前のプレイ日記で今後の道筋を整理したのですが、うっかりと忘れていました。
・水のカオス退治
なんかカオス退治は本筋もいいとこなのに「ロボット」とか「ウネ弟」とか「ルパガミド」とか、インパクトの強い単語が頻発したもので、うっかり忘れていました。オンラクの町に人々がメルモンドほどの悲壮感を漂わせていないというのも、水のカオス忘却に拍車をかけていたのはいうまでもありません。まぁ、オンラクの人は元は人魚に違いありませんから、人間と違って水のカオスともうまくやっているのかもしれません。むしろ、グルだったりしてね。あぁ、尾ひれをピチピチさせる音が響き渡ります。
とりあえず、気になるキーワード「ロボット」を頼りに、目撃者コペの言うとおり町の北の滝の裏の洞窟を目指してみましょう。コペがもし元々人魚で、私をハメるために嘘をついていたと考えるとやはり少し躊躇われますね。そもそもカヌーで川を溯るところまではいいのですが、そのまま滝に突っ込むという暴挙は、いくらなんでも不可能でしょう。カヌーごとバラバラになってしまいますよ。
そこはそれ、滝の裏には何故か抵抗なく船が入れるものなんですね。どんな船でも船体いっぱいに水を入れれば沈むはずなんですが、それよりも早く滝を通り抜けることができれば大丈夫ということなんでしょう。ものすごい腕力を発揮して、ナイト・エフエフたちは滝を無事通過します。今までドラクエでいくつもの滝を裏へ渡ってきた私がついていますから、そのくらいしてもらわないとね。滝の裏にはオチェアーノの剣があるはずです。最強装備にむけてレッツゴー。
どうでもいいんですが、ドラクエのオチェアーノの剣について、前々から一つ疑問を持っていまして、東京ディズニーシーに内設されているホテル・ミラコスタ内のレストランに「オチェーアノ」っていうのがあるんですね。イタリア語で「海」って意味の単語で「OCEANO」と綴るらしいです。かたや「オチェーアノ」、かたや「オチェアーノ」で、発音的にはどっちが正しいのかいつか検証したいと思っていたんですよね。イタリア語のことは専門外なので、スペルからはさっぱり想像もつきません。ちなみにドラクエには「オセアーノン」というモンスターもいますね。プチアーノン2体とプチアーノンを親に持つ大王イカ2体の4体配合で作れるらしいのですが、いまだ実現できていません。最初に捕まえたプチアーノンはもうすっかり別のモンスターの配合に使われてしまいましたね。しかし、彼(彼女?雌雄同体だった)のスキル・水芸で覚えたホイミは今でも何気に役に立ってます。いや、何の話かって、ドラクエモンスターズJOKERのことでした。プレイ時間はFF1のそれを追い越し、3倍近くになりそうです。FF1がちっとも進まないわけです。
滝の裏の洞窟というだけあって、青色っぽい洞窟です。グルグ火山の炎のリングに続いて、水のリングも手に入りそうなシチュエーションであります。断然ビアンカ派なので、ついさっき山奥の村で再開を果たしたかのような妙な気分になります。
さんざんドラクエネタを織り交ぜながらブログを書いてきましたが、ドラクエもFFも似たような展開が多いというのは何故なんでしょうね。結構、気になるところではあります。まず、剣と魔法の時代のストーリーなので、戦記物の古典であるとか、騎士物語あたりを原点にすると、ネタがかぶることになる、というのは想像がつきます。後は、ファミコン用に開発されていた当時の子供の喜びそうなアイディアというのが、共通することもあるのでしょう。でも、自分はFFよりドラクエの方が好きなんですよね。何が違うんでしょう?ジャンプと鳥山明の刷り込みが大きいのかな。周りの友達がやっていたというのも大きいかもしれない。だとするとゲームを評価するにあたって、「シナリオ」っていう要素はおもしろさの何パーセントぐらいの割当を持つのだろうか。そんな単純なものでもないか。
もしも自分がシナリオライターになったとして、ドラクエともFFともかぶらないストーリーラインを練れと言われたら頭を抱えることになると思います。シナリオで勝つには、やっぱりキャラクターを以下に豊かにするかしかないかな。舞台設定とか小道具では、やっぱりストーリーの本質には迫れないと思うのです。
そういった意味で、FF1の主人公4人組のキャラクターは0なわけですね。ジョブが個性を表すぐらいで、基本無口ですから。イベントも基本的に受身です。ドラクエの主人公も同様にしゃべらせないという暗黙のルールがあるという話です。クロノトリガーの主人公は一言だけ確かしゃべったんですよね。
