国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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浮遊するレビテト

ジグソーパズルを組むときに枠組みから作るような感覚で、地底のフィールドマップの空隙を縁に沿って時計回りに埋めていっています。トメラの次に現れた地形は窪地の中に洞窟っぽいアイコンでした。四方を囲まれて人の足では立ち入れなそうな場所ですが、飛空艇もないドワーフたちはどうやってここにアクセスしてたんでしょう?根性?

中に入ると封印の洞窟 入口と表示されました。また入口に置かれた装飾のついた左右の石柱がなにか意味ありげです。ここは現在の第一目的地ではあるのですが、ストーリーを進めてしまう前に「臆病なシルフ」と「幻界の入り口」とやらがまだ未踏なので、一度このダンジョンはみなかったことにしようと思います。

地図の北西方面でまた別の洞窟がみつかりました。あっ、ファルコン号は砂地に着陸できないのか。飛空艇は着陸場所へのこだわりが強くて地味に面倒ですね。気球とか魔法のじゅうたんとかラーミアとか、もっと気安く空を移動したいですが航空好きな人たちにはきっとこの縛りがたまらなくいいのでしょうね。飛空艇なんて滑走路が不要なだけでも全然気楽か。着陸に手間取っていたらモンスターに襲われました。ブラッドフラワっていう見たことのない大口の花の敵です。新大陸初の戦闘でしたがこの感じなら十分やっていけそうな手ごたえです。

ここがどうやらシルフたちの隠れ家のようです。壁面の蔦や足元の菌類っぽい植生が印象的ですね。風の谷のナウシカの腐海の森みたいな。どうも床面も植物の蔦で覆われているようなのですが、よくみると水路が一部蔦の下を流れているようです。地底に来てから初めてかもしれないですね、こんな大量な青い水は。っていうか植物が繁茂する余地があるとわかったので、ドワーフの食生活も思ったより豊かになる可能性があります。シドも野菜が食べられる!?(肉ばっかり食べてそうですが)ちょっと歩くとぬかるみなのかガスだまりなのか、とにかくダメージ床がチョコチョコ配置されてました。「ここの足場・・・レビテトがないと厳しそうね・・・」ってローザさんもいっています。・・・レビテトってなんだっけ?呪文かな?ドラクエでいうところのトラマナ、桃太郎伝説でいうところの「ふゆうの術」みたいなダメージ避けがあるのかな?わかんないけど、ちょっとだけ探索して一度外に出ました。レビテトを覚えないとなのか!

地底の外周を回り終わったので、残すはマグマだまりの中央部をみていきます。小島に洞窟がみえてきたので、これが多分幻界への入り口なんでしょう。地底マップもこれで完成かな?隠れチョコボの森とかないですよね。幻獣の洞窟と呼ばれるこのダンジョンに入るとすぐにセシルとリディアによる会話シーンが挟まってきました。「幻界からくるときここを通ったわ!そうだリヴァイアサンたちにも力を貸してもらおうよ!」と無邪気に提案をしてくるリディアさんですが、大人になるまでの濃密な時間をあちらで過ごしたあなたと違って、リヴァイアサンには船を難破させられるという苦い因縁しかないセシルは受け止めにくいです。ギルバートはいまだに事故の後遺症でベッドに臥せってるし、ヤンは記憶を失って敵の懐でブイブイ言わせちゃうし、セシルはミシディアでカエルや豚扱いを受けるし(それは自業自得)。あの船の船長と船員・・・死んだよね、きっと。まあ、でも母親代わりにリディアを育てたのが幻獣だっていうのなら、それについては感謝しかないですよね。ミストドラゴンごとお母さんを殺しちゃったセシルは、命にかけてもリディアを守るって誓ってたのに「しまった、リディアが!」って失ってしまう弱いお父さん役なのです。複雑な気持ちですが、リヴァイアサンたちが助けてくれるのであれば、お願いしてみましょうか。

っていうか、このダンジョン普通にマグマのダメージ床が張り巡らされていて、暑いし熱い!やっぱりここもレビテトとやらが必要な感じなんでしょうか?ここでベルフェゴールなる悪魔っぽい敵と一戦し、ローザさんに回復してもらったときに一つ気が付いたことがあります。・・・ローザはレビテト習得済みでした!あっ、そういうことなら、どうしよっかなー。

