国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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2008年6月1日

二度目の正直

心強い味方前回、地獄の中の憩いのオアシス・マハノンの町を発見し、飛空艇狂・シドとの再会を果たしたミンウは、しばらく逗留したい気持ちを抑えて、自分達の使命を考える旅に再出発することになりました。この町は俺が守ってやるぜ、グワッハッハというシドの頼もしい言葉もいただけたので、気兼ねなくこの町を離れることができます。とはいったもののせっかくの町ですから、武器・防具や道具を揃えていきましょう。しかし、ものすごい武器・防具・魔法があるわけでもなく、せいぜい初期装備のままで弱小だったヨーゼフ向けにちょっとした装備品を買うぐらいでショッピングは終了しました。追加シナリオ中にもう一つくらい町があってそこに強い装備品があるのかな、なんて期待をしてしまいそうになりましたが、これまでの経験からするとFFでは町に強い装備品は置いていないという傾向があります。ですから、マハノンには宿屋があるだけで満足ということにしておきましょう。町の人にいろいろ話しかけてみましたが、この町を築くまでに何人もモンスターに襲われて死んでいった・・・なんて陰気臭い話ばかりでした。中には、せっかく辿りついた町なのだから、自分の手で守り抜いてみせると息巻くおっさんもいましたが、所詮は少数派。自分の所在が不明な現状で、みんなため息をつくばかりです。

なんとトブールさん!しかし、この町にはまだ隠された人材が潜んでいました。武器屋の品揃えにガッカリして店を出ようとしたときのことです。ふと、店の脇をみると鎚を振るうおじいさんの姿が。どこかでみたようなあの人は、「のばら」の合言葉をこよなく愛するフィンの名工・トブールさん、その人です。フリオニールがミスリルをセミテの滝から持ち帰ったときには、飛びつくようにしてミスリルを奪い去り、目を輝かせながら一挙にミスリル装備品を流通にのせてしまったというものすごい生産力を誇るじいさんであります。ただ、このジェイドにあっては武器の素材が思うように揃わないのか、ミンウの期待に添うような一品には巡りあえませんでした。ただ、アルテマの武器屋よりは強力な武器を扱っていたりするあたりは流石です。おそらく、このマハノンの自治は、シドの指導力とトブールさんの開発力によって保たれているのでしょう。住民はみんなオーガキラーや炎の槍を装備しているに違いありません。

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2008年5月29日

あー、マハノンノン♪

エリナさん泣いてたよ竜騎士・リチャードが新たに参入して4人パーティーが固まったミンウは、それでもまだ自分に課せられた使命が見えないままジェイドに似た謎の洞窟を先へと進むのでした。一番最近までフリオニールの近くにいたリチャードから、皇帝が一度死んで、また復活したことを聞かされ、なんとなく「ジェイド」「復活」「地獄」「皇帝」というキーワードが浮かんできます。皇帝の魔力の源となるようなものを、既に死んでしまった体で破砕しにいくのが4人の役割なんじゃないかというのが私の見通しですが、まだ確たる証拠はありません。死んでなおできることを探すのよりは、死ななきゃできないことを探す方が、いくらか前向きな気がします。この4人にしかできないことで、フリオニールの役に立てればいいのですが。

自己紹介1申し遅れましたが、わしはヨーゼフ・・・と自己紹介がはじまります。面識のない同士でパーティーを組むには、一に挨拶、二に挨拶です。自分の情報をさらけ出してできる限り信頼を得ようではないですか。ここに集うは、みな反パラメキア勢力。国は違えどみなフリオニールとともに皇帝打倒を標榜してきた人たちです。どれだけフリオニールに貢献できたかが、この場でのポジションを決めます。

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2008年5月1日

死後なおもヨーゼフとボーゲン

世間はゴールデンウィーク真っ只中だというのに、今年もPCの前に座っている私ですが、DS版ドラゴンクエスト5の発売日も決定したようで、期待に胸を弾ませています。なんでも、歴代ドラクエ中で一、二を争うであろう「選択」イベントに何らかの変化が盛り込まれるのではないかと専らの噂ですからね。PS版のときみたいに地方の物産を展示するなんていうおまけより随分と有意義ではないでしょうか。

前回辛くも黒騎士とサージェントを下し、ミンウはスコットとパーティーを組み、自分たちが置かれている状況を把握すべく団結して行動することになりました。しかし、激弱にしてMP頼みのミンウと、チョイ弱皇子のスコットは、ジェイドとおぼしきこの空間で敵を倒しながら進むことが非常に困難なのでした。仕方なく、戦闘の度にセーブをし、比較的弱いモンスターばかりを倒しながら少しずつ先行き知れぬ道を進んでいくのでした。
途中、ジェイドの中でも一際印象的だった滝のあるフロアを通ったときに確信したのですが、この迷宮はジェイドではなく、ジェイドの鏡像のような構成を持っているようなのです。だから何だというわけではないのですが、それはミンウたちが死んでしまったからなのか、あるいは、ここが実はジェイドではないのか、真実はまだ謎のままです。といえば、本作ではフィン王国の「鏡の間」が連想されますが、飛竜と通信を行うという「鏡」というモチーフとこのジェイドの鏡像が何か関係があるのか気になります。現世と通信を行う連絡手段みたいなものがあればいいのですけどね。

同時期に死んだ仲辛く厳しい道中、どこかで見知った後頭部が草むらから現れます。ミンウには気付かない様子で、誰かに向かって話しかけている坊主頭は間違いなくヨーゼフその人ではないですか。そして、声の先にあるのはなんとボーゲン将軍ではないですか。両者共に死んだ人間ですので、もはやここが死後の世界であることは疑いの余地がありませんが、因縁深いこの二人を一度に出会ってしまうなんて、なかなか都合のよい展開です。

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