西に試練あり
今まで「ジョブ」に関して重大な誤解があったことが判明して、衝撃を受けた戦士・エフエフたちは、まだそのショックをひきずりながらも、ガイアの町で得た情報を元に西にあるという試練を目指して一応出発するのでした。「魔術師」に呼称がランクダウンしたクロノとドラクエのテンションはダダ下がりです。勇気とかいろいろ試されちゃうみたいですが、今のテンションではたして合格することができるのでしょうか。
そもそも魔術師と魔道士の違いって何なんだよ、と。Wikipedia先生の「魔法使い」の項にちょろっと書いてはありましたが、厳格な定義はないのかもしれません。「術師」と「道士」という語感から片や「使い手」、片や「先生」といったイメージで捕らえてみましょうか。きっと魔道士にクラスチェンジすることで、教員免許を取得したくらいの効果が得られるのでしょう。やっぱり人にモノを教えるにはそれなりにそのモノに精通してなきゃってことで。魔術師の段階では、まだ自分も勉強しながら手探りで魔法のことを扱っている段階なんだよ。う~ん、じゃあ、ショップで魔法を購入するってどういうことなんだよ。個人的な解釈としては、きっと専門用語だらけの本を魔法屋では売っているんですよ。で、戦士もシーフには予備知識がないから読めないんですな。白魔法と黒魔法も魔法であることは一緒だけども、共通しない項目があってやっぱり専攻する魔法以外の本は読めないわけだ。赤魔術師はきっとどっちの色の魔法についても、ある程度理解があるんだな。でも、知識が浅すぎて一定LVを超えるともう読みこなせないのだ。そしてLV8のバオルの本は、白魔術師の理解度ではまだ読めなかったと、そういうことですね。少し納得できましたよ。きっと、魔術師の二人は、本を買い与えてやるとその場で読書に没頭してしまうのでしょう。だって、すぐに魔法の扱い方をマスターするんだから。すごい勉強熱心だな。見直したよ、白魔術師・クロノと黒魔術師ドラクエ。
さて、魔術師達のテンションを無理やり盛り上げたところで、勇気やら何やらが試される場所に到着した模様です。試練の城というらしい。そのまんまだな。これまた飛空艇では降りられない場所にありまして、遠くの半島に停泊した後、敵を倒しながら、カヌーで浅瀬を越え、面倒くさい旅路を経てやっとたどり着いたのです。なんか飛空艇全然便利じゃないな。結局、歩かされるんだもの。