国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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歯をむくギロチン

テラとアンナの仇討ちを心に決めるセシルは、ゴルベーザがやりたいだけやっていなくなったので、荒れた状況を順番に収拾していくのでした。まず、床にキラキラとデカントアイテムが転がっていますので、テラの「おもいだす」と「ふんばる」を入手しておきましょう。・・・ふんばる?踏ん張るってなんだ?またデカントアイテムに翻弄されるセシル。なんか便秘のときとかに効果がありそうなので、女子・・・いや、今いないしいいか。

次にばったり倒れているカインをどうするか、ですね。なんか術が解けた反動で倒れたって所見がゴルベーザから出てましたが、カインにはいろいろ尋問する必要があります。

天下の竜騎士様も地面に臥せっているとさすがにかっこつかないですね。とりあえず名前を呼んで、目を覚まさせるセシル。我に返ったカインはこれまでの記憶だけはあるようで、謝罪と後悔でいっぱいなようです。正しいバロン王の時も多分、功を争うタイプで、仕事もできるしエリート正社員って感じだったんだろうと思いますが、謎の術でボスを錯誤して、幼馴染(セシル、ローザ)を蹴落としてでも成果を上げようと頑張っちゃっているところをバッチリ目撃されちゃってるわけで、正常な判断力が戻って、目の前にはセシルって・・・かなり恥ずかしい状況です。変な竜騎士マスクで隠れた顔は多分真っ赤ですね。「操られていたんだ・・・。・・・仕方ないさ。」特に責めるわけでもなくいつものセシル調で、プレーヤーのカインへの気持ちは特に代弁してくれませんが、このよく言えば優しい、悪く言えば甘っちょろいところがセシルの特徴ですね。カインは何を言われても平謝りするしかない状況なのにセシルがこんな感じなので、ちょっと助かった面があるかもしれませんね。

カイン「しかし・・・意識はあったのだ。俺は、ローザを・・・。」

ちょっと続く言葉が気になりますが、ローザという言葉が出て、思い出したかのように全員で、扉の中に走り込みます。

  • 俺は、ローザを・・・縛り付け、エッチな目でみていたんだ
  • 俺は、ローザを・・・実はゴルベーザから守っていた
  • 俺は、ローザを・・・昔から好きでお前から奪いたかった

やはりカインにはまだ聞きたいことがある・・・。

部屋の中にはこれまでゴルベーザ側のカメラが映していた磔台にローザが脇を露出しながら括られていました。ゴルベーザの趣味なのか、それともカイン?しかしカメラが引くにしたがって、これまで見覚えがないアイテムが台に取り付けられているじゃないですか!ギロチン!?断頭台とは違った形で、ローザの頭上にぎらついた刃物が今にも落とされそうになっているのでした。間一髪というところで、セシルがローザを抱きかかえて事なきをえましたが、テラの辞世の話がもうちょっと長かったら危ないところでした・・・。ギロチンなんて自重でスパッと上から何でも斬っちゃうわけですよね。この感じだと、縦に輪切りのローザになっちゃうところでした。なかなかグロい。ゴルベーザはクリスタルとローザの交換でさんざん約束を反故にしてきて、こんなギロチンまで用意してたってことは最初から全部嘘だったわけですね。この交換劇の発案者こそカインだったわけですが、カインにも内緒でやりたい放題ですよ。この傲慢ぶりはセシルと対極的で、水のクリスタルをミシディアから奪う任務の時から、がんばって尽くしちゃう性分のセシルに足りない要素でもあります。

ローザ「私、あなたがきてくれると信じていたわ・・・。」
セシル「ローザ・・・君がいなくなってわかったよ・・・。僕は、君を・・・」

抱擁する二人。ローザは初出時から一貫してセシルのことばかりをみてましたが、セシルはゴルベーザに奪われるまでローザのかけがえのなさに気がつかなかったのですよね。基本的にぼーっとしてて抜けているセシルですが、ローザには泰然自若としているようにでも映ったのでしょうか?いや、変な暗黒騎士甲冑をとればイケメンだったからか?若くして王様の覚えがよくて飛空艇団のトップをこの若さで拝命してるから?

抱き合う二人から目を背けるカイン。やはりここにあるのはタッチの三角関係です。子供のころから実は達也をみていた南ちゃん。のほほんとどっちつかずな達也。そして、達也に宣戦布告をするカインというのが、変な術にかかってしまった理由かもしれませんね。「やれやれ、お熱いこっちゃ!」シドは・・・南風のマスターかパンチの役ですね。

カインが正気に戻ったことに気がついたローザに「俺は君にそばにいてほしかったんだ・・・」って正直にカインがぶちまけてしまって、気まずい空気が一同を包みましたが、南ちゃんが「一緒に戦いましょう!(そして、甲子園に連れて行って!)」と言ってくれたので、この場は荒れずに済みました。もうセシルとローズに頭が上がらないでしょうし、和也に勝ち目はなさそう。やっぱ好きだからって、張り付けはダメですよね。女子ネットワークであいつは張り付けプレイを強要してくるって噂が流れないように気を付けないと。あとFFなので、急な交通事故に気を付けてほしいですね。

これにて白魔道士と竜騎士がパーティーに再加入となりました。ケアル係がいると心が安定しますね。ここは危険らしいので離れようとのことなので、ギロチンルームからでようとしますが、画面が緑に染まり、誰かの声が聞こえてきます。ゴルベーザに手傷を負わせたことに驚いているこの声の正体は・・・メーガス三姉妹の言ってた四天王・風のバルバリシアでしょうね。この塔の主人で、口調からどうやら女性タイプであることが感じ取れます。しばらくここにいたカインと多分ローザはどんな奴か知ってそうですね。ゾットの塔編もこれで最後の戦闘かな?