国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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ぐぺぺぺぺー

高熱病から復帰したローザは、セシルのパーティーに気が付きます。セシルによる紹介で、ミストの召喚少女・リディアと女たらしの詩人王族・ギルバートと挨拶を交わしました。独身女目線として、どうやらセシルに悪い虫はついてなさそうでホッとしました。ギルバートなんかパッと見女子らしいので、一瞬ギクッてなったかもしれません。まさかこんな女の子に手を出さないよね、セシル。でも、二人とも詳しい素性まではわからないので、むこうからセシルには矢印が出てるかもしれません。油断せずいきたいローザさんでした。

さて、ローザの話では、ダムシアンの次はファブールだろうとの予想でした。地理的に近いんでしょうね。勢いで短期で怒涛の攻めをみせるバロンですから、こんなところでゆっくりしているわけには・・・うっ。ローザがまだ本調子ではなさそうです。セシルはローザをここに置いて、3人でのファブール行きを提案します。だとしても、ファブールまでの要衝・ホブスの山は厚い氷で閉ざされて通行が困難という話です。

ローザ「あなた、ファイアは使える?」
リディア「!!!ううん、使えない・・・。」

ローザはリディアから何か感じ取った模様です。召喚士が初歩のファイアを使えないわけがないという考えだそうですね。彼女も白とはいえ魔法の研究室の所属ですから、その辺はさすがに詳しい。魔法屋で買って覚えるものだと思っていた私なんかとは違います。ツカツカと詰め寄って、リディアを見据えるも、またしても咳き込んじゃうローザ。

「やはり君は待っていなきゃダメだ!」と言うセシルの口を遮って、自分は大丈夫で、白魔道士は使えるよとアピールするローザ。そこに女心を知ってる風のギルバートが「ローザは君と一緒にいたいんだよ」とストレートに口にします。(いいぞ!もっと言って!)と内心ローザは思ってそう。女心に鈍いセシルには直接的なアクションがないと通じなそうですが、あんまり明け透けなのもね~、女としてはね~。少し見つめ合って、セシルはローザの合流を認めました。翌朝までゆっくり休むのが条件ですよ。

こうして白魔道士・ローザがパーティーインです。明日に備えてみんな今晩は老夫婦の家にご厄介になることにしたみたいです。この老夫婦、ローザの復帰を喜んでくれたり、また困ったときは寄ってくれと最後までいい人たちだったんですよね。カイポはダムシアン領の村で、セシルとローザなんて、国を損壊させたバロンの人間なのに、そういうことは一切口にしないんですよ。うわごとでセシルの名前を連呼するローザを見て、心を打たれたんでしょうかね。ダムシアン王族にはツテがあるので、カイポのこともよく言っておきましょう。さて、そのダムシアン王子・ギルバート・・・もしかしたら王位は自動的に継承されて王様にクラスアップしてるかも・・・ですが、夜中に老夫妻の家を抜け出し、川に向かって物思いにふけっています。アンナのこと・・・ですよね。彼女を思って竪琴をかき鳴らして、鎮魂のためか、はたまた自分の衝動を発散させているのか。

でも、夜の一人歩きはおそろしい。全身黒づくめの男に襲われます。カイポの夜の治安やべー。そして突然のバトル開始です。相手はサハギン一体ですね。まぁ、バトルではあんまり期待されていないギルバートですが、サハギンなら勝てるかな?

でも、そこにアンナの姿が浮かんでくるんですね~。「勇気を出すのよ!」「あなたは、あなたが思うほど弱くないわ。自分を信じるのよ!」そういうとアンナの姿はまたどこかへ消えていきました。ギルバートの中で何か火が付いたみたいです。一国の王子としては女の子みたいな容姿や声、力の弱さがコンプレックスになってたんですかね。アンナに命をかばわれて、テラには認められず、リディアには弱虫扱いをされ・・・自分を変えたいという欲求が実は育っていたのかも。私もちょっとこいつを見直す時なのかもしれません。ボロボロになったとはいえ、王国は王家の血を守る組織です。いつかバロンに牙をむくタイミングになったら、ギルバートをトップに置いて兵も民もまとめていかなくてはなりません。なにか覚悟のようなものをアンナの姿形を通して心に決めたんではないでしょうか?その後の攻撃は会心のものでした。

サハギン「うっ・・・ぐぺぺぺぺーっ!」

すごい断末魔とともにサハギンは成敗されました。これはFF2こうていの「ウボァー」ぶりの記憶に残る断末魔ですね。エラ呼吸か肺呼吸かわかりませんが、口をパクパクさせて破裂音が連続して出てきちゃってますね。サハギンはFF1にはもういたっけな。今後も目をかけていた方がいいかな?

戦いが終わり、アンナの姿が再び現れます。彼女はもう大きな魂と一緒になるためいかねばならないそうです。慰留したいギルバートですが、彼女はもうあちら側の人。グレートスピリッツの中で魂が複雑な状態になっちゃうのかな?(ハオ様に頼もう)彼女の最後の言葉は

  • ゴルベーザにクリスタルを渡しちゃダメ
  • 勇気を出せ
  • 私にしてくれたように、みんなを愛して

です。これでよりセシルへの協力も積極的になってくれそうだし、王としても貫禄がでるかもです。ギルバートのキーワードは「勇気」でダイの大冒険で言えばポップです。これは将来化けるぞ!テラに指示してメドローアを習得してほしい!ゴルベーザにもぐぺぺぺぺーさせちゃうのです。そして消えゆくアンナの姿が大きい方の月に重なっていたのが何かを象徴してそうでした。これは月面あるぞ!