金欲にまみれたゴールドルにエンタープライズ号を鎖で動けないようにされてしまったルーネスたちは、そのごうつくな男の館に向かう必要が出てきてしまいました。しかし、館の前には底なし沼があって進めないとのことでした。それでは、引き続き情報収集を行いましょう。そもそも底なし沼というのは泥状のぬかるみに足がはまって、片足を引き上げようとすると、もう片足に体重がかかってより沈下してしまうという悪循環が原因で体が沈んでしまうのですから、浮力を上げれば沈まないですむのです。ルーネスたちの手元にあるカヌーで浮力を確保する作戦はどうでしょう?沼の粘度にもよりますが、河川ほどの推進力は期待できなそうです。それでは、リニアモーターカーのようにちょっと地表から浮いてしまえばどうでしょう?足がつかないので、底なし沼を完全に無効化できそうです。そして都合のよいことにアムルの町のデリラばあさんという人が持っている「浮遊草の靴」というアイテムがあれば、そのちょっと浮くを実現できるようなのです。これは想像ですが、浮遊草というちょっと浮き上がっちゃう草本があり、それを編んだ靴を履くと体が浮いてしまうのでしょう。細胞壁が風船のような形で、内部に空気よりも軽いガスでも発生するのでしょうか。どんなメカニズムで浮遊するのかわかりませんが、デリラばあさんにお願いしてその靴をお借りしましょう。
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