国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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2000年前のカオス神殿

2000年の時を溯りました?ここは2000年前?あれ、写真を撮ったとき時の扉を通る前と後とどっちを撮ったかわからなくなってしまいました。柱がボロボロに崩れているので、2000年前に溯る直前の画像でしょうか。ここでキャメラマン的には、2000年前の世界をパンしたいとこだったのですが、そんな絵は撮っていなかった模様です。撮った気でいたんだけどなぁ。(ブツブツ)まぁ、気を取り直して、2000年前のカオス神殿を歩き回ってみましょう。

何かありそうで何もないオブジェさすがに2000年の時を溯ると建物がピッカピカです。床も柱も壁もきれいに掃除されています。カオス神殿が2000年前から存在していたことにもびっくりですね。コーネリア王家なんかよりもずっと古い歴史を有していたのですね。2000年前には、本当にカオス信仰的なものが流行っていたかもしれません。この時代にどんな人が生きていたのか非常に興味深いですが、カオス神殿の出口は塞がれているので、外の様子は知ることができませんでした。2000年後の現代から、この世界に飛んできた何物かは何を思ってこの時代に飛んできたのでしょうか?2000年前のカオス信仰を利用して、世界制服をたくらむギガゾンビ(のび太の日本誕生)みたいな時間犯罪者ってことなんでしょうか。だとしたら歴史学に結構長けたヤツという人物像が思い浮かびます。

行き止まりそれにしても、このカオス神殿、2000年後のそれとは大違いで広くて大変です。宝物なんかもチラホラと散らばって見えるのですが、取りに行くのが段々面倒くさくなってきました。面倒くさくても取りにいってしまう性分なんですけどね。そうこうしていると、なんだか怪しげな部屋に辿りつきました。入り口は一つしかなく、宝箱が二つ置いてあるだけなんですが、部屋の中央にはなんだかそれっぽい石碑がおかれています。これは何だか臭いますぜ。ってことでもちろん石碑を調べに・・・

リュートになぜか反応すると突然、ナイト・エフエフがこれまで「だいじなもの」欄にずっとしまいっぱなしだったリュートを取り出して、弾き語りを始めました。いや、実際は「語り」はなかったのですが、あまりに突然のことだったので、青春時代を闘いに明け暮れたナイト・エフエフが、人生に疲れてギターでも爪弾きたくなったのかなみたいな。それでギターがないから代わりに持ってた弦楽器リュートで、加山雄三になりきっちゃったのかなと思いまして。それか尾崎豊あたりを熱唱しだしたとか。記憶を失って、なお闘いの日々を強制される光の戦士な四人組です。時には休息も兼ねて、宴めいたことをしたくなるお年頃なのかもしれません。そしたら、そんなリュートの音に反応して、石碑のあった場所にぽっかりと下に下りるはしごが出現しました。

そもそも、このリュートはコーネリアの王女・セーラがガーランドから救出した際に、プレゼントしてくれたものです。城の兵士の話では、代々コーネリア王女に伝わる国宝級の品物だそうで、そんなものおいそれと受け取るわけにはいかんところなのですが、セーラ姫とはゆくゆくいい関係を気付けることを見越して、お預かりしていたのでした。もらった当時のブログを今、読み返してみたら、やはり王様とセーラ姫に気にいられて有頂天になっている様子がうかがえます。我ながらアホみたいなことを書いているなぁ。
そうそう、コーネリアの兵士か誰かの話に、このリュートが闇の扉とかなんとか、とにかく進行の障壁になりそうなものを突破する鍵になる的な言及がありました。すっかり忘れていた設定ですが、今まさにナイト・エフエフたちをカオス神殿の奥へと導いてくれたんですね。この場所で弾けって言われていたわけではありませんが、ナイト・エフエフたちにしてみれば、もうこの場所しかあるまいっていうテンションだったんでしょうね。リュートを使う日を一番、待ち続けたのは現場の4人なのでした。

神殿を下に下っていくと、少し心配なことが出てきました。こたつの電源切り忘れてないかな、みたいなことなんですが、この場所でもしも瀕死の重傷を負って、宿屋に帰りたいみたいな状況になった場合・・・どこに帰ればいいのでしょうか。2000年前の世界にえいやっと飛び込んできたものの、現代に帰るための経路を確保していませんでした。成り行きできちゃったものの一方通行で、いざ迷ったときに引き返せないというなかなか致命的な状況においやられている気もします。まぁ、体力的にはまだ大丈夫ですが、白魔道士・クロノと黒魔道士・ドラクエの魔法使用量をいくらかセーブした方がいいかもしれません。ナイト・エフエフとシーフ・ロマサガにも低級魔法をいくつか教えてありますが、まぁ、気休め程度にこちらも併用していきましょう。

