国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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しまったカウンター

「キャーホッホッホッ。」ルカ姫の人形に化けて潜入していたカルコブリーナはクリスタルのありかをゴルベーザに発信して消えました。AppleのAirTagを人の荷物に忍ばせて、相手の所在地を把握するという手口が問題になったことがありましたが、カルコブリーナにも同等の機能があるようです。「カルコブリーナを探す」アプリがゴルベーザのスマホにはインストールされているのかな。

ついさっきゾットの塔で揉めたゴルベーザに「久しぶりだな・・・。先日は世話になった。」と言われて複雑な心境ですが、お礼にバブイルの塔の仕組みを教わり黒竜まで召喚してもらい、全滅のピンチです。これはゴルベーザの召喚魔法なんですかね?セシリアママが召喚をかじってて、ちょっと教わってたとかだと、また妄想が膨らむんですが、今は召喚対決をリディアが秒で制してくれたことに注目しましょう。白い(ミスト)ドラゴンを携えて、レディアントブレスで黒竜を一蹴です。黒い牙で敵を順番にDEATHさせる黒竜もぜひリディアの支配下に入ってほしい!

エスナでセシルを動けるようにしてくれた大人リディア・・・やはりHPが細い・・・。白魔法は使えなくなってるから、「ばんのうやく」使用かな?バリアチェンジの仕組みも把握しているので淡々と弱点を責めて、三度目にしてついにゴルベーザにセシルが勝利しました!一回目はファブールで一蹴され、二回目はゾットの塔でテラのメテオで瀕死な状態なのに一蹴され、三度目も全滅寸前で大人リディア加入でついに・・・四天王がまだ一人残ってますが、これが最後のゴルベーザ戦でしたね、そういえば。次に会うときは巨人の中で、フースーヤにゼムスを払ってもらうときか。

幻界でリヴァイアサンに育成されたリディア。リップに青をさすとかなり異世界人感がありますね。ちびリディアのかわいい時期を見逃したかと思いますが、大人リディアもあの頃と変わらず、まっすぐな性格をしています。語尾につく「の」はあの時代のかわいらしい女の子のしゃべり方の代表なんですが、今の人に伝わるんでしょうかね?十字架天使とか?

ゴルベーザは結局生きてて、クリスタルはしっかり持ち去られてここでセシルの「しまった」が聞けますね。私はセシルがいっつも「しまった」してるって思っていて、実際詰めが甘くて作戦を失敗してるんですが、ちゃんと「しまった」と口にしているのって多分数回でしょうね。

7つのクリスタルを奪還しにバブイルの塔潜入工作に取り組むセシルたちは、リディアの率直な感想「・・・変なおじいさん」をルゲイエに聞きつけられて潜入がバレてしまいます。セシル、ここでも「しまった」って言ってますね。1周目では出せなかったバルナバ操縦バージョンも今回堪能できましたよ。先にバルナバを倒しておけば勝手に乗り込んでくれるんですねー。バルナバ戦はいいのですが、やはり2戦目のルゲイエのリバースガスがきついですね。あれは運ゲーです。リバースガスの出方次第では苦戦もするし、楽勝なときもあります。

巨大砲を止めないとドワーフたち全滅という展開になり、発射スイッチを押されてしまってセシル「しまった」がまた飛び出します。あれ、思ったより言ってるぞ、こいつ。この場はヤンの犠牲で巨大砲のシステムは停止します。のちのファブール王の武勇伝ですね。バロンの失態も帳消しです。体を張ってリディアを追ってリヴァイアサンめがけて泳いだり、わが身を顧みない性格は民の信頼を得られそうですが、あんまりフットワークが軽すぎても前線で死にそうで不安です。確か王になっても部下のモンク僧を率いてトレーニングに明け暮れてましたよね。道場の親方様ぐらいが奥さん的にも気が楽でいいんじゃない?

ヤンに続いてシドが散るターンですね。おっさんズはこれで解散です。死にかけゴルベーザは遠隔からバブイルの塔出口の橋を落としてセシルの命を狙いますがエンタープライズにミスリル装甲を施したシドが帰ってきて間一髪で救われます。相手もパワーアップした飛空艇、おそらくのちのファルコン号で追跡してきますが、ヤンが自爆して地上へとセシルたちを逃がします。二人も続けて死んじゃったという展開ですが、二人とも実は生きているっていうオチがつくことも2周目なので存じております。おっさんズのもう一人・テラだけは最期を看取ったので復活ならずで、魁!男塾方式で腕の中で死なない限り生きているチャンスが残されていると考えていいかもです。王大人の死亡確認なんて信用しちゃだめです。さっきもゴルベーザの死んだふりにだまされましたし、死してなお恐ろしかったり凄まじかったりするやつらもいます。死してなお勇気をもってギルバート!(アンナ)

そんなシドの弟子を頼って、ホバー船持ち上げ機能がついたエンタープライズでエブラーナを目指します。洞窟に避難したエブラーナ民はそこからバブイルの塔(地上)を攻撃しようとテロ工作、いや忍者の隠密行動に勤しんでいました。王子のエッジはエブラーナ攻略の任についていたルビカンテをついに捕まえますが返り討ちにあい、共通の敵を持つセシルたちに合流して、リディアの尻に敷かれ始めます。初対面では「こんなきれーな姉ちゃんに泣かれたんじゃしょうがねえ・・・」なんてちょっと他人行儀だったんですねー。この後あっという間にパーティーになじんで、口下手セシルを代弁してくれるようになっていきます。なお、エッジの「にんじゅつ」はすぐに外され「フェニックス」をつけられます。

ちょっとかわいそうですが、エブラーナ王夫妻はルゲイエにおもちゃにされちゃってて、ルビカンテもゴルベーザもゼムスも直接命じたわけじゃなくても、監督者の責任は免れないですよね。洗脳されたゴルベーザの悪行を2周目で振り返ってみているわけですが、ゼムスが洗脳してたから全部チャラにして考えていいのかって論点があります。何割くらい正気だったか、数字にするのは難しいでしょうが、専門的な知識や経験から数字を推定して罪を確定していく作業が必要になってきます。カインなんかは洗脳されていたけど、ローザを渇望して動いていた自覚はあって、目が覚めた後セシルへの裏切りをやはり恥じていましたね。被害者の息子・エッジはゴルベーザを兄と呼べないセシルに「兄弟だろ、いいのか」くらい言ってくれてたので、本件とゴルベーザをそこまでつなげて考えていなそうです。

両親が良心を取り戻し、自ら消えていったときには、さすがにエッジも涙目でした。で、ルビカンテは許せないらしいです。そうそうルビカンテの「かえんりゅう」って「火炎流」って漢字表記になると思ってましたが、のちの作品で「火燕流」ってなったりもするらしいですよ。ルビカンテのマントのヒラヒラが燕尾服のそれと似ているせいでしょうかね?動物の名前が入るとなぜかちょっとカッコイイですね。ルビカンテが誉めていた勇気あるエッジは怒りの力を発揮し、無事「ぬすむ」でルビカンテを制しました。ルビカンテもまた「力を合わせる」という戦略を覚えて、後でゼムスによって復活し、四天王全員で力を合わせてかかってくるのでした。

エブラーナの再建はじいに任せ、エッジはゴルベーザ討伐チームに加わり世界を守ることに尽力することに。で、バブイルの塔のクリスタルをどうにか手に入れられないか落とし穴を回避する方法を探したけどダメでした。レビテトもちょっと浮く魔法だから落とし穴に落ちちゃうんだろうな・・・。バブイルの塔の地底部に落とされ、ファルコン号を奪取して、とりあえずジオット王に経緯を説明しに戻りました。たまには王様たちに成功の報告をしてあげたい!ミシディアからクリスタルを奪った時くらいしか任務を成功していないセシル・・・しかも報告したのは偽王だったし・・・。次はゴルベーザが封印の洞窟をごり押ししてて、破られるのも時間の問題だから先に最後のクリスタルをとってきて、っていう任務です。もちろんこれも任務失敗に終わるわけで、その原因が隣にいるわけで、2周目もいたたまれないのでした。