ドラクエは4から自分の操作するキャラクターの台詞ができました。メインの主人公以外はしゃべります。多分、キャラに固定の名前がついたということが大きいのでしょう。自分で名前をつけられるキャラは基本的にしゃべらないですね。その後、ドラクエ7ではパーティーとしゃべるというシステムが付加されました。面倒くさいので、パーティーとは一切会話しない人もいるかと思いますが、私はこのシステムがすごい好きです。隙あらばマリベルに話しかけてました。ドラクエ5のリメイクでは主人公の娘の台詞がものすごくかわいらしくて、我が子のように話しかけました。
何の話だっけか。そうそう、FFも多分徐々にキャラクターに名前がついて、独自のキャラ設定の下、台詞もつくようになるんですよね、確か。しかも、メインの主人公も同様なんですよね。そこは少し不安要素です。感情移入できるかどうか。
まぁ、FF1をクリアしてから言えって話ですけどね。ドラクエにもFFにもかぶらないシナリオというのは、今後の課題としておきましょう。新しいシナリオを求めるあまり、安易に「宇宙」を舞台に・・・なんてやって失敗した例はこれまでたくさんありましたね。やっぱ舞台じゃなくて、キャラクターをね。ニートでヒッキーな勇者とかどうでしょう。まずプレイしたくなくなること請け合いです。
すごい余談が長くなりました。滝の裏の洞窟の印象は「青い」の一言につきますので、特に詳細に説明するところはありません。ダンジョンを考える専門の人もネタ切れでしょう。とにかくサクサクと歩みを進めていくと噂のロボット兵っぽいキャラが宝箱の詰まった部屋にいます。ここでロボットと宝箱、どちらに先にアクセスするかで性格が出ますよね。好奇心旺盛な私はロボから・・・といきたいところなのですが、確実に取れる宝箱から取っておくという鉄則に従って、宝箱を全部開けてからロボに話しかけました。いや、ロボがらみで変にイベントが始まって、宝箱が取れずじまいなんて状況は避けなきゃならないのです。おいしいものは最後に取っておく派とか言わないでください。(当たりです)
ロボは私の登場を孤独に待ち続けていたと、物悲しげに機会音(すなわちカタカナ言葉)で伝えてくれました。何だか、使命を帯びていたこのロボットはワープキューブというアイテムを私に渡すと、活動限界に達し、ガガ、ピーと儚く壊れてしまいました。短い付き合いだったけど、なんだかすごく悲しいよ。ロボに感情移入できるかどうかは、手塚治虫を読んでるかどうかで決まります。(今勝手に考えた)ロボはきっと鋼鉄のボディを持ちながら、決して待つことを厭わないでしょう。好き嫌いとか高度なプログラミングはなされてないものです。でも、使命を終えると同時に壊れるというこのタイミングに人は何かを感じずにはいられますまい。ガガピー(ロボットのこと)よ、ありがとう。このワープキューブとかいうおそらく立方体の物体は大事に使わせてもらうよ。
あぁ、ちょっとクロノトリガーのロボのことを思い出しちゃったな。ロボの生まれたのは、ラヴォスによって破滅を迎えた未来の世界。それでもってラヴォスを倒して、未来を変えてしまうとロボの存在が危うくなるのです。それでも、ラヴォスに立ち向かう勇気。あぁ、ロボ萌えするなぁ。クロノトリガー3Dリメイクとかしないかなぁ。何でも海外で有志がPCゲームとしてリメイクしようとしたらしいですが、スクエニに「ちょっと待て」と止められたらしいですね。YouTubeに開発中のデモムービーが載ってたのでみてみたら、なかなか頑張ってましたよ。(人物はもうちょっと頑張れ!)「Chrono Trigger: Resurrection」で検索すればよいようです。
で、フユウジョウとかティアマットとか謎の言葉を残したロボですよ。浮遊城って普通に考えて天空の城ラピュタ、あるいはマスタードラゴンのおわす城ですよね。城を使えば、きっと飛空艇で降りられなかったところも無理やり着陸できるとかそんな感じになるのでしょう。移動手段に城の一つや二つ欲しいところです。でも、ティアマットって?涙のマット・・・違うな。どこかでみた名前だと思ったら、前にFF1のPSPリメイクの話を教えてもらったときに、ファミ通の記事を掲載していたページにずばり敵の名前として出てました。あれはでっかいドラゴンだったかと思います。ロボのやついろいろ知ってそうじゃないですか。でももう壊れかけのレイディオのごとくガガ、ピーとしか反応しません。聞きたいことはいろいろあるけど、ロボはこの湿気の多そうな青い滝の裏に置いて行くしかありますまい。重いものを運ぶのは嫌なのでっ!それでは次は軽い妖精探しに行きましょう。