国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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始まるまでの長い道のり

インストール開始せっかくの連休でもあることなので、FF3を放置したまま、フリートライアル可能となったFF11の世界をつまみ食いしてみることにした私は、インストーラーのダウンロードを開始したのでした。どうも全体で2.5GB超あり、すぐにはダウンロードが完了しないようなので、このところおそろしい動きを続ける日経平均株価を眺めたり、市況を独自に読んでみたり、かなりどうでもいいことを開始しました。いくらチャートを眺めても、塩に漬かった私の株券の価値がどうなるわけでもあるまいに。あまりにもはかなく薄い商いを眺めていると、資本主義の筆頭アメリカを思いながら平家物語の一節を口にしたくなります。ちなみにこの日は目をつけていた銘柄にストップ安の値で買い注文をいれたら、見事に約定してしまい、後場でちゃんとリバウンドしてくれたのですが、差益が取引手数料には届いてくれませんでした。う~ん、この連休中、ダウがどんな値動きをするかによっては、売りそびれたこの株が単なる紙切れに転じてしまう可能性があります。
そもそも売りそびれた理由は、ダウンロード状況が94%完了ぐらいから進まなくなったので、何か問題でもあるのかなと思いつつも、気分転換に買い物にでかけたところ、思いのほか長引いて帰宅する頃には後場がひけていたというまぬけなものなのですが、衝動的に買い物に走らせた一因はFF11のダウンロード状況が一向に進行しないことにあったんじゃないでしょうか。いや、ないですね。すいません。
買い物から帰ってきたらさすがにダウンロードも終わっているだろうと思って、モニターの電源を入れたら、「97%」で数字が止まっていました。やっぱり何か問題があったのかもしれませんね。というわけで、一度ダウンロードを止めてやり直してみました。スクエニ様特製のダウンローダーは賢く、ちゃんと前回ダウンロードしていた97%のところまで覚えていてくれました。でも、やっぱりそこから先に進みません。というわけでまたPCをほっぽり出して、近所のお好み屋さんに行ってきました。ほどよく酔っ払ったところで帰途につき、再度モニターに電源を投入すると、無事インストーラーがダウンロードされていましたとさ。

画・天野喜孝これでやっと先に進めると思って、インストーラーを起動すると、水面で船を赤いおろちに襲撃されている絵がババーンと登場しました。この絵は間違いなく天野喜孝さんのものでしょう。片手に剣を持った男の子の目つきの悪さが、如実に天野画伯の個性を主張しています。船に同乗しているメンバーは、ちびっ子やらマッチョやら猫耳やらいろいろですが、仲間になってくれる人たちなんでしょうか。あぁ、よく考えると、この手のゲームだと仲間はプログラムされたキャラクターではなくて、血の通った人間ということになるんですよね。それでもって、自分は主人公を気取って「ガンガンいこうぜ」なんて命令を発せないわけですよね。基本的にドラクエやFFをプレイ中の自分は勇者様気取りだったものですから、パーティーに複数主人公がいるという形態でうまくプレイしていけるのか今から心配です。
あと、この絵の舞台がどうも海上っぽいのですが、まさか航海しながら島を渡り、ログがたまるまでの間に王下七武海を倒していくとかいうゲームじゃないですよね。FF1、FF2では船の乗船シーンはかなりデフォルメされていましたが、ひょっとしてFF11では船に一度乗ったら、目的地につくまで甲板の上でパーティーのメンバーと団欒を楽しまなければいけなかったりするのでしょうか。「次の港まで1時間はかかるから、暇つぶしに最近のこち亀について熱く語ろうぜっ!」なんてマッチョな仲間に誘われたらどうしましょう。(1時間じゃ足りない!)ほんと、見ず知らずの人との会話が持つのかどうか、今からいらぬ心配でいっぱいです。それなら自分だけ「ゼルダの伝説 風のタクト」みたいに小型の帆船で一人船旅を続けたいです。夜を徹して航海しましょう。

プレイ画面か!?インストール中は、退屈しないようにFF11のプレイ中のスクリーンショットが画面の右上にいくつも表示されました。いくつか参考に掲載してみますが、一枚目の褐色の肌にシルバーの髪の男子の周りにあるのはどうもクリスタルっぽい輝きです。FF3プレイ中の自分としては、クリスタルをみかけたらまず啓示を仰がねばならないと平伏しきりなのですが、FF11でもきっとすごい役割をもっているのでしょうね。
天野画伯の絵にもあるようなキャラクターも多数登場するようです。おそらく、一番最初にキャラクターの種族的なものを選択することになるのでしょう。それで、猫耳好きな人は猫耳族(仮称)を選んだり、ちびっ子好きな人は豆人間族(仮称)を選んだり、マッチョ好きな人は体育会系を選んだりするのでしょう。自分もきたるべきときに備えてどのキャラクターで攻めるか決めておかないとなりませんね。

