国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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2008年1月21日

本当の天才

最近、気になっている単語がありまして、「トゥットゥルー」というやつなんですが、解説するとするならば、「しょこたん」こと中川翔子さんがブログで使用する「しょこたん語」の一つで、何か発見やいいことがあったときにでてくる言葉なんだそうです。自分の中でのしょこたんは、深夜番組「考えるひとコマ」でダウンタウンと強烈な4コマ漫画を描いていたことから始まりました。楳図かずお先生を彷彿とさせるホラータッチの絵を楽しげに描く女の子はなかなかインパクトがありましたが、まさか数年でここまで露出が増えることになるとは夢にも思いませんでした。
そして、衝撃の週刊少年ジャンプデビュー。私の時代はさくまあきらさん率いるジャンプ放送局のメンバーに途中参加した横山智佐さんが紅一点でがんばってましたが、それに類するポジションを獲得したのでした。この頃から徐々に「しょこたん」が気になる存在になってきたのです。
王様のブランチでもチラチラと見かけたり、ブログの女王の座を真鍋かをりから奪い去ったり、その快進撃は留まるところを知らず、昨年末の紅白出場でおそらくお茶の間での認知度も相当高まったことでしょう。
しかし、昨年の彼女の功績の中で最も自分内評価が高かったのは「ロマンチックあげるよ」のカバーを発表したことでしょう。「ロマンチックあげるよ」・・・名曲です。アニメ・ドラゴンボールの初代エンディング曲で、オープニングの影山ヒロノブさんの熱い歌声とは対照的に、橋本潮さんが思春期の少年を煽るような歌詞を素敵に歌い上げてくれたもんです。内容がブルマを連想させるようでもあり、見事に作品の最後を飾ってくれていました。当時、お子様過ぎた自分は、ブルマの存在意義もわからず、悟空ばかりを追いかけていましたが、いつの頃からか「ロマンチックあげるよ」にあわせてブルマが作品・ドラゴンボールの中で回転子としていかに重要であったのか思い知るのでした。すごいよ、鳥山先生。すごいよ、鳥嶋編集。
そんな名曲を再び世の中に引っ張り出してきた「しょこたん」先生を草葉の陰から見守るように応援しているのですが、そんな私よりもしょこたん好きな人から「トゥットゥルーって何?」とある日突然聞かれたのでした。「君が知らないものを私が知るわけがない」と回答すると、「でも、ドラゴンクエストが関係しているらしいよ」と切り返されました。ドラクエのことなったら放っておくわけにはいきません。しょこたん先生はドラクエ好きとしても有名らしく、ますますもって感心しきりといったところなんですが、はてさて、ドラクエのフレーズで「トゥットゥルー」なんて単語はあっただろうか。と、調べてみるとレベルアップの効果音が元ネタになっているとかなんとか。「テテテテッテーテッテー♪」というのが擬音語に書き下したときの脳内SEなんですが、どこを切っても「トゥットゥルー」にはなりません。むしろ、最近のドラクエは音源がよくなったので、よりトランペットっぽく「ファファファファッファーファッファー♪」ってなもんです。「トゥットゥルー」ってなんなんだよ!?強引に合わせてみると「(トゥルルトゥットゥー)トゥットゥルー♪」という感じかな?なんて思っていたわけです。やはり活字で音声を表現するのには限界があるのでしょうか。いつかしょこたんがテレビで「トゥットゥルー」と発話してくれるのを楽しみにしましょう。
とかなんとか一度は鞘に収めた問題だったのですが、FF2をプレイしている途中、ふとこの刀が抜かれました。戦闘終了時のファンファーレ・・・「タタタタータータータッタター♪」を聞いた瞬間に、脳内で別の楽器で同じフレーズを演奏しはじめる自分がいました。「(トゥトゥトゥトゥートゥールー)トゥットゥルー♪」・・・内心ガッツポーズです。これだ、これに違いありません。しょこたんはFFもお好きなようですので、これは有力な元ネタ候補といえるのではないでしょうか。
で、最近何かのCMのラストでしょこたん先生が「トゥットゥルー」とおっしゃっているのを初めて聞きました。・・・FFのファンファーレよりずっとアップテンポでした。

