国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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開戦一番、ゴルベーザがファイガで先制します。フースーヤがそれをスロウで援護。立て続けにゴルベーザはブリザガ、フースーヤはホールド・・・この戦い方、後で使うから覚えておけよって意味なんでしょうか?サンダガ→ホーリーと攻撃が続き、「もう一息じゃ、パワーをメテオに!」とフースーヤの号令で力を貯め始めます。「いいですとも!」洗脳が解けたゴルベーザの口調に全然なれません。ちなみにここまで二人は魔法を連発してますが、なぜかMPが減ってません。ATBのバーも変化がなく、FF4のバトルシーンから逸脱した超展開になっています。

「使うがいいすべての力を・・・」とゼムスも挑発してきます・・・これは誘われている?二人がWメテオなるコンビ技を繰り出しますと、いつもより多めに隕石を降らして99999のダメージを与えました・・・5桁の上限なので、まあこれまでのボス級の敵の誰であっても、これを食らったら一発退場って感じじゃないでしょうか?しかし、ゼムスは・・・「この身が滅びようとも・・・魂は・・・ふ・・・め・・・つ・・・」・・・普通にゴゴゴゴ音とともに沈んでいきました。ゲームクリア?いや、まあ、そんなわけはなくWメテオで肉体はダメになってもそこは月の民、思念が強いことで有名ですから、「魂」の状態でまた出てくるってことことじゃないでしょうか?本人曰く「魂は不滅」らしいので、巨人軍くらいの強さで生き残ってそうです。

「倒・・・した・・・。」
「おろかな 素晴らしい力を持ちながら邪悪な力におどらされおって・・・」

顔色悪いゼムスが倒れる傍で伯父と兄が勝利を確信しています。そこにヒャッホーと飛び出すのがエッジです。こいつはルゲイエに両親の死体をいじられるというなかなかきつい目にあわされているんですが、ゴルベーザはもう味方認定なんでしょう、ヒャッホーですから。「一足遅かったか!オレがブチのめすはずだったのによ!」多分、ボス戦でも真っ先に死ぬのはエッジだと思うのですが、まあ、言わせておきましょう。

駆け寄る他の四人を見て、セシルの名を呼ぶ声が・・・ゴルベーザ・・・いや、セオドール兄ちゃんでしょうか?緊迫の瞬間、弟は兄を許せるのでしょうか?固唾をのんで見守るパーティーメンバー、ついに兄弟の雪解けシーン、セシルの唇が開き兄の名を呼びそうなそのとき・・・ゼムスの死体が動き出してしまいます!

黒煙と汚泥ともマグマともつかない禍々しい物体が立ち上り、赤黒い泡や光の粒が弾け飛びます。「われは・・・完全暗黒物質・・・ゼムスの憎しみが増大せしもの・・・。」いわゆるダークマターと呼ばれる物質は、性質が予想されていますが、まだ未発見だったと思います。月の民の文化ではそんな物質も扱えちゃうのでしょう。しかも個人の憎しみが完全な暗黒物質を形作っているらしいです。「憎しみ」が物理で扱える形の何かなにか?不完全な暗黒物質もあるのか?など、気になる副次トピックもありますが、ゼムスの魂がとんでもないものを生み出してしまったことに間違いはなさそうです。やばい、今、セオドール兄さんに死亡フラグが立つのを感じてしまったぞ!身を挺して弟を守る兄と、死に際に兄の名を呼ぶセシルの映像が浮かびます。しまった、セシルはさっさと兄の名前を呼んでおけばよかった、ってなりそう。

「わが名はゼロムス・・・すべてを・・・憎むものなり・・・!!」

ここでラスボスの改名が行われました!ネミングウェイもびっくりのタイミングです。ゼムスと数字のゼロをかけたのかな?憎しみのあまり全てを無に帰すような名前です。

黒い強風が吹きすさび、全員を吹き飛ばす勢いです。フースーヤもこれは予想外の展開だったみたいですね。「死してなお」・・・死してなお恐ろしい土のスカルミリョーネと死してなおすさまじいカイナッツォのシリーズ第3弾がついに登場。死してなお憎しみを増幅させるゼロムスの爆誕です!風に抵抗しながら少しずつ前進を始めるゴルベーザ。「ゼムス・・・、いや・・・、ゼロムス!今度こそ私の手で消し去ってやる・・・!」

こうして再び二人のバトルシーンに戻ります。敵はゼロムス・・・青白い般若の面とパイプオルガンの悪魔合体といった感じの暗黒物質です。しょっぱなからメテオをぶっ放すゴルベーザ。ゴルベーザとメテオには、テラとの因縁が思い出されますね。自分が死にかけた技ですもんね。クルーヤ父さんにケアルの訓練をしろって言われてましたが、かっこいい黒魔法に走ったゴルベーザは黒魔法マスターレベルにまで練習してメテオを使いこなせるようになっちゃったんですね。しかしゼロムスはダメージは0です。続けてフースーヤのメテオでもダメージ0・・・何をやってもゼロムスってことでしょう。「ゴルベーザ!クリスタルを使うときじゃっ!」ここでフースーヤが何かに気づいたみたいです。

ゴルベーザがクリスタルを収集していたのって、たしかバブイルの巨人を月から送り込むためでしたよね。次元エレベーターがどうたらで。巨人討伐後、そういえば地上と地下の8つのクリスタルの所在が話題に上りませんでしたが、これは消費型アイテムではなく、ずっとゴルベーザの手元に握られていたってことでしょうか。クリスタルがないと地球が危ないっていう設定があった気もしますが、月に持ち出しちゃいましたね。後でゴルベーザから取り戻さないと。

そんなクリスタルを振りかざすと、ゼロムスに爆発的な衝撃が加わります・・・しかし、「暗黒の道を歩んだお前がクリスタルを使おうが 輝きは戻らぬ・・・」とゼロムスに一周されます。「ただ・・・暗黒に回帰するのみ・・・死ねっ!」相手はクリスタルとは対照的な物質ですから、暗黒属性のゴルベーザがクリスタルを使っても効果がないってことらしい。クルーヤに言われた通り白魔法も勉強しておけばよかったの?

そしてゼロムスに逆にメテオを使われて7000、8000台のダメージを受けて・・・フースーヤはペチャンコに、ゴルベーザも前のめりにたおれてしまいました。メテオ使われたら勝たれん・・・。

それどころかメテオの巻き添え食って、セシル組のみんなも瀕死状態?一人ゴルベーザだけ片膝をついてこらえようとしていましたが、力尽きてバッタリ・・・今度は仰向けに倒れます。主人公チーム、ここにきてからまだ何もしてなくて、あれよあれよとゼムスが倒されて、勝利気分と思いきやいきなり巻き添え全滅です・・・。ジェットコースターのように意図せぬところを駆け抜けてきましたが、次回からやっとセシルのターンとなりそうです。暗黒騎士卒業組のセシルならクリスタルも扱えそうな気がします・・・多分。