飛空艇もあるよ次は、飛空艇みたいなのが出てきたので、スクリーンショットを撮ってみました。自分はWindowsマシンでプレイすることになったので、Printキーを押せば、簡単にスクリーンショットを撮れるようになったのですが、結構スクリーンショットを撮って、名前をつけて保存するという作業は面倒くさいですね。何かソフトウェアを使ってそこら辺の操作を自動化しないと落ち着いてプレイできない気がします。
そうそう、飛空艇のショットが出ると、きっとFFシリーズを通してプレイしてきた人はホッと安心するんだろうなぁと思いましたよ。まだFF3の序盤までしかプレイしていない自分でも、やっぱり船が大空を飛んでいる絵面をみるとFFっぽさを感じますからね。「飛ばない船はただのカヌーだ」と紅の豚の人もいったとかいわないとか。

ポケモン要素!?で、最後に紹介するのは、こちらです。どうも任天堂のポケモンの開発画面が流入してしまったみたいですね。語尾に「ピカ」ってつくあいつじゃないですか。多分10万ボルトの最中なので、色相が反転してしまってるんですね。ちょっと戻してみましょう。

やっぱりほら、やっぱり電気ネズミです。FF11に新アイテム「ポケモンボール」が導入されたのでしょう。もしも本当にポケモンがいてくれれば、些細な言動が元でパーティーが解散して一人ぼっちになっても、独り言をいいながら陰で草むしりをしなくても済むかもしれません。
冗談はさておき、この大写しになっている生物については、自分の今のFF知識ではついていけませんでしたので、FF3以降にシリーズを通して生まれた何かなんでしょう。そういう要素もあるよって感じでインストール中で冒険前の勇者たちを鼓舞しているのです。

ネトゲ廃人抑止そんなこんなでどうやらインストールが完了したらしいです。最初にDirectX 8.1をインストールしろと言われた時にはどうしようかと思いましたが、もう6年も前に生まれたゲームですから、3Dエンジンのバージョンはそんなものだったのでしょう。それと「プレイオンライン」というよくわからないものもインストールを強要されました。いまだによくわかっていないのですが、どうもスクエニ様のオンラインゲームの共通インフラみたいなモジュールのことのようです。このプレイオンラインを通して、中央のサーバーと通信を行い、アカウントの管理とかゲームのデータ保存だとか、他のユーザーとの交信とかもろもろ行えるようになっている・・・のだと勝手に推測しました。ここでは省略しましたが、アカウントの作成とか設定とか、ゲームを始める前にやることはいっぱいありましたよ。ゲームの中で使う自分のキャラクターの名前を決める前に、自分の住所・氏名・電話番号を尋ねられ、その上で自分のハンドルネーム的なものまで決定しなければならないようでした。登録した情報をどこまで公開してもいいのかわからないので、ブログでは書かないでおきますが、パスワード以外はきっと公開しても大丈夫・・・かな。プロフィールに1枚、絵を設定できるらしいのですが、ジャンクフードのドリンクを選択したことだけはこの場で発表させていただきます。プレイオンラインを通して人と交流するのに、プロフィールの欄は重要だとは思うのですが、もしもジャンクフードのドリンクの絵のやつがいたら、私かもしれません。中身はもちろんコーラです。でも、残念ながら今はダイエットコークです。
最後に一つ気になったのですが、FF11を始めようとしたら、図のような警告が出ました。
要約すると「ヴァナ・ディールでの冒険は楽しいですが、現実世界の冒険もいいものだよ。」ということみたいですが、日本語に翻訳すると「ネトゲ廃人が増えると、社会的に評判が悪いからほどほどにな。」となるらしいです。いろいろオンラインゲームで人生をダメにしてしまった人の話を噂に聞きますが、私は半分都市伝説だと思っていました。でも、この警告を見る限り魔人探偵脳噛ネウロのハッカーの人のエピソードにいくらか真実味が増しますね。でも、冨○先生がネトゲで原稿を落とすという話は、嘘でいいですよね。ハンターハンターも何度目かの再開を遂げ、この掲載ペースにも慣れてきました。
じゃあ、次こそはゲームを開始することにします。