今年は暖冬で例年と比べて随分とすごしやすいですが、さすがに夜中に外で何時間も待ちぼうけを食っていると寒いですね。いや、冬の一月にそんなことしている方がどうかしてるって話ですよね。とにかく外では鼻水が止まらなくなり、かなり辛いことになってました。帰ってきて最初にしたことは「葛根湯を飲む」でした。風邪のひき始めに飲むアレです。葛根湯デビューは去年だったのですが、変な甘苦い味わいは得意なのでクセになりそうです。薬耐性が強いみたいです。
さてヤーニクルム砂漠の変な塔にふられた戦士・エフエフ一行は、また当て所なく飛空艇でさ迷い始めました。「トクレセン タボービ」で現れるマップには、初めから主要箇所にマーキングされているので、変な塔から近い場所で降りられそうなところを探します。砂漠の東に町を発見するも周囲が完璧に森に囲まれていて飛空艇では降り立てません。遠くの平地に船体を降ろして、そこから歩いていくしかないのか・・・と地続きの降りられそうな場所を探しても、なしのつぶてです。いよいよもってこの使えない空飛ぶ船に対しての苛立ちが高まり、「あぁ、クソッ!」と下品な言葉を発してしまいました。私が英語圏の民だったらきっと「Gee!」とか「Shit!」とか嘆いたことでしょう。
アクセスできない町からさらに北上すると、今度は岩山に囲まれた辺鄙な町を発見しました。この岩山に囲まれた感じを見ると、きっと外界からのアクセスを全てシャットダウンした未開の土地でしょう。年老いた人を楢山節考
よろしく周囲の岩山に捨てに行く情景が頭に浮かびます。私の出身も山がちな土地だったので、住民の生活ぶりもうかがい知れます。広くて平坦な土地がないので大規模な田んぼが張りにくく、山の恵みで生活していると思われます。海がないので、料理は少し塩辛くして、塩分を摂取したりするのです。
そんな狭い盆地に狙いを定めて飛空艇が降り立ちます。
さっそく第一町人に話かけてみると、ここは「鷹の目・ガイアの町」というらしいです。もう、いろいろなことを想起させてくれるナイスな名称ですね。週刊少年ジャンプ的にはまず「鷹の目」に反応せざるをえません。ONE PIECEのミホークというキャラクターの別称ですね。世界一の剣士ですよ。この町にもそんな噂を聞きつけたロロノアさんがいらっしゃるかもしれません。ぜひとも仲間に加えたいところですが、海賊騒動はビッケの件で飽きてます。戦士・エフエフのキャラともジョブ的に少しカブってしまうおそれもあります。どうせならサンジさんの方でお願いします。
で、ドラクエ的には「ガイア」から火山に投げ込む剣の姿が連想されます。この町を囲っている岩山に活火山がないか地質調査をしないことには安心できません。いつか溶岩流がこの窪地に流れ込んで、町が飲み込まれかねません。
そもそもガイアってのはギリシア神話あたりからきた名称ですよね。母なる大地ってやつですか。そんな名前が出てくるということは、何か「大地」関連のイベントを予測しておいた方がいいのかな。もう土のクリスタルは輝きを取り戻したし、関係ないかな。
そしたら、「大地」属性よりも「母」属性のモチーフとしての働きが強いのかもしれません。お母さんがガイアなら、お父さんはウラノスとか確かそんな組み合わせです。ギリシア神話はちょっとしたことで妊娠する性の観念の倒錯した世界観なので、母性と父性というのが、わかるようなわからないような感じもしますが、丁度、この町の南に「鷹の翼」と呼ばれた町があるなんて教えてもらえました。きっとこっちの町にウラノス的な何かがあるのでしょう。(考えすぎか)ウラノスはお空の神様ですから翼の生えた天空人あたりがいるかも。はっ!鷹の「翼」というのはそういうことか!ルーシアに会えるのか!(考えすぎ)
よくよく考えると「鷹の翼」ってさっき森に囲まれて入れなかったあの町のことだよなぁ・・・。まだまだルーシアはお預けのようです。
この町には、マトーヤさんのように「サッサカサー」と箒に魔法をかけて自律式掃除機にしている人がいました。話しかけてみると、まだ魔法使い見習いなのか、箒がうまく操れないとの愚痴を聞かされました。そんな半端な実力じゃ、うちのパーティーには加えられませんぜ。うちには白黒優秀な魔道士が揃ってますからね。しかし、この後その魔道士たちに衝撃の事実が告げられるのであった。のんきに未熟なプチマトーヤさんを笑う白魔道士・クロノと黒魔道士・ドラクエ。笑っていられるのは今のうちだよ。
この町はイベント的には妖精が住んでいるという湖があり、そこで何か起こるという流れみたいでした。でも、湖にいってみても何もいません。まだお留守なのかな?この大陸自体、まだ来るのが早かった感じはひしひしと感じていましたが、まぁ、きちゃったものは仕方ないですよね。しかし、湖の南で海賊風な風体の男に話しかけると・・・
男「妖精をキャラバンに売ってしまったが、みつけたもん勝ちだよな。」
妖精の場合、人身売買になるのかどうか定かではないですが、何が一番驚いたかって、この辺鄙な土地にキャラバンが入り込んでいたってことですよ。あんな岩山は商人にとって屁でもないってことなんでしょうか。いやはやトルネコにはおそれいりました。この世界でも、通貨主義が発達してますから、どうしてもお金を中心に世界が回っているのでしょう。お金のためなら鷹の目だろうがなんだろうが、どこでも乗り込みますよ、みたいな。こんな何にもなさそうな町にも「お宝」が眠っていたんですから、どこにでも行ってみる価値はあるのでしょうね。
