国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

メイン | 北の山の崩落 »

毒を厭わぬ者

崖を登るファリス

昔のドット絵の表現の話なんですが、普段は点目なわけですよ。でも、敵にやられた時やびっくりしたときに白目が描き足されて、瞳を大きくさせる状況を強調するゲームが多かったように思います。中には涙まで浮かべたりするものもあったり・・・まぁ、そんな顔をしながら崩落した崖地と共に落っこちていったファリスです。次に会えるのは、レナ姫がもっとピンチに陥った時かな?颯爽と復活してくれるのかな、とか思うじゃないですか。しかし、ファリス姐さんは違いましたね。「明日やる、明日やる」なんて引き延ばすことを良しとせず、「明日って今さ!」の根性で、なんと崖肌を登って、舞い戻ってきてくれました。この動きは、RPGとは別ジャンルのゲームですね。モンクにジョブチェンジしたつもりでしたが、どうやら彼女はクライマーだったようです。ボルダリングがオリンピックで見られるようになった昨今、やっとFF5に追いついたのです。

綱渡り人生なガラフとバッツ

そこからは早かったですね。海賊のお頭ですから、ロープワークなんかも得意なわけで、すぐにバッツたちと協力して裂けた地面を綱で渡れるようにしてしまいました。いや、綱かぁ。渡れと言われて、私はすっと渡れるとは思いませんが、ガラフが行けるならなんとかなるものか?レナの無事を確かめたところ、毒矢で襲われた割にピンピンしています。ちゃっかりポイゾナ使ってたのかも。「くっそー、こうなったら、4人まとめて始末してやるっ!」とマギサが襲い掛かってくるのでした。

マギサ戦

ちなみにマギサはギリシャ語で「魔女」を指す言葉だそうです。魔法少女まどか☆マギカのマギカはラテン語で「魔法の」みたいな意味らしく、多分、根っこは同じ言葉なんでしょうね。あっ、来年の2月にワルプルギスの廻天っていう新作がついに公開されるんでしたっけ。前作の最後にほむらちゃん(・・・ほむらさん?)は魔女ですらなくなっちゃったんでしたっけ。マギサ経験者の青いショートの子とチーズの名前を連呼する子に魔女代表として頑張ってもらいましょう。(何を?)
戦闘が始まったら、普通にレナ姫の毒はひけてませんでした。さっきのはカラ元気か。そんなレナ姫にいきなりブリザドを浴びせてくるマギサさんです。もうタイクーンの王女をだんなに売り渡さなくていいんでしょうか?あとブリザドを放ってくるにしては、服の露出度が高めです。胸の谷間がドットで表現されてるよヒッヒッ!

フォルツァ召喚

魔女だけあって、次の攻撃はエアロ、その次は召喚魔法でした。「あんた!出番だよ!」若そうに見えてしゃべり方におばちゃんを感じるのはなぜでしょう。召喚されたのはフォルツァという魔人(ジン)系の緑肌の男でした。ん?だんなってこいつのことだったりする?ちなみにフォルツァはイタリア語で「力」を意味するようです。英語だとforceかな。イタリアでスターウォーズを上映したときはあの有名なフレーズが「Che la Forza sia con te」となるようです。ホンダのバイクにもFORZAがありますね。ということは魔人の見た目のわりにパワータイプの攻撃をしてくるんでしょうか?「タックル」・・・フォルツァは予想通りラガーマンのようなレスラーのようなタックルを仕掛けてきました。嫁のマギサは旦那にリジェネです。たしかちょっとずつ回復する魔法ですよね。内助の功ってやつか。
・・・旦那は召喚魔法ではなく普通に近くに潜んでたんでしょうか?旦那を召喚する嫁いますかね?束縛強めな嫁なんでしょうか?まぁ、よその家庭のことはいいとして、マギサはサンダーまで撃ったところで、やっつけてやりました。あとは脳筋タックラー・フォルツァをみんなでボコボコにして終わりです。「ファリス、ありがとう!」守ってくれたファリスへのレナ姫の言葉です。こういうちょっとした言葉が、二人の関係性を強めるわけですよね。4人の中で一番面白そうなエピソードはやはりこの二人にまつわるところで、次点でガラフと女の子かな。バッツのエピソードは死んだ親の話だと思うんですが、まだ核心に迫れてなくて弱いです。

ぐったりする飛竜

マギサが「飛竜を追って」きたって言ってましたが、先に進むとすぐ飛竜がいました。タイクーン王の兜が近くに落ちていましたから、この飛竜は王様の飛竜ってことになります。しかし、ひどい傷を負ってぐったりしている模様。そこで姫様は紫の花をかき分けて、飛竜草を摘み、「」飛竜草をあの子に…早く…。」と言い残して、紫の花の毒で昏倒してしまうのでした。さっきもマギサの毒に倒れたばかりだというのに。今のところ私の中のFF被毒キャラNo.1はこの姫様です。No.2はミシディアの酒場のマスターに一服盛られたセシルですかね。

飛竜に毒を吸われるレナ姫

ファリスが飛竜草を与えるとあっという間に飛竜が回復し、ひと咆哮。そして、レナ姫の元までの少しの距離を飛んで、レナ姫の身体の毒を吸い取ってくれるのでした。飛竜が集まる山らしいので、飛竜草とともに紫の花の毒も飛竜にはご馳走だったりするかもしれません。レナ姫の回復を確認したら、もう当然のように3人は飛竜に乗ってウォルスへと飛び立つつもりのようですが、バッツだけは頭を掻いて「高いところは苦手なんだ…。」と衝撃の告白です。

竜騎士として飛竜を操ってこそのタイクーン王家の男子です。レナ姫の元に婿入りするときに高所恐怖症はかなりのマイナスポイントです。ましてや、風のクリスタルから風の心を受け取った男が高所の風を感じずにいていいのでしょうか?メーヴェぐらい乗りこなせなくてどうする。あっ、国内で唯一のメーヴェ乗りの八谷さんが飛行活動を引退されるとかなんとかで、これまでお疲れさまでした。今後はユパ様になって、次代のメーヴェ乗りに道を示してくれるのですかね。ありがたや。

ガラフに半ばむりやり飛竜の背に乗せられ、出立です。4人は空路の移動手段を手に入れ次のクリスタルを目指します。やはり高山は飛竜では越えらえないようで、移動範囲は内海の周囲に限定されますが、ウォルスにはこれでいけるようになったはずです。苦手な高所でバッツのメンタルが不安ですが、タイクーンの後継者が必要になったら、バッツにもチャンスはあるかもしれません。克服あるのみですな。ファリスと争ってほしい!(後継問題)