国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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2009年1月9日

種族の差

新年あけましておめでとうございます。2009年もファイナルファンタジー業界にとって良い年になることを祈願いたします。自分はドラクエ9の発売が目前に迫っているのが気になって仕方がないという状況です。ドラゴンクエストIXブログもバッチリRSSフィードを確認しています。それほど更新されていない気もしますけどね。どうでもいい話ですが、Internet Explorer7でフィードをお気に入りに入れるときに「このフィードを購読する」というリンクをクリックすることになるのですが、「購読」っていう単語には「購入して読む」というニュアンスを強く感じるので、たまに押すのが躊躇われませんか。部首に「貝」を含む漢字には敏感に反応をしてしまう自分も相当嫌な性格をしている気がしますが、もうちょっと訳語のチョイスを頑張ってほしい気がします。

ドラクエ情報が載っているので、最近週刊少年ジャンプも楽しみの一つであります。年末年始は合併号になってしまうので、ジャンプも隔週になり、寂しい限りでした。どうも今度のドラクエの主人公は「天使」的な存在らしいですね。これまでのシリーズとは一風変わった設定です。天空人とのハーフとか竜神族とのハーフとか、これまでの主人公たちの血統にもいろいろバリエーションがありましたが、そのものずばり天使となると接し方が少し難しくなるかもしれません。天使ともなればちょっと下界の人間を見下した印象がありますからね。でも、今回の多人数プレイという新しいシステムの入口としては、なかなか便利そうな設定ではあります。何か説明のつかない事項があれば「天使だから仕方ない」という誘導ができるようになるわけです。

DSで出すことや、先述のマルチプレイヤー要素など、斬新なアイディアが多数盛り込まれることになって、ドラクエコミュニティの間でも賛否が飛び交う問題作ですが、最初に発表された発売日からもう何年も経過しています。さまざまな調整を経て、きっと面白いものに仕上がっていると、勝手に安心しています。デモムービーをみる限りJOKERSに登場した「バギムーチョ」や「マヒャドデス」などの新呪文も再登場しそうな感じです。受け取り手としてもいろいろな覚悟をしておかないとですね。

それでは、新年も明けましたし、現在のこのブログの状況を整理してみましょう。現在「できるかなファイナルファンタジー」では3つの企画が同時進行中です。

1.FF1→Soul of Chaos攻略に向けて二順目を継続中
2.FF3→パーティーが4人全員揃う直前で中断中
3.FF11→無料期間を活用してプレイ開始直前

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2006年9月18日

ファミコン時代を振り返る

ファイナルファンタジーが出た当時のゲーム機と言えば、もちろん任天堂の「ファミリーコンピューター」のことだ。各家庭にパソコンが当たり前に普及した現在では考えられないが、ゲームはゲームセンターのアーケード機でやるものであった時代に、家の中でゲームができるということは画期的なことだった。家のテレビにつないでゲームができるという機体はいくつかあったが、カセットを交換して様々なゲームに興じることができるようになったのはファミリーコンピューターからだろう。それ以前からゲームウォッチでも任天堂とは馴染みがあったが、ファミコンが発売されたて以降、任天堂は子供たちの間で一躍有名企業となった。2006年9月現在では、SONYのプレイステーションの台頭でコンシューマゲーム機のシェアでは一位ではないかもしれないが、当時の任天堂帝国を知る者はいまだに任天堂の復権をどこかで待ち望んでいるような気がする。そしてNintendo DSと今冬にリリースされるWiiがゲーム業界に嵐を吹き荒らす予感は多くの人が感じていることだろう。

話がそれました。任天堂の独走体制にあった当時の状況にあって、もちろんドラゴンクエストもファイナルファンタジーもファミコン用ソフトとして開発されました。ファミコンの描画スペックは256×224ドット、52色(同時発色25色)というスペックですが、当時はそこに無限の可能性が秘められていると考えられていました。今では潤沢なスペックとは言い難いですが、それゆえにアイデアを盛り込んでどこまで子供を楽しませられるか、という開発視点が得られていたようにも思います。時代が進むに連れてゲームの開発の方向が、グラフィックスやサウンドのクオリティを重視するような方向にシフトチェンジしていきました。下手をすると演出次第でつまらないゲームも面白く感じさせようということになりかねない事態であり、ゲームのプレーヤーはゲームを能動的に楽しむのではなく、楽しませてもらうというスタンスになりつつあります。そんな状況下にあって、昨今のNintendo DSのタイトルの爆発的ヒットは興味深い現象でした。派手な演出ばかりがゲームの良さではないと、ユーザの声が聞こえてくるようです。今ではNintendo DSや携帯電話用のゲームの開発が業界では盛んになっているようです。携帯電話のスペックももはや昔のファミコン以上になっているかと思いますが、限られたスペックで派手な演出が使えない状況下から面白いゲームが生まれてくるというのはハード開発者さんには皮肉な結果かも知れません。

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