「妖精」ははたしていいお金になったのでしょうか。ちょっとゼルダの伝説の世界にいって妖精の泉で何匹かいただいてきたいところです。リンクの墓があったくらいですから、ハイラルとは世界がつながっているんですよね、きっと。ひょっとしたら、エルフの町あたりにも何匹かいるかも。
まぁ、今はそんなキャラバンもいないようなので、隊商の情報が入り次第妖精の行方を追跡することにしましょう。あとなんかレアものを用意しておけば、いつかキャラバンに高値で売れるかも。アイテムの「だいじなもの」欄には結構いろいろありますよ。セーラ姫にもらった「リュート」とか使ってないし。他に大事にしてくれる人がいるならお譲りした方がリュートも嬉しいでしょう。楽器は鳴ってなんぼですよ。あと、「クラウン」とかまだ持ってますよ。結局妖精王になるのは誰なんでしょうね。いよいよもって妖精王・エフエフにジョブチェンジなのか!?そうそうサーダさんにもらった「土の杖」なんてさすがにもういらなくないだろうか?土のカオス・リッチも倒したことだし。
この町の西に何だか「勇気を試す」場所があるという話も聞けたので、この後はそこに向かってみようかな。鷹の翼はまだ入れないみたいだし。ということで、一通り町人の話を聞き終わったので、最後に買い物をして外に出ようと思ったのでした。武器・防具は相変わらずコレといったものがなく、買い物しがいがありません。それで魔法屋に立ち寄ってみることに。なんかLV7~8の魔法が売ってるし。確か、魔法ってLV8までだったかな。いよいよこのゲームも終盤って感じですかね。う~ん、振り返ると長かったような長かったような。ブログ書きながらプレイすると、どうしても無制限に先に進めることができないので、時間がかかってしまいましたね。FF1でこの調子だとしたら・・・何年かけてFFシリーズを攻略することになるのだろうか。
さて、白魔法のショップには「バオル」という呪文が売ってました。なんだか金色のガッシュ的な響きですが、これは攻撃魔法ではなくて、バサンダとかバファイとかバコルドなんかの複合された魔法のようです。今まであんまり敵の呪文に苦労したことはなかったので、特に買ったことはなかった類の魔法ですが、複合系=お得という単純な発想からこの魔法は買ってみたいと思います。おじちゃん、くださいな。
あれ?白魔道士・クロノがいつものようにバンザイして「ぼくはこの魔法使えるよ!」ってアピールしてくれません。なんで?ここ白魔法の店だよね。なんで、うちのクロノに扱えない魔法おいてるのさ!
衝撃の事実。かつて、魔法屋で購入画面をちゃんと見ていなかったことが丸分かりなんですが、この「バオル」というLV8の魔法、「白魔道士」には使えるが「白魔術師」には使えないらしいです。えっ、ってことは今まで散々「白魔道士・クロノ」と表記してきたこの子は実は「白魔術師・クロノ」だったってこと!?そしてドラクエも同様に「魔術師」だったのか?ステータス画面をみると、ほんとだ「まじゅつし」って書いてあった。「魔術師」と「魔道士」って何が違うの?あっ、「術」と「道」は画数が違うね。なにこれ?わからん。
軽くパニック状態に陥った戦士・エフエフたち一行。今までの常識が全てひっくり返されたような驚きと悲嘆が錯綜しメダパニメダパニ。そこで今まで封印してきた伝家の宝刀「取扱説明書」を開いてみることに。
「白魔術師」→(クラスチェンジ)→「白魔道士」
「黒魔術師」→(クラスチェンジ)→「黒魔道士」
真相はこうでした。どうも「ジョブチェンジ」といったギミックはないらしい。そういえば、去年「FF1にジョブチェンジはない」とこのブログにコメントをいただいていたのでした。その代わりに「クラスチェンジ」によって上級職にランクアップができるということなんですね。そして、取扱説明書からさらにもう一つの真実が導き出されました。一番最初の命名画面で各キャラのジョブを選択できたんですね。ジョブチェンジがあると信じて疑わなかった私は、私は4人の初期ジョブは固定なんだと思って、名前だけ設定してプレイを開始していたのでした。うそ~ん。なんか、「モンク」とかいうより武道家的な職業があったことも判明しました。「シーフ」と「モンク」・・・はたしてこの選択肢の存在をしっていたら、どっちを選んだことか。「赤魔術師」なんていう選択肢もあったようで、その存在は魔法屋の購入画面で知ってはいたものの、もう二度とそれに転身することは適わないのですね。
ってか、ルイーダの酒場もなしにパーティーの職業を最初に決めさせるってどうなのだろうか?予備知識のない状態で、間違えて全員「戦士」にしちゃったら誰が回復するというのだ。金出して「ハイポーション」とか「エクスポーション」でがんばるのか?あぁ、魔法が高いのは、アイテム何個分の価値というので計算されていたからなのかもな。もう、おすすめのパーティー構成とか酒場で教えてもらわなきゃ、初心者には辛いっすよ。まぁ、この「戦士・シーフ・白魔術師・黒魔術師」というのがきっとオススメな構成なんだろうけど。でも、このブログにも書いている通り「白魔術師」への不満がものすごい募っている私です。いまだったら「白」→「赤」なこと間違いないです。
とにかく色々あって天地が揺らいだ瞬間でした。はてさて、もうゲームも終盤近いというのにまだクラスチェンジのイベントを迎えていないようです。どうなるのでしょう。あぁ、眩暈がする。