国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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我が身の不幸

順風満帆かに見えた私のFF人生(初歩)に暗雲が垂れ込めたことについてお話することになりました。けして、FFに飽きたとかそういった類のあれではないのですが、FF初心者ゆえの失敗というか、ミスを犯してしまい、それゆえすごく残念なできごとが起こってしまったのでした。

それはガーランドへの勝利に酔いしれ、それとともにFF1についてエンディングを迎えた者として、この長かった旅路を総括していたときのことでした。画面では、カオスが倒されたことによって、正常な生活を取り戻した人々の幸せそうな姿が踊っているのが見受けられます。「The End」の表記が出るまで私は画面を写真に撮ったり、思い出に肉眼でみつめたりと自分なりに楽しんでいたのでした。そして普通にカオス撃破後にセーブしたのです。

残すはソウル・オブ・カオスのみです。後日、エキドナに再戦を挑み、そして勝つべく、自分の赤いNintendo DSに電源を投入します。クリアしたセーブデータにはきらりとそのことを示す星マークがついています。光の戦士四人組がカオスを討伐した証ですね。いい感じです。それではいつもの4人で旅を開始いたしましょう。

また憎しみの輪廻の渦にしかし、4人を待ち受けていたのはこんな暗雲でした。私の知らないところで、いつの間にかカオスが復活してしまったようなのです。何事でしょう?そのとき、私の吐く息は白く、両腕はガタガタと震えていました。

どこをさ迷っていたのか?4人組これはいつか見たFF1のオープニング映像です。4人の光の戦士はどうしたのか?ガーランドはまたしてもクリスタルの力をカオスに悪用させるつもりのようです。大地は腐るわ、風は止むわ、水は濁るわ、山は燃えるわ、一大事でござる。

クリスタル持ってますクリスタルの力を持ってしても、ガーランドの憎しみの連鎖を解き放つことはできないのでした。そう、エンディング後のセーブはモンスターコレクションのデータを引き継いだ状態での巻き戻しを意味していたのだったのです。いや、聞いてないよ。何これ?嘘でしょ?ソウル・オブ・カオスどころの話じゃありません。全ては最初に戻ったのです。

はい、コーネリアコーネリアの城前に投げ出されて、呆然とする4人の光の戦士たち。おかしい、何かがおかしい。こんなはずではなかったのです。エキドナを倒したり、アーリマンを倒したりと、ナイト・エフエフの快進撃が続き、そして、FF1とはおさらばする予定だったのです。しかし、ナイト・エフエフのレベルは「1」に戻り、やっとゴブリンと渡り合える程度の男に成り下がってしまったのです。そうそう、クラスチェンジも起こりました。戦士・エフエフに格下げです。不当な人事で見習いからやり直しを命じられたようなみじめな気持ちでいっぱいです。

新しいパーティーですあっ、ちなみに新しい面子はこんな感じです。前回の失敗を踏まえ「スタート時にジョブは選べる」という裏技(?)を使用し、白魔導師・クロノと忍者・ロマサガには退役していただきました。ニューカマーは、モンク・セイケンと赤魔術師・キンハーです。みんな、よろしくっ。(みんなって誰?)
ちなみにセイケンは「聖剣伝説」から、キンハーは「キングダムハーツ」からの命名です。モンクのビジュアルが喧嘩っ早くていまにも「正拳突き」を放ちそうなハッサンだったので、なかなかしっくりくる命名だと思ってます。白魔導師から赤魔術師へのコンバートは我ながら良さそうな気がします。再三にわたって私は白魔導師の使えないダメっぷりをここで書き連ねてきましたからね。赤魔術師が輪をかけてつかえない男だったらどうしようって話でもありますがね。回復呪文をちゃんと覚えてくれるのか少し心配ではあります。(ちゃんと調べずにパーティーを組むあたりは前と一緒です。)
戦士・エフエフと黒魔術師・ドラクエを残したのは私のこだわりですね。このブログの主題でもありますし、両者には常にいがみあって・・・もとい、しのぎを削りあって成長してもらいたいものです。

ガーランド速攻しかし、レベルが1に戻るという衝撃は大きく、結構自暴自棄に旅に出てしまいました。ロクに町の人の話も聞かずに飛び出して、ゴブリンを大量に虐殺し、気がつけば、カオス神殿のガーランドの目の前でした。あんなに気にかけていた大臣と踊り子にも目もくれず、セーラ姫だけを頼みに、戦士・エフエフの衝動が突きぬけたのです。

やはり3ターン伝説前回のパーティーでは、確か、ガーランドさんの戦闘シーンを撮っていなかったと思うので、一応撮影してみました。もちろん「3ターン」で撃破しましたよ、こんなやつ。こいつの弱い心持ちが、世界を恐怖で包み込んだのですからね。私はもう知っているんですよ。この野郎!

結局ナイト・エフエフはセーラ姫命語気が荒いのは、同じ事をもう一度やってる自分への苛立ちなんでしょうか。もうちょっとポジティブに考えれば、再プレイすることによって、この作品への解釈も深まるといういい面もあるのです。時間軸をループさせるというよくわからない構造のシナリオでしたから、最初に立ち戻って再検証するのも十分意義があることなのです。でも、自分的にはすぐに次のFF2をプレイしたかったのですよ。あぁ、セーラ姫あなたを助けるのもこれで2回目になりました。いや、歴史の循環の中で多分何度となく助けているのだと思います。でも、できることならこれで最後にしてくださいませ

建設完了と輪廻の開始前回は時間をかけて、FF1の世界観を考えたり、写真を撮ったりしながらプレイしていたので、クリアまでにものすごい時間をかけてしまいましたが、それらの作業を省略すると随分と早くこの最初のテロップシーンにたどり着けるものですね。セーラ姫を連れ帰ると、約束どおりコーネリアの王様が橋を建造してくれるところももちろん一緒でした。ここまでノーセーブです。これを書いている今でこそ落ち着いていますが、プレイ中はいらいらしていてセーブする時間も惜しかったようです。
で、橋を渡ったあたりで、一度全滅しました。

また憎しみの輪廻の渦にそしたら、また世界が闇に包まれました。

やってられっかやってられっか!!