
うなだれるシド博士の元に、階下から慌ただしくミドがやってきました。来るなりガラフたちを押しのけ、シドおじいちゃんをポカポカ叩き始めました。肩たたきで孝行しているわけではなく、「痛い!ミド、よさんか!」とおじいちゃんも大弱り。これは「活」ってやつですね。腑抜けたじいさんは、ミドのヒーローの体をなしていないので、気合いを注入してるのです。「おじいちゃんのバカ!バカ!」世紀の天才をバカ呼ばわりできるのは、孫ぐらいなものでしょう。
「失敗を怖がっちゃいけないって…。失敗したら、またやり直せばいいって…言ってたじゃないか…!」ミドに過去の言質を取られるシド。ちょっと格好つけちゃいましたね。しかしそれを見て科学者精神を養ってきたのがミドなのです。でもな、若者よ。ジジイになるともうな、残された時間も許される試行回数も少なく、失敗は重いのだよ。しかし、そこは大人の対応です。ちびっ子の前でクヨクヨしていられません。そう、やり直せばいいのです。老体に鞭を入れて、シドは全力でミドを導くのでした。

さて、具体的な話をしましょう。3つのクリスタルはこなごなになりましたが、まだ土のクリスタルがあります。これが壊れたら、ゲームオーバーなのか、まだ救済が入る余地があるのかはわかりませんが、一応最後の生命線として防衛していくしかありません。しかし、肝心の土のクリスタルのありかが誰にもわかりません。これまでの3つのクリスタルは大国が管理していたので、4国目が出て来そうなものですが、名前が挙がらないってことは、土だけ野良クリスタルなんでしょうか?核兵器でいったら五大国以外が隠し持っている感じかも。おそらくはガラフの記憶が戻ると一発で解決しそうな雰囲気はありますが、彼の脳にはぽっかり穴があいたままです。
ミド「火力船だね!」
そう、今は情報を足で稼ぐターンです。というわけで、聡明な孫のミドはすぐピンときちゃいました。シドじいさんが火のクリスタルをダメにしまって動かなくなったあの火力船を、古代図書館で見つけた本で復活させようとしています。「おお!この本は!!フムフム…なるほど、この手があったか。ミドでかした!!」シドがペラペラとページをめくって、査読した結果、使えるアイデアだったようですね。すぐ理解できるシド博士もすごいので、失敗におびえて酒を飲んでる場合じゃなかったのです。そうと決まれば動き出すのも早いのが天才なんですね。部屋を飛び出す孫と爺。あっ、シド博士は階段を下りる前にこちらに向き直って一礼していきました。ほんとに今回のシドは常識人ですね。

酒場の常連たちもシドじいさんが慌てて降りていく様子を見て、なんか二階であったことを察知していたようです。二人は火力船に向かったので追いかけましょう。
火力船の甲板ではミドが動き回っています。大きな音に驚くバッツ。これは火力船の炉がもう稼働しているのかも。ぼーっと突っ立っていたら、邪魔者扱いされたので端っこでみていましょうか。いや、しかし、科学者であり技師であるっていうのが昔は普通だったんですかね?レオナルドダヴィンチなんかはそれに加えて絵を描いたり、数学と音楽で有名な人とか、天文と幾何学の人とかマルチな才能の人が多かったんでしょうか?今は分業の方が多いですかね。何事も複雑に深化していって、一人で掘れる穴は一つになったってことかも。
「いやー、すまん、すまん。火力船が完成するまで、とりあえず休んでいてくれ!」夢中で作業する孫に代わって謝るシド博士。やっぱ孫とのふれあいタイムは楽しそうです。

促されるまま、船室で休憩しようとすると、ガラフの様子がおかしいです。どうも頭に変調をきたしているらしく、グニャグニャと画面が揺れ始めます。これは何かを思い出す前兆なのか!ここで先ほどの酒場での、シドとミドのやり取りがフラッシュバックし、「おじいちゃん!」というワードがきっかけになって、自分のことが思い出されそうです。

そう、かつて船の墓場で幻を見せられたけど、記憶がなくってガラフにスルーされた黄色い髪の女の子がいましたが、彼女の記憶が揺り起こされました。もちろんガラフのお孫さんってことなんでしょう。「おじいちゃん!」と呼びかけてみたり、「おじいちゃんのバカ!」とポコポコ叩いてくるのはどこの家も共通なんですかね?親バカならぬ爺バカは、ミドの姿がクルルという女の子に置き換わるのでした。うちは、母方の爺様は生まれたときには既に亡くなっていて、父方の爺様は年が離れすぎていてポカポカ叩く対象にはならなかったですけどね。(末っ子の息子)
どうでもいいですけど、子安ボイスで「クークック」と笑う声がずっと聞こえるんですよね。そういえばケロロ軍曹が映画で復活して、テレビでも過去作流したり、新作が製作されているとかなんとか。いまや軍曹さんは花沢花子の地位まで昇りつめ、タママなんて毎日のようにNHKで見かけます。しかし、新作では声優キャストを一新するらしいですね。何かと最近話題になっていたKADOKAWAの次の一手はうまくハマるのでしょうか?

どうも回想の中のガラフは城住みなんですよね。となると、土のクリスタルもここにある可能性がありますね。ガラフが土の心『希望』を授かったときは、なんかもっと村っぽいところから心が飛んできたような気もします。ガラフの身の上は謎がまだ多く、単純にガラフと土のクリスタルのありかをむすびつけることはできなそうです。
記憶が錯綜して様子がおかしいガラフを3人は心配して声をかけ続けると、どうやらこちら側に意識が戻ってきたようです・・・。そして何を思い出したのか、「わしはこの世界の人間ではない!」と衝撃発現が飛び出しました。まさか異世界転生の流行りに乗っかろうとし・・・あっ、違いました。隕石に乗ってやってきたってことらしいです。隕石といえば一般的には宇宙から飛来するので、普通に考えると異星人って感じなんでしょうが、FF4で宇宙旅行はもうやっちゃってるので、ちょっと違うのかもしれません。「30年前にわしらが、この世界に封印した邪悪をよみがえらせないために…。」ガラフときたら、なんか邪悪なものをバッツたちの世界に持ち込んで封印していた過去があったそうです。そんな危険物遺棄みたいなこと・・・よその世界にゴミを捨てっぱなしにしないで!インバウンドで儲かってる界隈は、ごみの放置問題と戦ってるらしいですよ。その一方で今回のワールドカップでも日本人のスタジアム観戦者は大きなゴミ袋を持って「来た時よりも美しく」の精神を発揮していたらしいですね。あの拾ったゴミってどこで処分してるんですかね?中心メンバー的な人が集約して処分してくれてるんだろうか?
ついにガラフの記憶と共に、今回の騒動の全容がみえてきそうです。