捕らわれのフリオニールさて、ドッペルゲンガーをみたせいか不運なことにパラメキア皇帝の見え透いた罠に引っかかって、ダークナイト・レオンハルトに捕縛されたフリオニールは、地下の牢獄に連行され幽閉されてしまうのでした。「ここから出せっ!」なんて牢屋に入れられたら誰しもが一回は言ってしまう台詞を吐いてみたりしましたが、もちろん看守は知らんぷりです。分かっていても言ってしまう、そんな台詞ってありますよね。それにしても、こんなところに入れておいて一体全体フリオニールをどうするつもりなんでしょう。エースの首でも晒して反乱軍の士気を下げるつもりなんでしょうか。効果絶大ですね。今やナポレオン・ボナパルトばりの活躍でツンデレじいさんに認められるまでに至ったフリオニールですから、アルテアで待っている仲間達の間でも相当の人気度です。あいつがいたら何とかしてくれる・・・そんな気にさせてくれる男さ。という少年漫画の主人公の王道をフリオニールは今まさに走っているのです。だというのにこの体たらく。正直、ガイの腕力ならこんな牢の鉄格子もブッチーンとやってくださるんじゃないかと思うんですが、きっと物理的な力ではなんともしがたいマジカルな作用が働いているのでしょう。困ったもんです。

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2008年1月14日

スポーツの起源

前回、ひょんなことからミシディアに寄り道してしまったフリオニールは、遅れを取り戻すべくヒルダ王女が賞品になっている闘技会へ出場するため、カシュオーンの南の砂漠方面に向かいます。一体全体どんな気の迷いでミシディアにいってしまったのでしょう。思い起こせばアルテアはヒルダ王女を心配する声でいっぱいでした。だのに、そんな中一人だけまだ帰らないミンウを心配する人がいたのです、たしか。それを聞いたフリオニールが究極魔法の存在を思い出して、ついつい気になっちゃったのです。結果、ドッペルゲンガーという存在に通せんぼされて、がっかりしながら帰ってきたのでした。
ドッペルゲンガーって最初にその存在を私が知ったのは、多分、クロノトリガーをプレイしたときだったと思います。お祭りで盛り上がっている冒頭のシーンで、出店の一つにドッペルゲンガーが出店している店があったのです。そこのミニゲームに勝つとペットとかペットの餌とかどっぺる君人形とかが貰えるんですよ。
当時は、やはりドッペルゲンガーの意味をイマイチ理解できず、分身的な何かぐらいに思っていて、友達に相談したりもしましたが、正解には辿りつかなかったですね。後で何かの本にドッペルゲンガーについての記述がたまたま載っているのを見て、「見たら死ぬ自分じゃない自分」という認識を得たのだと思います。まだ、フリオニールは生きていますが、ドッペルゲンガーをみてしまったので死期が近いのかもしれません。これからパラメキア皇帝のところに行こうというのに、なんとも縁起の悪いものをみてしまったそうです。

闘技場発見アルテアから船でずっと東に進むと、カシュオーンの南に位置する砂漠が見えてきました。以前、チョコボに乗って通ったことがあったと思いますが、そのときは確か山岳部に城のようなものがそびえていて、近づこうにも近づけずそのままミシディアに歩を進めてしまったのでした。(よもやそれがチョコボの罠だとは・・・。)で、その城の麓に闘技場とおぼしき円形の建物がみえてきました。前に通ったときにこんな施設あったかなぁ?

コロシアムっぽさ中に入ると、入り口の先にスペインの闘牛場のように決戦場となる砂地が見えてきました。あぁ、ここで屈強な男子が腕力を競っているわけですね。そして優勝者には射手座の黄金聖衣が与えられるということですね。グラード財団のコロッセオのようなエキシビジョン用の巨大スクリーンは設置されていないようですが、白銀聖闘士に壊されてしまったのかな。
ところで気になることに、闘技会だというのに観客が一人もいらっしゃらない様子です。草野球の試合だってもうちょっとギャラリーが入ってるってもんです。このフリオニールの美技が炸裂する試合だというのにA席もS席もガラガラです。チケットが売れなかったのかな・・・。観客動員数と打率が比例する男・フリオニールとしてはイマイチ盛り上がりません。

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