月の地下渓谷もB9F、B10Fとわりと一本道でたまにエリクサーや「ふうましゅりけん」の入った宝箱が置いてあるという感じでした。ベヒーモスとフェイズと連戦しながら進んでいくのですが、少しずつ倒す時間が短縮され、戦闘不能になることも減ってきました。セーブポイントもゴルベーザの姿も特になしです。この渓谷がどこまで続くのかも全然わかりません。この後のBSでカーリングの試合の放送を見るつもりなんですが、どこかで一旦B7Fまで引き返すことになるのかな・・・。point of no return なんて言葉がありますが、進退をどこかで見極めないと・・・。
しかし、B11Fから少しフィールドに変化が現れます。なんか下の方が明るい感じで光が立ち上っているのかな？とここで敵の急襲にあいます。名前はゼムスの名前を冠したゼムスマインド、ゼムスの思念体みたいなもんでしょうか？月の民の思念ってどうなってるんでしょう？体は眠らせて思念だけで活動できるみたいな特技があり、地球と月の間くらいは軽く行き来できちゃうチート能力だったりします。ゴルベーザも結構思念めいたもので語り掛けてきてましたもんね。やはり月の民・クルーヤの子ってことか。謎の語り掛けは全部「ひそひそう」の特性だと思っていましたが、思念を飛ばすが正解っぽいです。
ゼムスマインドは、思念体だけど物理攻撃が普通に当たって、カウンターがプロテスでした。本体が近いとエネルギー体は物質に近づいていくんでしょうか？なんだっけ、E＝mc2 っていう式で質量とエネルギーの関係を表せるんですよね。光速の二乗とか意味わかりませんが、クリスタルの光とかパラディンの光とかは関係なく、速度を使ってエネルギーは表されるんだって。ふ～ん。魔法攻撃にもカウンターでシェルをかけるようでブレイグみたいに耐久勝負してくる感じかなって思って、早めに殴り勝つ作戦に出てみたら、コンフュで混乱を誘ってきました。ここでリボンが役に立つわけですね。リボンのない男子チームもNO EFFECTでうまく混乱をかわしたようで、さほど苦戦せず、そのまま倒せました。
ここでみんなの内心も上書きされたようなので追ってみましょう。「父さん・・・僕は・・・！！」と何かを決意したようなセシルです。慎重派なので何事もギリギリまで決意できない子ですが、腹をくくりました。試練の山で声しか聴けてない父・クルーヤに兄さんの処遇を決めたことを報告してるんでしょうかね？そういえばあの山で語り掛けてきたのもクルーヤの思念ってことになるんですかね。思念便利だな、永劫を生きる感じでしょうか？セシルにもその血が流れているはずなので、思念技が使えるはず。ローザにプロポーズするときには思念を使ったサプライズとかどうでしょう？
「だからセシル・・・自分の思いのために・・・！」セシル好きすぎローザさんは最後までこんな感じですね。あっ、これを欠いている時点ではこの先の展開を知っているわけですが、プレイ中はローザもセシルももう内心の変化が完結してそうって思って、そろそろラスボス戦が近いかもなって思ってました。ゼムスの名前を冠しだしたら、もうそれ以上の敵もいないでしょうしね～。
エッジは前回、パーティーへのラブが内心に漏れ出てしまいましたが、最終的にセシルの純粋さに惹かれてたみたいです。エッジは帰ったらすぐエブラーナ復興開始とともに王位を継ぐでしょうから、惚れこまれて悪いことはないでしょう。一つエッジに関して思うことは、地図の南の方にクリスタルを所持してる国が少ないのが気がかりです。ダムシアン、ファブール、トロイアとクリスタルの恩恵を受ける国はみんな北です。このゼムス戦を受けて、エブラーナはクリスタルを要求してくるんじゃないかと思うんですよ、あのじいが画策して。バロンもクリスタル欲しいですし、月の民・セシルも要するのでピッタリなんですが、ゴルベーザの乱によって世界での発言権がちょっと弱まるんですね。やはりダムシアンが復興援助と引き換えにクリスタルを手放すのか・・・？いや、カイポがダムシアン領を支えるかな？要塞たる城が壊されただけですもんね。エブラーナは人的被害がとにかくでかそうでしたもんね。やりすぎルビカンテめ。（私は何を心配しているのか）
「なめるなよゼムス・・・人の・・・心を・・・！」カインはセシルとローザへの思いを再確認し終え、自分をこんな風にしたゼムスに思いっきり発散させる気のようです。この戦いが終わった後のカインのことを考えると結構かわいそうではありますね。洗脳は被害者であり加害者でもあるという複雑な状態を作り上げるのでよくないですね。人間複雑なことを考えるの得意じゃない人、結構多いのです。二元論でカインが良いか悪いかを決めようとしてくるのです。本人でさえも。とりあえずゼムスを倒して少しは贖罪できて、気持ちが楽になるのなら彼にはぜひとも頑張ってもらいましょう。まぁ、しばらくは「裏切り」をいじられるのはお覚悟を！
「許さなきゃセシル・・・ゴルベーザを・・・！」リディアの中ではもうお母さんを亡くして10年以上経ってるんでしょう。そういう意味では、セシルより先に達観しているのでしょう。ゴルベーザもまた洗脳されていたと知り、切り替えが一番早かったのがこの子かもしれません。リディアママという語られない謎のカリスマがいるのですが、幻獣と仲がいい召喚士という人たちはどこか超然としていて、神秘めいているんですよね。リディアもまたこの戦いが終わった後が気になる存在です。
ゼムスマインドを切り倒して進んでいったら、今度はゼムスブレスなるものが現れました・・・ゼムスの息吹？マインドより具象化が進んだ感じでしょうか？何で構成されているのかよくわからない敵ですが、さらにわからないのはこいつの攻撃です。ライブラで一人ずつ分析し、ゼムス様に報告するのがお仕事みたいです。ゼムスに「様」をつけているあたり、ゼムス本人の生成物というより主従関係がありそうですが、本当になんなんでしょう彼らは。造形は半裸の男性でゼムスの姿を模しているのかなって思うのですが、実際あんな奴がラスボスとして登場するんでしょうか？
本当にライブラしかしてこないので、ローザにずっと祈らせてたらHPもMPもすぐ回復できそうです。そしてゼムスマインドと同等の12000経験値を全員にくれるのでレベル上げにも使えるかもです。（しないけど）
ゼムスマインドがストップで止まることがわかってさらに戦況が安定してきました。階段を下りていくとまばゆい光の出元が赤い球体であることもわかります。これが月の中心核ってやつなのかな？
そしてB12Fにてついにゴルベーザとフースーヤに追いつきました。しかも二人の視線の先には・・・
ゼムスです。最大の敵がついに現れました！黒いマントに覆われた顔色の悪いおじさま、それがゼムス！ゼムスマインドやゼムスブレスはやはりゼムスの体そっくりの造形だったようです。ってことはあのマントの下は適度にシェイプアップされた筋肉が隠されていそうです。そしてもう一つ、ゴルベーザのHP・・・2943です！洗脳されてた時、絶対もっと強かったはずです。ゼムスの思念のバックアップがなくなって弱くなっちゃったの？フースーヤとのコンビでゼムスをへこますつもりのようなので・・・セシルはまさかの不参戦です。別に二人でゼムスを討伐してくれていいですが、それでゲームが終わるはずないので、どう展開していくのかドキドキ見守ります。