつか再戦できるでしょうか?ガラフの世界にきて真っ先に辛酸をなめさせられ、いつかリベンジして、別の色で染め上げてやりましょう。

バッツが目を覚ますと、そこは牢屋の中、レナ姫もファリスも一緒でよかった。状況を把握すべく三人でキョロキョロしていると、「ファファファ…ようこそ、我が城へ!」と声がします。あの独特な笑い声はエクスデスね。デスゲームの主催者みたいな感じで、皮肉交じりの歓迎です。画面外から牢の前に進み出たエクスデスは三人が目を覚ますまでこの牢屋で一緒に待っててくれたんですかね?いや、何かしらの魔法で察知して、すぐワープで飛んできたのかな?ともかく水をぶっかけられて叩き起こされるようなことはなく、エクスデスちょっと紳士的です。バッツたちに何か用事があったんでしょうが、タイミング悪く部下が追いかけてきて「エクスデス様!ガラフ達がビッグブリッジまで来ています!」と報告をあげます・・・普通、敵の前で大事な情報を大声で報告しないと思うので、バッツたちの動揺を狙った作戦の一端かもしれませんが、あの部下が単にマヌケなだけかもしれません。ガラフが近くまでエクスデスの城近くまで進行中なのかも。

報告を聞いたエクスデスは部下に大鏡の用意を命じました。鏡といえば何かを映すんでしょうけど、これとバッツ達を使って何かをするつもりのようです。あ~なるほどビデオもプロジェクターもない時代、鏡通信でバッツたちの姿を上空に投影するってわけですね・・・いや、わからん。スクリーンもないところに映像を送って投影?わからないことは全部魔法による作用です。大魔法使いエクスデス様の手にかかれば、レイア姫ならぬレナ姫の姿も映し出せるってわけです。

舞台はガラフとクルルのいるビッグブリッジとやらに移ったようです。画面を南北に縦断する石積みのしっかりした橋脚を持った橋です。北から南に通過中、空に突然、バッツたち3人の捕えられた姿が映し出されました・・・あー、やっちまいました。ガラフを助けに来るつもりが、初手で相手の人質になってしまう役立たず三人組。何らかの作戦進行中のガラフ達でしたが・・・人質を使った交渉が行われ、交換条件として身柄の解放と作戦の停止が成立しちゃうかも。少年マンガなんかでも、人質にしかならないクセにヒロインが付いてきたがる現象はまま起こりますよね。アレです、アレになっちゃってます、バッツ。

思った通り、エクスデスはバッツの安全を盾に、ガラフに退却を命じてきました。これはガラフ隊長も苦渋の選択でしょう。こっちはこっちで大勢の命と未来を双肩にかけて動いてるわけで、3人の命と天秤にかけるわけにはいきません。でも、友情でここまでやってきた3人を見殺しにできるのか、ガラフよ!義理と人情の板挟み。友情には友情で返すのが王道パターンですが、このガラフの世界の人の心情は、「そんな知らないやつのためにチャンスを失いたくない」というのが本音でしょう。ガラフの信用問題にも関わってきます。
「くっそー。みんな、引くぞ!」非情に悔しそうでしたが、ガラフにはバッツを見殺しにするなんて選択肢なんて端から存在しなかったようです。任侠の男・ガラフ。だから、あんたについてきたってとこでしょう。この世界では人望が厚そうで、薄らとぼけた記憶喪失時代とは、まるで別人のようです。