FF4なんやかんやでとても楽しめましたね。発売当初のハード性能を考えると頑張って詰め込んでるよなーって思いますし、リメイクで表現力も上がってるんだろうなーって思います。というわけで、エンディングも今日で終わりです。ほらシドが王冠をもってしずしずとやってきましたよ。あのシドがしずしずと・・・。
はい、戴いちゃいました。バロン王に子供の用に育てられ、国家転覆からバロンを救った英雄が国の行く末を担っていくことになりました。先代バロン王とセシリアママとの関係とか深堀はされてないので、考えても仕方がないですが、月の民の血が入ってるのは確かっぽいので不義の子説は取り下げましょう。（いや、思念体を宿らせればあるいは・・・）
城内大歓喜で、兵士たちも喜びのあまり発散の仕方がおかしなことになっています。フライングアタックで同僚を沈めだす始末。やはり兵団の中は体育会系の雰囲気なんでしょうか？魔道士連は泣き出してしまう者も多数です。文化系はこういうときどうするんだろ？twitterにつぶやいたりするのかな？「戴冠なう」いや、「なう」ってだいぶ見てないか。
みんなに囲まれてハッピーエンドですよ。ちゃっかりリディアの横にポジってるやつと、ちゃっかり玉座にのっかってるやつがいますが、芸が細かいな。これは「口づけせよと囃し立て～♪」のムードじゃないですか・・・ちゅー！ちゅー！
といったところでエンドロールが始まりました。スタッフ名とキャラクターの立ち姿が流れていきます。暗黒騎士時代のセシルからパラディン時代、カイン、ローザと続き、ちびリディア、テラ、ギルバートと出会った順にキャラを出していき、パロムがポロムに殴られ、ヤン、シドと続き、大人リディアのターンにエッジが割り込んできて話しかけるも、気に障るようなことを言って怒らせてしまいます。「あれ、こんなはずじゃなかったはず」と頭をかくエッジ。魔道士双子とエッジ、愛されてるな～。
ここから怒涛の展開です。まずベイガンです。出世コースから魔道に落ちちゃったあいつですね。役職上、王に近かったのでカイナッツォにやりこめられちゃいましたね。不憫でもあります。からの、ダークエルフです。FF1のアストス似の磁力の洞窟のやつですね。セシル側でもゴルベーザ側でもない第三勢力・ダークエルフはあの洞窟にいる限りはゴルベーザも手出しが面倒だったでしょうね。特殊な立ち位置のやつだったな・・・クリスタルルームまで設営してましたしね、あいつ。なにげに能力高いのか？そして、メーガス三姉妹と。バルバリシアの部下のこの子たちも異様にキャラが立ってましたよね。3人まとめだしされちゃったけど、ボリュームに余裕があったら個別に暗躍させて盛り上げ役になっていたポテンシャルを秘めてますよね。で、カルコブリーナがピョンピョン跳ねて、スカルミリョーネが崖から落ちて、カイナッツォ、バルバリシア、ルビカンテと四天王が紹介されます。ここで一回ハミングウェイが通り過ぎていきました。なんか控えめに遠くを走り去っていくだけだったので、あいつにしては控えめな露出です。
と思ったら、ちょろちょろ画面を走り回り続けて、何度もアピールしてきます。全編通してセシルに絡み続けたキャラなので、最後の最後も花を咲かせる気満々ですね。月というモチーフが大事な作品だったので、ウサギが外せなかったわけですね。クルーヤとの関係も気になっちゃいますね。そして、フースーヤ、ゴルベーザでキャラ紹介は終わりです。・・・ドワーフ国のジオット王、ルカ姫・・・省略されちゃった・・・ルゲイエもダークエルフ以下か・・・。
The End の文字とともに二つあった月を見上げる在りし日の家族の姿で〆です。どこかで狂いだしてしまったこの家族の団らんを守るのがこれからのセシルの仕事ってわけですね。しばらくは戦争のない平和な世の中が望まれるでしょうから、バロンの野望はセシルの代では無理かもしれません。他国とも仲が良すぎて、戦争になるとしたらトロイアがクリスタルレンタル料を督促してきたときぐらいでしょう。とりあえず、ギルバートのうちを軌道に乗せてあげて平和を強固にするところからかな。飛空艇技術の開示についてはもうちょっと考えたいかな。あっ、幻獣神が月と一緒にどっかいっちゃったけど、幻界的にはいいのかな？召喚士がいれば問題ないのか？あっ、召喚士の人材不足が深刻なんだった・・・誰かが村ごと焼いたから・・・リディアによる召喚士育成機関を立ち上げねばならなくて、ミストの復興にバロンは勿論のこと、エブラーナからの援助が期待できるってわけですね。
エンディングの余韻も束の間、またあの赤ずきんウサギが出てきましたぞ。なんかデカントアビリティとレアアイテムを引き継いだ状態で2周目が始められるとかなんとか。いわゆる「強くてニューゲーム」でもなくて、ちょっと有利になるくらいのイメージでしょうか。調べたところ、隠しボスが二匹もいるらしく・・・どうしようこれは挑むべき？とりあえずデカントアイテム「げんかいとっぱ」をもらったのでやってみるか・・・というわけで、もうちょっと続きます。
セシルは暗黒騎士に戻り、ミシディアでの蛮行を悔やみながら生きるあの頃に逆戻りです。いろいろ事情が分かってるので2周目も結構楽しめる気がしてきました。