地獄へと続く道
閻魔大王に木戸銭を払い、三途の川で渡し賃を払いついに地獄への入り口・ジェイドに侵入したフリオニール。目指すは皇帝の新たな居城・パンデモニウムです。ミシディアの東端の泉がまさか地獄につながっていて、そこからモンスターがわんさかと湧いて出ていたとは、世の中まだまだ不思議なことはいっぱいあるものです。原因がわかっているのであれば、そこを塞いでしまえばモンスターの地上への侵入も食い止められそうな気もしないでもないですが、まぁ、きっと辺鄙な土地なので大人数を送り込んで掘削・埋立事業を行うのも難しかったのでしょう。ってか、パラメキアの猛攻によってそれどころではなかったわけですからね。
この地下世界はどうやらマイクロソフトのXboxとつながっているらしく、ブルードラゴンなんていうモンスターが登場しました。私はまだプレイしたことがないので、少年ジャンプのラルΩグラド程度の知識しかないのですが、きっと、この青白いドラゴンが「カゲ」なわけでフリオニールの影から出したり引っ込めたりできるようになるというわけですね。でも、うまく手なずけることができずに思い余って殺してしまいました。残念。フラムブルー(青い炎)は発動せず。
わりと本気で昨年末にはこのゲームをクリアするつもりでいたのですが、気がつけばもう三月も後半戦となってしまいました。なんでしょう、このボリューム感。FF2一本でまさかこんなにも遊べるとは。パラメキア皇帝を攻略した後もシナリオは止まることなく回転していきます。既に随分前にFF3を買ってあるというのに、パッケージも破けない状況です。
ただ、パラメキア侵入前にやっておかなければいけないことが二つほどあります。まず一つは、「アルテマ」のことです。ミンウさんの犠牲によってもたらされた究極の魔法は本に記されたまま依然としてアイテム欄にしまわれていました。先のパラメキア皇帝戦でも結局存在が忘れ去られたまま使用されることがなかったので、ミンウさんもさぞかし無念だったでしょう。これからレオンハルト率いるパラメキア軍相手に本当に必要になるのかわかりませんが、これ以上放置しておくのももったいないので、覚悟を決めて誰かに覚えさせることにしようと思います。せっかくFF2をプレイしたのに、「いや~アルテマの本って最後まで使わないまま忘れてましたよ。」なんて本物のFF好きの人に言った日には、その場がブリザド状態になってしまい、二度と口をきいてもらえなくなるかもしれませんしね。ドラクエで「いや~パルプンテって結局一度も使いませんでしたよ。」なんて言われたら、私も内心その人の評価を下げざるをえませんから。全部の効果が出るまで繰り返し唱えろなんて無茶なことはいいませんから、とりあえず暇なときに唱えてください、パルプンテ。あなたの心にパルプンテ。ハーゴン戦で「とてつもなくおそろしいもの」を呼び出してしまい、ハーゴンが逃げ出してしまったことを今でも鮮明に覚えています。