国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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闇の王と獣人

真のオープニングFF11を始めようとしたものの、インストール作業と始める前の諸手続きに追われて、前回やっとオンラインマニュアルや開発ルームの日誌コンテンツに辿り着いたところですが、今回からやっとゲームの中に突入できそうです。前回のメニュー画面とはまた異なる真のオープニングメニューがでてきたので一安心しましたよ。やっぱりお決まりのメニューは「冒険の書を作る」「冒険の書を消す」「冒険をする」「オプション」ですからね。同様の内容のメニュー画面が出てきたので、もちろんセーブデータの新規作成からスタートです。

やっぱりクリスタルしょっぱなから、命名画面に入るのかと思いきや、オープニングムービーが再生され始めました。そして、やっぱり出だしはクリスタルがキラキラ光るところでした。「すべての起こりは「石だったのだ」と。」ってな感じで、プレイ中のFF3でも同じような光景を目にしましたが、このあと主人公となる少年が地震の衝撃によって発生した地割れに落ち込んでゴブリンと闘うはめになるという展開にはならなそうです。
とにかくクリスタルってやつはFFの世界ではやたらと権威的な象徴なんですね。とりあえず、クリスタルをだしておけば間が持つという、説得力あふれるアイテムなようです。ただ、あまりクリスタル頼りでは、その輝きも薄れてしまうでしょうから、クリエーター的には伝家の宝刀というところでしょうか。FF11ではドバッとオープニングから前面に出してきましたので、クリスタルとストーリーとの関連性にはよくよく注目していかなければならないでしょう。

やっぱDSとは絵が違うそれにしても、パソコンでプレイしていると、やっぱりDSとは3DCGムービーの見栄えが断然違ってきますね。クリスタルさんの織りなす微妙な光線の屈折具合とか、細部に断然説得力がうまれてきます。水晶は単なる鉱物なので、実際にはこんな暗闇でキラキラ光ることはないと思うのですが、そこはクリスタルの神秘的な力でキラキラを保っているのでしょう。この自家発光エネルギーがおそらく、FFの世界の不思議な現象を全てまかなっているのです。もうクリスタルを手にしたものは世界を制するといっても過言ではないという話です。FF1のカオス4体を何百年も養ってきた実績があります。そんなクリスタルパワーを悪用しようという奴が現れて、主人公たちの勢力に倒されていくというあらすじが想像されます。

かわいらしい少年クリスタルの栄光をまぶしがるかのように、かわいらしい男の子が登場しました。いや、顔がきれいだけど、多分男の子だと推測されます。やっぱ主人公の登場だろうし。ん?いや、マルチプレーヤーのゲームにそんな主人公いるわけないか。みんながみんな同じ顔をしていたら気持ち悪いですからね。じゃあ、この子は誰なのでしょう。ただの村民にしては、顔の造形に気合いが入りすぎている気がします。

闇の王、獣人の軍団そんな男の子たちの元に、闇の王獣人という手下を従えて挙兵してきた模様です。男の子はその外見から種族はヒューム男子と想像されます。じゃあ、闇の王はどんなやつなんでしょう。褐色肌から闇の王と呼ばれているのならエルヴァーンあたりでしょうか。それとも、もっとガッチリした体躯のガルカあたりでしょうか。とにかく獣人が猫耳族ことミスラであるのはガチってことでいいでしょうか。半獣半人という意味での獣人ならば、間違いなく猫耳尻尾族のミスラは獣人でしょう。ガルカあたりもかなり獣っぽい出で立ちだと思いますが、どの勢力にどの種族が加担しているのか、まだよくわかりません。とにかく、ヒュームが襲われそうになっているので、ヒュームに感情移入してしまうのは避けられません。

どこかの都市と思っていたら、何だか闇の王への対抗勢力の軍勢の中にエルヴァーンもガルカもミスラも発見されました。タルタルだけは身長が足りないのか、カメラに映ってませんでしたけどね。どうやら、バストゥーク、サンドリア、ウィンダス、ジュノの4国は、フリーザ・・・もとい闇の王という共通の大敵を前に結束して臨む姿勢らしいです。ん?ジュノってなんだ?ジュノ大公国と呼ばれているところをみると、どこかの大公の私領地なんでしょうか。王様よりは身分的には下にあたる大公なので、兄貴分の王国があるってことなのかもしれません。ちなみに他の国の政治形態はどうなっているのでしょう。

サンドリア王国→王政
バストゥーク共和国→共和政
ウィンダス連邦→連邦政

サンドリアには王様がいて、バストゥークは大統領でもいるのでしょう。そして、ウィンダスにはタルタルとミスラが共生しているらしいので、コンプレックスな政治形態になっている模様です。各国ともいろいろな政略はあると思いますが、とりあえず闇の王が襲ってきたので協力して対策にあたることになったというのが、このオープニングの内容ということのようです。

じゃあ、獣人ってなんだろう

戦う人戦場となったどこかのお城に、巨大な火の玉が落ちてきて、それを合図に合戦が開始されました。全身甲冑に包まれたヒュームが落壁の巻き上げる煙の中でたじろいでいる隙をついて、敵対勢力である獣人が侵入してきます。銀の円盾をつけているこの人たちは、おそらくヒュームです。エルヴァーンなら耳が邪魔であの兜はかぶれないというのが私の予想です。

獣人?の猛攻そして、ついに獣人の姿がはっきりしました。オークっぽい何かです。なるほど、獣人というのは要するに、FFシリーズでいうところのモンスターのことですね。モンスターはモンスターなりに徒党を組んで、闇の王のもと人間の領土を侵食しようとしているのでした。ここでいう人間にはヒューム以外の4つの種族も含まれています。話し合いができる間柄かどうかが、人間と獣人の境目であるという感じでしょう。いくら猫耳が生えていようとミスラはこっち側の人間です。
ゴブリンとかオークに獣人という別称を与えるのは、やっぱり戦争しやすくするためなんでしょうかね。種族とか関係なく、敵を獣人と一括りにして、殺しても刑に問われないという線引きがどうしても必要になるのでした。あと今時のゲームやアニメは審査機構がしっかりしてきたため、人間が人間を殺すという描写に非常にネガティブだなんて話も聞きます。獣人、すなわちモンスターなら、例え駆逐しても、民家を襲う熊を射殺したくらいの話でおさまるということなんでしょう。

タルタル魔法戦闘シーンを見る限り、ヒュームは武装して戦い、エルヴァーンは弓矢による中距離射撃攻撃に優れ、ガルカは腕力でオークをねじ伏せてくれていました。そして、最後方からはタルタルが魔法による援護射撃をしてくれているようです。なるほど、こういった異なる長所を組み合わせると攻撃力に相乗効果が生まれるようですね。スラムダンクの後半をみているような胸のすく連携プレーです。パーティーを組む時には、やはりバランスのとれた構成が望ましそうですね。お薦めは「戦士、勇者、僧侶、魔法使い」です。
エルヴァーン男子が弓をひくシーンをみていたら映画の「ロード・オブ・ザ・リング」が思い出されました。あれ、最終章だけまだみていないんだよなぁ・・・でも、もう内容忘れたな。「デブのホビット」というフレーズだけはすぐ思い出されるんだけども。