国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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2007年2月1日

Swing A列車で キャラバン in the mood

最近、ジャズの生演奏を聴きに行くことが増えました。別にジャズに詳しいわけでもなんでもないのですが、よく遊びに行くところで期間限定でやっているのでした。目の前で演奏が始まると、CDで聞いてるよりやっぱり楽しいです。毎回、同じ曲構成で演奏しているので、いろんな曲を聴けるわけではないですが、アレンジやアドリブが加わって毎回楽しませてくれるんですよね。突然、FFとは関係ない話をしてしまいましたが、今回のプレイの目的であるキャラバン捜索から、ふと「キャラバン」って曲があったなぁ、なんて思い出したのでした。今、通っているところの演奏曲目にはないんで、誰か生演奏してくれる人募集中です。ちょっと怪しげな雰囲気の漂う「キャラバン」を脳内で再生しながら、プレイ開始です。

LV43~44のステータス何気にレベルが40代。年齢は10~20代でいいんですよね、4人とも。若造が世界を救うのは、フィクション世界では定番です。昔、ジャンプで「ついでにとんちんかん」のえんどコイチさんが、「数人の若者が世界を救う」という常識的には考えにくい状況に苦言を呈し、あるべき姿を提唱していました。確か「むさくるしいおっさんが基地から指令を出す」という極めて地味な描写こそが正しいのだという感じだったかな。そして、「そんな漫画、誰が読みたいか」と締めくくられていたと思います。幼かった私は、当時真剣に若造が世界を救うというストーリー構造について悩んだものでした。若者の時代に体力的なピークがくるのだから、救世主的にもピークとなりうるのではないだろうか、とか。ドラゴンボールを愛読していたので、スカウターの数値が全てみたいな単純な発想ですね。でも、実際は駆け引きとかバトルセンスとか政治とか経済とかいろいろ複雑に絡んでくるんですよね。世界を救うのは実はそこそこおじさん、という結論に至ってしまいそうです。ホリエモンとナベツネさんの戦いも思い出されますね。これは痛み分けという結果だったのだろうか。

いかに伝説の勇者とはいえ、実際にカオスを打破して世界に平和をもたらした後のことなんてちっとも考えていませんでした。実際に救ったのは兵隊の4人であっても、戦功は誰か別の人に奪われてしまうんじゃなかろうか。セーラ姫との交際が始まった後、実は私が影で勇者を動かしていました、なんてコーネリアの王様が名乗り出て、コーネリア万歳!コーネリアすげー、みたいな流れに持っていかれたらやだな。あの王様もなかなかの曲者っぽいので、常に気を配る必要がありそうです。平和になった世界においては、下手に目立ったことをすると、臣民の指示がナイト・エフエフに集まり、逆に王様に暗殺されてしまうかもしれません。やられるまえにやらないと。セーラ姫にとっては実父の王様ですが、結婚して一年以内にコーネリアの王様は閑職に隠居してもらいます。院政なんて敷かせませんよ。常に信頼のおける者を王様につけておき、変な動きがあったら牢に幽閉ですよ。下手なことをしないように一応釘は刺しておくつもりですがね、お父様。

それでは、将来のことも考えながら、現在目の前に残っている問題から解決していきましょう。前回、ロボにワープキューブなるものをもらったナイト・エフエフ一行は、一旦そのアイテムのことは忘れて、キャラバンを探すのでした。パララパラパパパ~♪(キャラバンのテーマ)っていうか、あのワープキューブって何に使うんだよって話です。ルラムーン草的にルーラ的な呪文と関係するなら大歓迎ですけどね。飛空艇での移動は、それほど面倒くさいのです。

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2007年1月22日

ウネの名が轟く町

オンラクの町発見念願のクラスチェンジを経て、愛のナイトへと転身を遂げたナイト・エフエフは、セーラ姫への思いを胸に次なる大陸に移動を開始します。今度の目的地は、川沿いの町です。川は浅くカヌーでの横断も可能なようです。例によって町の周囲は木々に囲まれて飛空艇で着陸できるスペースを確保できません。舌打ちしながら遠くの空き地に駐艇して歩いて町を目指します。車で移動しても停めるところがないとゲンナリですよね。狭い日本では、いかに狭い場所にバックで駐車できるかがドライバーの腕の見せ所ですが、広いエフエフの大地でも同様です。飛空艇を限りなく町の近くに停めるため、わずかなスペースも見逃せません。

町に入ると、オンラクの町とテロップが出ました。語感から音楽の都ウィーン的な情緒を感じさせます。(気のせい)水辺が近いせいか、水のカオスの話が町人の口から聞かれるようになりましたので、次の標的は水のカオスということになるのでしょう。200年前に水のカオスが復活するまでは随分と栄えていたこの町も、今はそうでもないらしい。でも、メルモンドに比べれば随分暮らしやすそうにもみえます。失われた水の力よりも失われた大地の力の方が大きかったということでしょうか。しかし、町の活気がなくなっただけではなく、話によると水のカオス復活とともにオンラクにあった神殿が海中に水没したとかなんとか。うん、地元の名所が丸々消えちゃったら、辛いかもね。私の地元にも胡散臭い名所がありますが、それでもそれを誇りにしてきた自分がいますからね。オンラクの人は散々、他の地域の人に立派な神殿を自慢してきたことでしょうに。そして、刊行収入源として神殿が町人を潤わせていたことも用意に想像できます。せめてパルテノン神殿のように朽ちても外観が残っていれば、史跡的な扱いで観光客を呼ぶツアーを組めたかもしれませんが、水没した神殿に潜っていくわけにもいかないでしょう。

しかし、そんな神殿も今は人魚の巣窟になっているとのこと。沈んでなお慕われるオンラク神殿。ディズニーのリトルマーメイドよろしくの楽しい海底生活が行われているのでしょう。いや、しかし水のカオスを倒すまで、海底もひょっとしたら危険地帯かもしれません。ドラクエ6のような海底探査の必要もあるかもしれません。あのときは泡に包まれて船のまま海底に潜りましたが、FFではどういった方法が取られるのでしょう。

町の中で情報収集しているとさらにいろいろなことが見えてきました。

町人「みて、私の美脚。歩けるってすばらしいわ。」
町人「あんたの足は自分のものかい?」

人魚だーっ!海の魔女の薬の力で足を手に入れた方々が、この町にはたくさんいらっしゃるようです。オンラクの神殿に飽き足らず、今度は地上の町にも進出してきた人魚さんたちのようです。人魚によるオンラク占拠計画が着々と進行していることに、元の町人は気付いているのでしょうか?っていうか実は全員元は人魚とかいうホラーなオチだったりして、宿屋に泊まると夜な夜な尾ひれがペチッペチッと地面を叩く音が聞こえてくるのです。そして、人間の足を狩りにくるのです。少し、命の危険を感じるナイト・エフエフら4人。

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