オープンセサミ!
ポールさんの助言で大広間(玉座の間)の右上隅にフィン城の隠し扉があることを知ったフリオニールは、ヒルダ王女とゴードンの前を素通りして目当ての場所に向かいました。指定の場所を調べてみると「そこには何もありません」という音声案内があり、明らかに怪しい雰囲気です。隠し扉のくせにわりと自己主張が激しい扉です。こんなにあからさまだったのに、ヒルダ王女はここで長年暮らしてきてちっとも隠し扉の存在には気がつかなかったというのでしょうか。だとすれば、ヒルダ王女には「天然」属性をつけなくてはなりません。壁から「そこには何もありません」と聞こえたら、すっかりそれを信じ込んでしまったのですから。
そんな音声案内に対して「たずねる」コマンドで例の呪文を唱えます。「エクメトテロエス」・・・ついにこの呪文を何も参照せずに書けるようになりました。ブログで反復して書き込んでいると、結構いろいろ覚えられるもんですね。
その長ったらしい呪文に呼応するように壁に穴が空きました。隠し扉です。いやはやフィンの城下町のはずれのバーにもこんな隠し通路がありましたよね。ひょっとして、フィンの風習で各家には最低一つはこんな隠し扉が存在しているのかもしれません。敵襲があった際には防空壕のような役割を果たし、通常時も家宝を隠し、なかなかのお役立ち風土です。昔から攻め込まれやすい土地柄だったのかもしれませんね。南の湖もカヌーで楽々攻略されちゃったのでしょう。あんまり敵の略奪が日常的だったので、隠し扉を有効活用してきましたが、それが功を奏して今のような巨大な王国にまで成長したとかしないとか。