国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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UFOキャッチャーのアームの性能

無事にエギルのたいまつをゲットしたフリオニール一行はあしでまといのゴードン王子の目を覚まして、太陽の炎を目指します。面倒くさいのでテレポで城の外へ行き、あらためてカシュオーン城1Fの広間に入ります。そういえば、まだ飛空艇でのお出迎えはきていないようですね。ヒルダ王女が太陽の炎をゲットした頃にむかえにいきますと約束してくれましたが、ちょっと遅れているのかもしれません。何かあったのでしょうか。

たいまつに着火!それではパーティーを代表してフリオニールがエギルのたいまつに太陽の炎を着火します。うーん、気分はオリンピック。次の聖火台に向けて走り出す気満々です。この炎そもそも何のために必要だったかというと、

・大戦艦は要するに飛空艇の親玉みたいなもの
・飛空艇は太陽の炎を動力に動いている
・太陽の炎のコントロールは結構繊細
・大戦艦に太陽の炎を追加投入すれば暴発は避けられない

という筋書きによるものでしたね。ということは次の聖火台は大戦艦のエネルギー炉ということになります。そこにたいまつごと炎を投げ込んでやれば、フィンとパラメキアの戦力差は一気に縮まります。ん?聖火リレーは陸を走ればできますが、飛んでいる大戦艦には一体どうやって近づけばよいのやら。うーん、乗組員の食料補給に降りたところを叩くという感じでしょうか?だったらバフスクあたりを張っておけばいいのだろうか?

迎えに来るはずが!?では、送迎の飛空艇を待って、とりあえずアルテアに戻ってみましょうか。と、カシュオーンの外に出てみると飛空艇がフリオニールを素通りして遠ざかっていってしまいます。うわっ、まだ乗ってないのに。タクシーに乗車拒否をされたような気分になったのも束の間、さらに飛空艇の後方を大戦艦が飛んできます。どうやら、カーチェイスならぬシップチェイスが展開されている模様。小回りのきく小型の飛空艇と爆発的なパワーを持つ大戦艦との世紀の対決がみれます。さぁ、どっちに賭ける?

カーチェイス(飛空艇版)画面は切り替わり上空の模様が特設のエキシビジョンパネルに表示されます。両者一定の距離を保ちながらレースは展開されます。やはり運転者の技術が勝敗をわけるのでしょうか。だとすれば、シドが乗っているであろう飛空艇の方が有利でしょうか。

アームでつかまえるという発想しかし、ここで大戦艦サイドからの妨害工作が始まります。なんと船体の腹部からアームが現れ、飛空艇をつまみあげようとしています。ってか、なんだこれ。飛空艇泥棒?なかなかにスケールの大きい強盗もいたものです。まさか空中でゴミでも拾うかのようにアームで飛空艇を掴もうとするなんて。この設計者はちょっぴり頭が弱かったのかもしれません。いくらなんでも小回りのきく飛空艇に対してこの作戦はいただけません。せめて巨大な網で一網打尽にするとか、大きい体を有効に使った方策がいくらでもあるように思います。
ここでピンときました。このアームの設計に関与していた人物についてです。パラメキアにはフィンから寝返ったボーゲンという男がいたじゃないですか。確か、バフスクでの大戦艦製作指揮にも関与していた人物です。あの器の小さい男であれば、飛空艇を捕まえる方法にこんなちんけなアームを使うことを思いつきそうなものです。
心配するまでもなく、飛空艇はまんまとアームを避けきって画面の端まで逃げ切りました。

チョコボの正しい使い方とはいったものの、飛空艇の安否は気になるところです。ポフトのシドのいた酒場を目指して進んでみましょう。・・・こんなときのために使うのが正しいのでしょう。そう、さんざん煮え湯を飲まされたチョコボではありますが、今は移動手段として立派に使いこなせそうな気がします。面倒くさい雑魚との戦闘を回避しながら、チョコボの背にまたがり、フリオニールたちは飛空艇をおいかけていきます。