先日、「レイトン教授と不思議な町」というNintendo DSのソフトをプレイしました。「頭の体操」の著者・多湖輝が監修をしているゲームです。発売から5ヶ月ぐらい経ってしまいましたが、ずっと気になっていたゲームなんですよね。パズルを解いてストーリーを進めていくという変わったタイプのゲームなんですけど、まさに自分のツボをついてくる構成でしたので、寝食を忘れて2日でクリアしましたよ。やりすぎですよね。開発がレベルファイブなところもドラクエファンとしては見逃せませんよ。私はドラクエ8の開発画面のリークを初めてジャンプで見たときに、本当にこれが動くのだろうかとすごい不思議な感覚に陥ったのですが、見事に動いてましたもの。ドラクエ9にもひそかに期待しているのです。少なくともドラクエモンスターズJOKERは、いくつか操作性の悪さや動作のもたつきが気になる点が見受けられましたが、レベルファイブならきっとDSでもやってくれると根拠もなく信じているのでした。いや、レイトンはDSでもすばらしかったので、信じるに値する材料が一つはありますです。
RPGにも謎とき要素があるものもありますが、よりストーリーに密接した謎になりますので、解く方にも緊張感がみなぎります。さて、前回盗賊・ポールさんの出し抜きによって急遽、セミテの滝のミスリル採鉱責任者と対峙しなくてはならなくなったのです。しかし、ミスリルは国家の覇権に関わる重要な要素です。ミスリルがあるかないかで、戦争の勝敗にも影響があるのですから、守る方もそれは必死なはずです。おそらくものすごい達人がミスリルの守護者として据えられているに違いありません。
彼の名は「サージェント」。日本語に訳すと「軍曹」なんて呼ばれたりします。こんな話確か前にもありましたよね。そう「キャプテン」相手にフィン王国内で全滅したときでした。確かCaptainは「大尉」ぐらいの階級でした。ってことは「サージェント」(軍曹)は階級的にはいくつか下ってことになりますね。これすなわち、即全滅という惨事は免れそうだってことです。大体、現代日本において「軍曹」っていったら、いの一番に思い浮かぶのが「ケロロ軍曹」なわけですよ。地球を侵略しにきた宇宙人ながら、まったりと日本の日向家に居候している体色が緑色の生命体です。そんなガンプラ大好きな階級程度であれば、フリオニールでも勝利できるかもしれません。むしろ怖いのは夏美殿でありますよ。ゲッゲ~ロ~。
でも、意外と苦戦しました。なかなか死なないし、フリオニールが瀕死状態になりました。そもそもFF2での対ボス戦の戦法がまだ練りきれていないというのが問題かもしれませんね。FF1のときはとりあえずヘイストとストライをかけておけば、バキバキ殴って勝てましたが、FF2もまだ序盤でそんな便利な呪文が出てきてません。そして期待の戦力ミンウ殿が白魔道士だったりして、すんごい攻撃呪文を持っているわけでもないんですね。ホーリー的なのが打てれば、こちらの戦況も好転したかもしれませんが。でも、ひょっとしてミンウ殿が最初から覚えている16の呪文のうちになんかすごい使えるのがあったのかも・・・。とりあえず、ボス戦の対策という宿題を残しながらも、コツコツとダメージを与えてサージェントを破りました。特に印象に残るような敵ではありませんでしたが、ミスリルを任されていたのにこの失態。フリオニールがとどめを刺さずとも、あちらの国で相応の処分が下ることでしょう。ふふっ、パラメキアの動揺は必至です。ちなみにアメリカ陸軍の階級表を眺める限り次のボスは、cadet(士官候補生)かwarrant officer(准尉)あたりなのかもしれません。キャプテンにリベンジできるのはいつの日でしょうか。
で、間違いなくパラメキアはミスリル奪還にくるはずなので、ここセミテの滝の採掘場には、ヒルダ王女に連絡して軍隊を配備してもらわないといけません。そんでその傍ら、ミスリルの採鉱を続けないとこちらの武器は充実しません。その労働力は・・・せっかく解放されたところを申し訳ないけど、サラマンドの住民にやっていただくしかないでしょう。結局、採掘に借り出されるちょっぴり可愛そうな住民達。
とりあえず、サージェントが後に隠し持っていた「ミスリル」を入手したので、これを急いでヒルダ王女の元に持ち帰りましょう。でも、まぁ、一応サラマンドに顔を出して変な顔の男「ヨーゼフ」にも挨拶をしておきましょう。初対面のときは連れない態度でしたが、あれはボーゲン伯爵に脅迫されていたからこそだそうですから、今度あったら打ち解けられると思います。多分。