国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

« ゴルベーザという隠れ蓑 | メイン | 限界突破! »

ゴーイングマイウェイ

2周目に入ったセシルの大冒険です。さっそくミシディアのクリスタル奪還戦での行いを悔いているけど、部下の手前感情を押し殺しているセシルです。しょっぱなから義理と人情に押しつぶされそうになっていて、これが月の最終決戦まで続くなんて1週目の自分は想像もしていませんでしたね。

さて、2周目ですのでかいつまんで冒険を追っていきましょう。とにかく、隠しボス的なのが強いらしいのでレベルをめちゃめちゃ上げる必要があるらしいです。効率よく倒すために攻略サイトをみることも厭わずやっていく覚悟ですよ!

誇り高き飛空艇団は王様の命にはあらがえず、チンピラみたいなことをさせられて、この後お酒の力で慰め合うことになります。いやー、王様が偽物とはねー。王様の真意を予想したりもしましたが、この時すでにカイナッツォ王にすり替わっていたんですね。王様、あまりにも臣民から慕われ過ぎていて、そっくりさんが玉座に座っていてもクセで命令を聞いちゃったね。社員が交換可能な部品みたいになって自分でモノを考えなくなっちゃう会社みたいですね。本物バロン王は既に弑せられていて、オーディン化して、召喚士を待っています。

バロンに帰還し、近衛兵長・ベイガンに連れられて王のもとに参じます。このときベイガンはジワジワ改造されていたわけですか。こいつがいたので、王国内での派閥闘争を意識するようになったんですよね。この後さらに竜騎士団のトップも出てきたり、魔法研究機関が出てきたりして、ライバルが多いぞって思わされてましたが、結局、偽王にバロンの各組織はズタズタにされちゃいました。

はい、セシルがちょっとだけ王に反抗的だったので、速攻で左遷されました。幻獣討伐という謎のミッションを任されて、赤き翼を失いました。ここからゴルベーザが表舞台に出てきて、カインは巻き添えを食って、セシルとリディアに深いトラウマを与える流れになりますね。やっとセシルを自由に操作できるようになったので、デカントアビリティを調整しました。効率よくお金と経験値が欲しかったので「ギルハント」と「レベルハント」をつけ、まだパラディンじゃないから「ローザへのおもい」は断ち切り、・・・ん?「カウンター」!そういえばそんなアビリティ持ってましたね。1周目の時は全然バトルシステムのことを理解してなかったので使ってませんでしたが、今はもう敵のカウンターにいやというほどやり込められてきましたから、その便利さを身に染みて理解しております。ましてや盾役のセシルにこれほど必要なアビリティはないって感じじゃないですか・・・。というわけで枠の都合上「あんこく」も後で捨てます。

自分のことでいっぱいいっぱいでローザにまだ冷たいセシルです。王様に暗黒騎士をやらされる前のセシルはそんなことなかったんでしょうが、気持ちがすさんでしまってローザに見捨てられかねません。しかし、彼女の愛情は海より深く砂漠より熱かったですね。一生頭が上がらない気がします。多分、城内の白魔導士部署ではそれなりの地位についてそうなので、業務が済んだ夜に、また来てくれるそうです。こういうのが重なってカインの中で少しずつ嫉妬の芽が育っていくのでしょう。それを見逃さないゼムスすげー。

王様ラブなシドにも捕まってなかなか自室で休めないセシルです。要所要所でシドの能力が必要になるとは、まだ知らなかったので髭すげーな、とばっかり思ってましたね。セシル、カイン、ベイガン、シドとバロンの男性陣はなかなか素顔をみせてくれませんよね。シドのお目目がちっちゃくてかわいかったらどうしよう。

今はわかるけど怒涛のような情報量で1周目は理解が追いつかなかったですね。この月夜の自室の独白シーンがやはり情報整理に有効でした。回想編の若きバロン王はナイトとして名を挙げてる頃だったのかな。セシルを実の親のように育ててくれた裏にセシリアママの影があったとは知りませんでしたよね。何者なんだセシリアママ。

この後、ミシディアへの罪悪感からローザの顔をまっすぐ見れないセシルが闇に病んでいきます。ローザも救う方法がわからなくてはがゆそう・・・はがゆいあまりに告っちゃいます。告っちゃってるのセシルはどの程度気づいているのかわかんないんですが、夜も遅いしローザ帰されちