「よっしゃ、行こうぜ!ゴルベーザをブッ倒しにな!」と世界平和に目覚めたエッジはバブイルの塔の中で最終決戦でも始まらんばかりの勢いですが、肩をすくめたリディアに、今はクリスタル奪還ミッション中であることを指摘されるのでした。リディアもついにツッコミ側にポジションを定めに来てますね。そしてエッジはにちょっと考え足らずなところが弟分みたいで、いいコンビの予感です。そういえば初めてエッジにあった時もゴチャゴチャ言ってるエッジに「いい加減にして!」とブチ切れたのはリディアでしたね。もうあの時に二人の関係は決まっていたのかもしれません。あぁ、なんかパロムとポロムの姉弟ドツキ漫才を思い出してちょっとしんみりした気持ちになってしまいました。早く石化を解いてあげたい!
さて、バブイルの塔のクリスタルルームに入るとついに7つのクリスタルがお出迎えです。光のクリスタルは4色、闇のクリスタルは単色で3つなんですね。これを取り返せばゴルベーザの計画は白紙に戻せそうですよね。あっちは四天王ももういないわけだし、こちらも飛空艇を一機持っている分、そこまで戦況は悪くないんじゃないかな。クリスタルがないことには月の兵器とやらも発動できないでしょうし、後はゴルベーザの所在を割り出して、王手をかけるって感じでしょうか?まぁ、どんなからめ手でこちらのクリスタルを奪いに来るかわかりません。特に緩いセシルあたりから「しまった。クリスタルを奪われた!」って言わせちゃう展開に要注意です。
あっ!違った!ゴルベーザに対して優位に立てないパターンか!?クリスタル手前に仕掛けられた落とし穴にまんまとはまってしまいました!しかも5人全員で!このパーティーは仲良しすぎて、罠にかかるときもみんな一緒なんです。カインぐらいは一歩引いたところにいてほしかった・・・。竜騎士なんだから落とし穴はジャンプで回避してよ!とにかく目の前にぶら下げられたクリスタルを餌に古典的な罠にかかってしまいました。これ、あのルビカンテが仕掛けてるところを想像すると笑っちゃうんですが、バブイルの塔の設計段階から用意されてたんですかね?他のクリスタルルームとは違って、あのクリスタルルームは8個クリスタルを揃える特別なb所なので警備も厳重であると考えて然るべきでしょう。エッジのノリでうかつに近寄ったこっちの失策か・・・。忍者屋敷とかこういうギミック好きそうですが、エッジの忍者スキルでは罠を探知することもできないのでした。
落ちた先はバブイルの塔の地底側だそうです。「いってー・・・!」と呑気そうなエッジ。B5FからB6Fに落ちたっぽいのでワンフロア分の高さ、目測で10数メートルくらい落っこちた感じでしょうか?普通に骨が折れるくらいの衝撃がありそうですが、まあ、魔法やら体術で被害は軽減されてそうです。こういう場合・・・目指すべきはどっちでしょう?落ちた穴までアクセスできればすぐにクリスタルに届くはずなんですが・・・やはり戻るのは無理と判断して、地下部から一度脱出を試みるようです。
しかし、下に降りて行って見つかったのは、敵の新型飛空艇のドックでした。エッジはここの飛空艇を奪って脱出しようと提案しますが、敵の罠に慎重になっているリディアは躊躇します。エッジはついさっき落とし穴に落ちたことも忘れてそうですし、ここでもよきストッパーになってくれてます。成長したね、リディア。(親目線)しかしここはエッジの言う通り「いーんだよ!オレたちが使った方が こいつにとってもな!」が正解な気がします。この時代は飛空艇一機の価値が非常に高いですからね。王国一個余裕で攻め滅ぼしますよね、ギルバート。しかもシドの改良エンタープライズにも追いついた新型船です。これを奪ってしまえば、ゴルベーザの力はかなり削がれ・・・あっ、でもこの船・・・シドがアガルト付近の火口を塞いじゃったから、現段階で地上に運び出せないのか・・・。まあ、あって悪いものでもないし、パクッてしまいましょう。
エッジはすっかりこの船を気に入ってしまったようでファルコンなんて名前までつけちゃいましたよ。速いしハヤブサのイメージは悪くないですね。(ネバーエンディング・ストーリーとかシティーハンターが頭をよぎりますが)調子よく操舵輪を握るエッジに「まったく!」とあきれ顔のリディアです。うん、もうここしばらくストーリーを回転させているのはエッジとリディアなんですよね。主役食われてますよ、セシル。この辺で一発バシッと決めておかないと、若い二人に話題が移っていって世代交代が成就しちゃいます。内省的で口数も少ない悩めるセシルはゴルベーザとの因縁がもう少しはっきりするまでは注目が集まりにくいかな?
というわけで、いったんドワーフ城に戻ってきました。ファルコン号でも溶岩の上は飛べないみたいで不便ですね。さて、地上に出る方法をドワーフに相談してみましょうかね。