国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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開発室での戦い

ドワーフ城の散策は続きます。再び画面右手の区画へ戻り、B1Fを調べるとツボからいっぱいギサールの野菜がでてきました。ということは・・・「たくさん楽しませてくれる素晴らしいお方が現れるー」ってことなんでしょう。ドワーフ界ではでぶチョコボなんて呼び方は不敬に当たるようで神の鳥と呼んで然るべきそうです。ドラクエでいうところのラーミアレベルですよ。レティス様です。娯楽に飢え、カルコブリーナ程度の人形を姫様がありがたがる国なので、多様な芸を持つでぶチョコボなんて神レベルの面白さなんですね。モンスター図鑑あり、イベントシアターあり、ジュークボックスありと学問から芸能までこなす黄色い鳥、それがでぶチョコボなのです。せっかくだからさっきの野菜で呼び出してみました。でも、地上からきた我々にはただのでぶキャラにしかみえず、初めて会った時のインパクトももう薄れ何の感動もありませんでした。今回は黒チョコボに軍配があがるかな~。

右の塔を2Fまで上がってきました。左の時のようにツボが雑然と並ぶ部屋です。例によってバッカスの酒がみつかりました。3Fもやはり壁で仕切られた小部屋ばかりです。素直に壁の切れ間を探して小部屋間を移動すると宝箱にアクセスできました。では、同じ要領で左の塔3Fの宝箱を全部開けようとするとそう簡単ではないのですね。壁の切れ間の中間で壁の中に入るように移動できることに気づかないと宝箱を全部開けられないんですね。FFはみえない通路が好きすぎて、油断すると大事な何かを見逃しそうです。このギミック3D化に向いてない気もするんですよね。2Dではなかった左右の壁の側面の描画があるのとマッチしないのかなぁ。「くろおびどうぎ」が出てきたのでこれはヤンに着せました。

次は武器屋と防具屋の間に扉があることに気が付いたのでそこに入りました。パブ「ラリホー!」は戦争中でお客さんが少ないですね。っていうかお酒を嗜まれるのですね、ドワーフさんたちも。一人「戦より酒が大事」なドワーフがいて、踊りだしてくれました。

いつもの踊り子さんのようにくるくる回って、ちょっと跳ねる感じのダンスで腰をクイッと入れるポーズはなさそうでした。踊った直後にうげーと吐き、酔いが回って「これがほんとの、よっぱラリー」だそうです。・・・本当とは?店には店主もおらず、奥の机になんか赤い服のウサギがみえたんですが、先に隠し通路を見つけてしまったので、そっちを進んでみましょう。

行った先には開発室がありました。あぁ、このノリ存じております。クロノトリガーでもありましたもの。適当なグラフィックに扮した開発スタッフが自由に楽屋裏トークする感じのアレですね。まず入り口にいたのは、「りんり てらだ」さん。私はFFマニアではないのでどなたか存じ上げないのですが、きっと倫理に秀でたスタッフさんなのでしょう。ここに来るまでに人の家の宝箱を開けたかどうか尋ねられたので、正直に回答したところ「どろぼうは犯罪!せいばいします!」と得意の倫理を振りかざしてきました。その結果、一同はみなトードをかけられたカエル状態に!とそれも束の間、冗談だよって解除してくれました。これが倫理寺田ジョークです!まぁ、ゲームの中で人の家のタンスを開けたりツボを割ったりするのが常態化し、さんざんネタにされましたよね。ゲームの中でもイジリ出されてドラクエ4はガーデンブルグ投獄事件にまで至りましたもんね。当時の倫理感「窃盗は勿論ダメ!でもゲームの中のプライズはわかるよね!」っていうのを倫理寺田風に表現されたのでしょう。FFはリアルグラフィック路線に舵を切ったので、この基準が後々難しいことに発展していくのでしょうけど。ちなみに他人の宝箱開けてないよっていうと「すごい!もしかして、しばりプレイマニアなの?」って驚かれます。FFもやっぱりタイムアタックや低レベルクリアが盛んに行われたんでしょうね。ドラクエ11がしばりプレイをシステムに組み込んだ時には、そんなに需要があるのかと驚いたものです。