土のカオス・リッチと再戦そんなおりに、こんなヤツが登場しちゃいましたよ。階段を下りる手前あたりで土のカオス・リッチさんと久しぶりにご対面です。こいつは既に倒したはずっ!と一瞬思いましたが、ここは2000年前なので、この方も死んでいないんですね。しかも2000年前の若いリッチは、現世で戦ったときよりも随分と強くなっているようです。もちろん、こっちも一層強くなっているから心配はないんですが、何が嫌かって、今後の展開としてはマリリス・クラーケン・ティアマットとも再戦しなければならないってことじゃないですか。おそらくは、階を一階下がるごとに次の階段の手前あたりに出現するのでしょう。アトラス・パズズ・ベリアル・ハーゴンといった感じで大ボス・シドーの前に階を昇るごとに強い敵と戦わなきゃならない・・・一緒ですね。ここで、いくらか戦力を消費させて、大ボスに挑ませるという制作再度のいやらしい意図が見え隠れします。演出的には結構好きですけどね。教皇にたどり着く前に紫龍・氷河・瞬の順番で、「ここは俺に任せて先に行けっ!」みたいな少年漫画誌の王道に似たシチュエーションですよね。まぁ、実際にナイト・エフエフだけをラスボスの元に送られても困るんですけどね。そういえば、ゾーマ討伐のときもこんなだったなぁ。バラモスブロス→バラモスゾンビのくだりはちょっと現場の雰囲気が想像されて燃えましたね。どれだけバラモス必死なんだよって。オルテガお父さんのくだりなんかもあいまって、なかなか盛り上がるラストなんですよね。最近のRPGだとラスボス戦の前にちゃんとHP・MP全回復ポイントが用意してあったり、万全な状態でボス戦に望めるような仕掛けが準備されてますが、うまくやらないと、盛り上がったテンションをぶち壊しちゃうかもしれない、繊細な点ですね。

マリリス、やっぱいいなぁまぁ、土のカオス・リッチを撃破すると予想通り、一階ごとに過去のカオスたちがお目見えしましたよ。やっぱり火のカオス・マリリスのデザインはいいなぁ、と改めて思ったりしました。
クラーケンは好きじゃないで、クラーケンは不細工だなぁ、とまた思いました。
なんかさっき倒したばっかりだなステータスを見てもらえるとわかると思いますが、白魔道士・クロノと黒魔道士・ドラクエのMPがボス戦でガンガン減っています。これでラスボスの臨むのはさすがに危険かと思います。風のカオス・ティアマットを倒してしまえば、多分、後はラスボスしか残っていないですよね。ってことでHP・MPを完全回復する道具を使ってみました。その名も「ラストエリクサー」。そもそもエリクサーって何だよって、FFを始める以前からクロノトリガーやキングダムハーツで思ってましたが、先ほど調べたところ、錬金術の生成物で不老不死の効果が得られる霊薬のことだそうです。まぁ、実際は「世界樹の雫+エルフの飲み薬×全員分」という効果なわけで、携帯用宿屋というわけです。・・・あれっ、そういえばFFには「テント」だとか「コテージ」なんていうアイテムもありましたよね。もう最後に使ったのはいつのことだか思い出せませんが、フィールド上でしか使えないという制限があるため、ダメアイテムとして私の脳裏には刻まれていました。うん、敵を倒すとたまにドロップするアイテムだったりしたんですが、持っていても仕方ないんですよね・・・。これ、なんか有効に活用する方法ってあるんでしょうか。効果としてはラストエリクサーに匹敵するものなんですが・・・飛空艇や船といった移動アイテムがあるとフィールド移動が極端に減るんですよね。確かにあの使えない飛空艇(制作・シド)によって何度もフィールド上を長い距離歩かされる機会はたくさんありましたが、かといってテントやコテージが必要なほどの距離でもなかったと思います。このアイテムの意義をFF好きの人に是非とも聞いてみたいところです。

見覚えのある男で、ティアマットを倒した後・・・えぇ~~~~~っ!