  1. シルフの洞窟
  2. 幻獣の洞窟
  3. 封印の洞窟

今回見つけた3つの洞窟はこんな順番で調査してみようかな?と検討をつけてみました。ドラクエ5っぽくいうと「みずのリング」「ほのおのリング」「いのちのリング」って順番ですね。(謎のたとえ)とりあえずブラッディレッドっていうギョロ目のモンスターにデスで半壊させられたパーティーは一旦テレポで幻獣の洞窟を抜け出し、シルフの洞窟を目指すのでした。

再び蔦の世界にやってきて本格的に冒険を開始しました。グハッ!おっとダメージ床をまた踏みしめてしまいました。ついにレビテトの出番ですね。この呪文はパーティーを浮遊状態にしてくれるものらしく、かかると翼のマークのアイコンがステータスにつくようです。それで床の状態を無視して移動ができると。芸が細かいなと思ったのが戦闘中も浮いているのでフヨフヨと体が揺れ続けているところですね。床との摩擦がゼロになるので静止が難しそうですが、ゴチャゴチャと蔦が地を這う地形なのでうまいこと慣性を殺せるんでしょう。問題があるとすれば跳躍自慢のカインさんですかね。地面を蹴ってうまく飛び上がれなそうですが、そのジャンプ芸やいかに?重力に反発するような力が発生しているはずなので、それを支えに蹴りだしはできそうだけど、足元が地面じゃなく空気なので下向きの力がすぐに分散しちゃいそう。

B1FからB2Fに移動しました。グハッ!ん?レビテトの効果が切れてる!?どうも階層をまたぐと呪文の効果がなくなっちゃうようです。なんだろう、B1Fの水準でかけたレビテトだとB2Fでは浮遊する高さが合わなくて一回効果をオフってるんでしょうか?とりあえず不便ですが仕方ありませんね。(そしてこの後も階を移動する度に一回ダメージ床でグハッ!ってなるのでした。)

モルボルっていうそこそこ強い消化液を吐いてくる人食い植物がいまして、消化液をひっかぶると時間に応じて体力が減っていくようです。こういう状態をスリップと呼んでいるみたいなんですが、どうもFF5からの名称らしいです。黒魔法・バイオにもこの効果がつくそうです。ジワジワHPの数値が変動していくのはMOTHERを思い出します。またこいつは「くさいいき」という嫌な名前の技も使ってきていろんな状態異常を重ねて食らわせてきます。これを戦闘が終わるたびにエスナで一人ずつ治療していくのが地味に面倒ですね。回復役の白魔法を沈黙で防がれてしまうとこれまた面倒で、万能薬の在庫管理をちゃんとする必要がありそうです。

さらに面倒くさい奴にトーディウィッチ(とトーディトードの群れ)がいまして「ゲコゲコお鳴き!」と配下のカエルにトードを一斉放射させてきます。これでセシルサイドはカラフルなカエルの集団に変身して無力化されちゃうんですよね。最初のうちはおとめのキッスやらトードやらで変身を解いて対抗してたんですが、なんかそれも面倒になってきて、好きなだけゲコゲコ鳴いてもらうことにしたら、カエル状態の仲間にもトードを重ね掛けしてくれるので結果的に人間の姿に戻れちゃったりするんですねー。人間時だけ頑張ってもらって残りのカエルは応援だケロ!

ちなみに新入り・エッジは紫っぽいカエルちゃんでした。青カイン・緑リディア・黄セシル・桃ローザ・紫エッジと戦隊ものを思わせる配色です。しかし、ここはやはりリーダー色・レッドも欲しいかな。赤かぁ・・・ヤンってカエルになったら何色だったんだろう・・・。(しんみり)

シルフの洞窟はちょっと入り組んでいて上下階を行ったり来たりする構造になっています。そして、その辺の地面に無造作にセーブポイントが置かれたりしてます。ここで一旦休憩です。もちろん、この手前のダメージ床でグハッとやられております。