次は当たり屋ヨネジです。突然ぶつかってきて「おうおうおうおう!どこに目ーつけてんだよ!」と治療費請求の因縁テンプレをまくしたててきました。支払いを拒否すると片腕でもやってやんよ、と元気にバトルが始まりました。こちらの攻撃はすべからく当たるので、相手のHPを削り続けると「・・・今なら引き分けにしてやってもいいぜ?」なんてちびっこ大好きな展開になってきました。「ちょっと待って」「待てって言ってんじゃん!」「マジ引くわー、卑怯じゃね?俺片腕しか使えないんだよ?」「ごめんごめんごめん、もういいから、治療費いいから、止めよ!」「おかーちゃーーん」・・・こうしてヨネジは姿を消しました。

いつもの踊り子の人は進行管理のりえぞうさんです。「と・こ・ろ・で、アタシ、きれい?」と口裂け女っぽいセリフ・・・これは「いいえ」を選べというフリですね。「ひどいわね。力ずくでも、きれいと言ってもらうわよ!」とりえぞうは下半身が蜘蛛の姿に変身です。まず「じしん」による地割れ攻撃でこちらの被害は甚大です。2発目の地震でジャンプ中のカインとセシル以外倒され、3撃目でセシルも・・・りえぞうによる蹂躙・・・四天王より強い進行管理は気分を良くして「スシでも食べにいこうっと」って言ってました。多分、りえぞうを倒すにはプログラマやグラフィッカの制作を遅らせたり、ディレクターが強いこだわりを主張しだしたりして、胃に穴を開けるしかないでしょう。

長くなりそうなので、残りは箇条書きで紹介しましょう。

  • 雑用ニイヤマ
  • オリジナルスタッフを紹介する本棚(ということは開発室スタッフは3D版スタッフか)
  • グラフィッカーくにさん
  • きぐるみカッチー(辛みそ肉まん好き)
  • 突然襲ってくるロボなかはら
  • 音楽自慢ノダ
  • 音を鳴らす白魔・ヒカル
  • 効果音ウサギ・マコト(効果音1130)
  • コンビニめし・オバケヤシキ
  • 宣伝でぶチョコボ・ソースイ
  • カエルデザイナー・マモル
  • 悩める白チョコボ・コグレアニ
  • エッチな本入り本棚
  • スマホ版プロデューサー・ふじも(スカルミリョーネ、えぐいバトルあり)
  • 太りたいノダ(チョコボ、逃げて!)
  • 思い出せないわんちん(ぽー・・・ち・・・)
  • プランナー・むー(ミニマム酔っ払い)

全員倒したら実績が解除されて仮眠室ででカントアイテム「こうれつぎり」ももらえました。ついでに開発スタッフ相手にリディアの召喚の試し撃ちをしましたよ。ムービーが付いている攻撃は派手ですね。ミスト周辺の地形を変えてしまったタイタンの大地の怒りも撃ち放題なんですね。これが直撃してしなない敵とか想像がつきません。ウルトラマンレベルの攻撃力です!

さて、最後はパブ「ラリホー」の隅っこでヤケ酒をかっくらうプディングウェイさんです。前回、セシルの用意したプリンを意中の人に渡しにいったら、他の男の影があり、世の中がどうでもよくなったそうです。「がんばるだけ無駄でした・・・。」子供向けのゲームのセリフじゃないですね。一見かわいげのあるウサギが女におぼれ、自分を見失い、悲嘆にくれる姿を描き出す大人向けのコンテンツだったのです。名前も「無気力 サミングウェイ」に代わり再び席に戻ってただひたすらに飲酒で気を紛らわすのでした・・・サミングて!?親指でリコーダーを押さえる方じゃなくて、指で目つぶしする格闘技で反則を取られる行為じゃないでしょうね?話を切られたので、再度無気力さんに話しかけると、「私なんてほっといてください!」とキレられてバトルです。

いやさっきさんざん開発室でバトってきたんすよ・・・と思ったらセシルの一撃ですぐ決着がつきました。獲得ギルは1ギル
!ここでサミングウェイが我に返り、「諦めたら試合終了ですよね・・・」ってスラムダンクの名言を挟んできました。これででカントアイテム「サミング」をもらいました。

この後、外に出て歩き回ったり戦ってみたりしたんですが、特に何もなさそうでしたので、次回バブイルの塔にいこうと思います。外のエンタープライズ号は破損したまま放置されているので、シドは徒歩で地上に戻ったみたいですね?解せないですけど。