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アンデッド系に対して、有効な打撃を与えるという「ワイトスレイヤー」を手に入れ、封印の洞窟攻略を円滑に進めようとするすっぴん・ルーネスでしたが、どうもサスーン城には何故かモンスターが居ついてしまったようで、サスーン城左の塔にのぼりあぐねているのでした。サスーン城は、東西に高い塔を持つ設計でして、シンメトリーな外観を呈しております。向かって右手の塔にはサラ姫の寝室があります。そういえばガルディア王国のマールディア姫の寝室も右手の塔でした。クロノトリガーのケースでは、左手には娘思いのくせに頑固な王様が立てこもっていたりしたのですが、サスーンの左の塔にはモンスターにあふれているのです。二例しか挙がっていませんが仮に「左は陰気」の法則と勝手に名付けてみましょう。まぁ、ワイトスレイヤーは穏当にいけば左にあるのでしょう。むしろ、ワイトスレイヤーの存在がモンスターをひきつけるとか。黄金の爪みたいな武器だったらいやですね。
この城の番兵の話を聞くとこの塔は「左の塔」と呼ばれているそうなのですが、城に背を向けるとあら不思議、「右の塔」になってしまいますよね。薬師寺みたいに「東塔」とか「西塔」とか呼びそうなものなんですが、正門から見て右か左かという命名が建築業界的には基本なんでしょうか?
で、この東塔のモンスターがやたらめったら強くって全然先に進める気がしないところで前回中断したのでした。ロングソードを持つルーネスの攻撃がやっと3のダメージを与え、他の3人の打撃は1ダメージにしかなりません。これはレベル的に場違いな場所に来た時の現象か、敵が実はメタルスライムだったかのどちらかでしょう。一回全滅したものの、ルーネスのケアルと拾ったポーションを駆使して、HPが推定50前後の敵二体の体力削りをねばってみました。苦労して勝利を収めたらさすがにレベルと熟練度が上がってくれましたので、速攻で塔を抜けてセーブします。全滅したらやり直しというシステムにも、少しずつ免疫ができてきたみたいです。
レベルが上がったので、いくらか塔の中のモンスターとも渡り合えるようになってきました。ちなみにモンスターにはアンデッド系が多くいらっしゃいまして、封印の洞窟の予行演習になりました。この人たちは毒攻撃をしてくるものと勘違いしていましたが、むしろ「くらやみ」攻撃を仕掛けてくることが多いようです。ルーネスの魔法ステータスにポイゾナとかいうキアリー的状態異常回復魔法が含まれていたことに気がついたのも束の間、レフィアが前後不覚に陥ります。「くらやみ」が永続する異常なのか、時間で効果が切れる異常なのかよくわからなかったので、放っておいたら治ったみたいなので、特に対策はしないことにします。「くらやみ」になっていたレフィアの戦力がどのように低下したのかもよくわからなかったし。
塔の最上階に宝箱を発見したので、ようやくこの城ともおさらばかと思いましたが、そこはさすがのFFシリーズです。大事な宝箱の中にはモンスターが潜んでいるのが常識です。