国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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幻界育成

リディアと名乗る緑髪の女性の助勢でゴルベーザを退けたセシルたちですが、我々の知るリディアは幼女のリディアです。ローザはリディアをあのリディアとしてすぐに受け入れたようですが、少なくともJK(女子高生)くらいにはクラスアップが済んでいるようにみえて、男性陣は戸惑いを隠せません。

カイン:母を殺され逆上した子供に召喚獣で殺されかけた印象
セシル:カインもろとも殺されかけるも、その後落ち着いた子供との旅路を経て、保護対象でありながら友情も育む仲
ヤン:泳ぎ下手なのに助けに海に飛び込んだ稚児の印象

リディアが言うにはリヴァイアサンに飲み込まれたまま幻界に連れていかれたんだそうです。幻界は召喚獣(幻獣)たちの暮らす世界でしたよね。ミストドラゴンなんかもそこが生息域なはずです。なぜかリヴァイアサンに消化されずに済んだリディアはその世界で幻獣とお友達になって一緒に過ごしてたらしいんですね。ってことは人間が生活できるレベルのインフラが幻界には築かれてそうですね。多分、ミストの村の召喚士連中があちらとこちらを行き来して準備してたんでしょう。職業上のパートナーたる幻獣とはお世話したりされたりいろいろありそう。

そこで暮らす中で白魔法を忘れ、黒魔法と召喚魔法にステータス全振りした感じになったのは、回復呪文が要らない程度に平和な世界だったのかもしれません。だとすれば、セシルの当初の目標の一つ「リディアを安全なところで大人になるまで責任もって育てる」は達成されたと考えても差し支えないかもしれません。そもそも、あのリヴァイアサン襲来も亡くなったリディアママが自分の身に何かあった時のために、事前に召喚獣たちにリディアのことを守ってもらう約束をしていた、そんな気すらしてきました。あの巨大な幻獣がリディアだけ連れて幻界に戻っていくというのも変な話ですもんね。リディアママのからの密命があったとしたら腑に落ちます。ただ、そのおかげでセシルは漂流し、ヤンは記憶をなくし、ギルバートは重傷で戦線離脱となりましたが・・・。幻獣たちにとっては「そんなんしらんけど」でしょうね。

それで一番のポイントは幻界はここより時間の進行が速いってことなんですね。こちらで流れた数か月が、あちらでは10年くらい経過してそうです。10年・・・あちらに幻獣以外に人間が存在したのかわかりませんが、生きる術は身に着いたみたいです。もともとハキハキしゃべる子でしたし、頭もよかったし、思春期を幻獣とだけ過ごしたとしても案外問題ないのかも。そういえば幻獣の中には言語能力があるやつもたくさんいそうですよね。逆に余計な知識を吹き込まれてないか心配になってきました。

カイン「セシル、彼女は?」

ここで竜騎士さんから衝撃の発言が!カイン、リディアに気が付いてすらいなかった!そしてヤンも今さら「これは驚いた・・・。」発言。・・・セシルとローザの中でだけの疑似愛娘だったのかな・・・。これはあとでギルバートを試してやらないとだな。セシルがリディアママへの悔恨の十字架を背負っている件については「言わないで!」と一蹴されました。そんなことより「もっと大きな運命」が今取り組むべきことだと幻界の女王様が言ってるんだそうです。・・・幻界も王政なんだ。幻獣女王的な人(人?)も今後出てくるんでしょうか?とにかく召喚士・リディアがパーティーインです!

クリスタルも無事だったということで、一同はゴルベーザの死体を放置してドワーフのジオット王の元に戻ろうとします。リディアが入ってきたってことは、クリスタルルームのドアももう開いているんでしょう。ドワーフは参戦しにこなかったけど。しかし、死してなお恐ろしいのかゴルベーザは「私は・・・死なん!」と突然蘇生しました。っていうか狸寝入りしていたのかもしれません。これはセシルたちの詰めが甘かったですよね。とどめはしっかり刺す、というのは戦国時代の鉄則です。学校の試験でも見直しはしっかりせよとあれほど言ったのに!起き上がったゴルベーザは7つ目のクリスタルをもって、姿を消してしまいます。あいつそもそもテレポーテーションの使い手じゃないですか。8つ目の場所も割れたら、同じようにワープして盗人行為に及ぶんですかね?私の中では今回はルカのところに潜入捜査中だったカルコブリーナがマーカー的なものを持っていて、それを目安にテレポートできた、という説があるんですが、どうでしょうかね?さすがにどこでも自由に現れられるっていう能力はチートが過ぎますよね。ノブの能力・4次元マンション(ハイドアンドシーク)も便利すぎたので禿げたともっぱらの噂です。最終的に今回も敵は目標を達成してしまい、何度目かの「しまった」をしてしまうセシル。この子は学習しないなぁ。「しまった」でミストを焼き、「しまった」でパロムとポロムを石にしちゃって、油断ばかりが印象に残ってしまいます。

ジオット王に顛末を話すと、最後のクリスタルの死守作戦が始まります。また単刀直入に8つ目のクリスタルの場所を王様に聞いてしまうセシル。さっきもそれで7つ目の場所をカルコブリーナに聞かれてしまったばかりなんですけどね。とりあえず南西の封印の洞窟が次の舞台となりそうです。なんかもうゴルベーザがそこに向かってるらしいですが、封印を解くカギがないと洞窟には入れないそうです。ゴルベーザとドワーフの情報戦が垣間見えますね。お互いの状況を結構詳しく把握してますね。

ここでジオット王が一計を案じてきました。封印の洞窟にゴルベーザがかかりきりになっている今、手薄になったバブイルの塔から7つのクリスタルを奪還できないか、というのが王の提案です。7つ目を渡してしまった罪悪感からこれを断れないセシルですが、カインやヤンは敵の本拠地に突っ込まされることに不信感を露わにします。戦車隊で気を引いているうちに、ということですが、この鉄砲玉の役、勝算はあるんでしょうか?みんなでしばし相談タイムです。まぁ、セシルが中心なんで初めから結論は出てるようなもんですがね。「やってみます。」です。この城の地下に抜け道の入り口があって隠密行動がとれそうです。あとでカントアイテム「ひきつける」ももらいました・・・。ひきつけるってことは王様・・・実際のところ・・・囮役をやれって本音がでちゃってますよ。戦車隊が囮なのか、バブイルの塔に向かうセシルが囮なのか・・・戦局に応じて、王は非情な判断も行いそうで怖いです。