国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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2006年12月24日

だまされた勇者たち

ちょっと年末ということで、バタバタしていて更新に間隔が空きました。書いている日とプレイした日は大体いつも違うのですが、あんまり間が空きすぎると、プレイしたときに考えたことを忘れてしまうので、気をつけないとなぁ。テレビではさっそくドラクエ9はDSで出ますよ!と任天堂が喧伝してます。合わせてジョーカーのCMも見るようになりました。ジョーカーの絵を見ているとトゥーンレンダリングのことをいつも考えてしまいます。FFはより表現をリアリスティックなものに高めていこうという気概を感じさせてくれるのに対して、ドラクエは長い間ドット絵でした。モンスターのアニメーションまでドット絵で描いたってのが自分的には衝撃でした。ドラクエ6だったかな。それからドラクエ7で中途半端に3D化され、ドラクエ8でフル3Dという流れだったと思います。ドラクエ9の携帯機移行とネットワークゲーム化について賛否の声がありますが、ドット絵から3Dになったときもたしか古参のゲーマーは賛否を戦わせていたと思います。まぁ、面白ければ私は全然どっちでも構わないというスタンスでした。鳥山明先生の原画のイメージを大事にするというのだけは守られていたと思います。あぁ、ジャンプでドラクエ8の開発画面をすっぱ抜いたときの驚きがよみがえってきましたよ。

ドラクエ6のリメイクも楽しみに待ってますよ。そーれ、ハッスル、ハッスル~♪さて、未来のドラクエの話は置いておいて、現在目の前にあるFFに話を戻しましょう。FF1はドット絵ですね、当然ですが。ゴブリンの原画イラストって誰が描いてたんでしょうね。ゴブリンも見ているうちに少しずつ愛着が湧いてきましたけど、スライムのような可愛さは望めません。キモカワ。あっ、でもエキドナの造形は結構感心しましたよ。緑でしかも垂れ下がっていてしかも細長い!なかなかかっこいいじゃないですか。そんなモンスターの不条理な地震攻撃に屈した勇者四人組。初めての敗北です。これじゃセーラ姫にあわせる顔がない!リベンジです。すぐさまリベンジですよ。

結局、一行は全滅後洞窟の外でHP1という状態で再スタートとなりました。おそるおそるステータス画面を覗くとどうやら持ち金は全て手元に残っている様子。銀行(預かり所)のないFF1の世界では、結構大金を持ち歩くことになるので、これが半分盗られてしまっていたら、それこそスリの銀次に遭遇した気分ですよ。桃太郎ランドをいざ買いに行こうとした矢先の銀次には要注意です。いやはやFFは心臓に優しいゲームです。このゲームでの貨幣価値にも最近漸く慣れてきたところです。ドラクエと比較してあんまりお金を貯める必要がないという感覚があります。お金貯めて欲しい武器・防具もないし。全滅しないし、死んでもそんなに教会に暴利を貪られないし。ってか、アレイズが買えたし。魔法も全部買う必要は特になさそうだし。

何にせよ、リベンジを誓った四人は、エキドナ対策を練りました。まず、前回の戦闘を顧みたところ一撃で白魔道士が殺される可能性があるという点が非常にネックでした。アレイズのないパーティーでは、そこから態勢を立て直すことが非常に難しいのです。迷わずフェニックスの尾を15本購入します。正直お金は余っていますから、50本でも100本でも買ってしまいたいところですが、土のカオス・リッチとの戦闘の感じから15本あればきっとエキドナを倒すところまではいけるんじゃないかという計算です。あとは武器・防具・魔法はこれ以上は望めないので、レベルでも上げましょうか?まぁ、あの洞窟も長いので、次にエキドナにたどり着くまでには、レベルも相当上がっていることでしょう。

そんな感じでコーネリア市街から大地のめぐみのほこらに再び舞い戻ってきました。二度目ですので、洞窟も迷うことはありません。レベルを上げつつエキドナのいる階まで降りてきましたよ。ここで少し立ち止まって考えました。この間はムーンブルクの王様だと思っていきなりエキドナに話しかけてしまったが、この階層には他にも小部屋があるみたいである。ひょっとしたら、強い武器・防具が眠っているかもしれない。ならば、それらを取得してからエキドナと対戦した方が勝率は上がるだろう。

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2006年12月24日

全滅

ドラクエ9の話が発表されました。やばいです。このニュースだけでご飯が3杯おかわりできそうです。いろいろ衝撃的ではありますが、肯定的に受け入れ姿勢ですよ。ちょっと気もそぞろでFFへの集中力が途絶えそうですが、がんばってFF1を進めましょう。年末のドラクエモンスターズジョーカーのこともありますからね。

それにしてもDSとは・・・やるなぁ。(まだ言ってる)開発費低減がどうとかでなく、携帯機としてのNintendo DS独特の面白さが、ドラクエに取り入れられるってのが、結構ベギラゴンでした。「脳トレ」も「どうぶつの森」もやりましたが、めくるめく新体験には相当しびれました。(「赤どこ」にもある意味、しびれました。)FF1・2はGBA版でプレイしていますが、ハードはDS(赤)でやっております。せっかく2画面あるから、「トクレセン タボービ」な画面が下画面に出ていてくれたら嬉しいのになぁ、なんて思ったりして。

はい、それでは土のクリスタルの復活とメルモンドの平和再来をお祝いして、コーネリアに凱旋帰国したいと思います。セーラ姫が待ってますからね。旅を続ける勇者に定宿なんてないけれど、戻ってくる場所はあるのでした。一晩くらいコーネリアに滞在して、大地のめぐみのほこらに向かうことにしましょう。いつものように大臣に話しかけるとやはり踊り子談義に花が咲きます。

大臣「町の踊り子はいろいろ知っているから、情報を集めるとよい。」

踊り子「私はもう何も知らないわ。

なんと、ここにきて踊り子は情報提供をストップです。知らぬ存ぜぬで通す腹を決めたようです。上客の大臣のお得意さまでもある光の勇者にも、媚びることをやめた踊り子。好きな男でもできたのでしょうか?「もう何も知らないわ」とは、これまた意味深な発言です。誰かに口止めされているような印象を受けました。まさか、大臣のやつ、最近踊り子にちょっかいを出している戦士・エフエフに危険を感じて・・・。大臣の踊り子囲い込み作戦が開始されましたよ。「わしの踊り子から手を引きなさい」ということでしょう。王宮では愛想のよい大臣でしたが、裏では案外したたかです。そうやって政治の表舞台でのし上がってきたということか。そんなヤツは決まって王座も狙っています。王様とセーラ姫の身が案じられます。いや、しかし、あの王様であれば防御策にぬかりはないかも知れません。毎日顔をつきあわせながらも、王様と大臣との間には見えない攻防が繰り広げられているのでした。

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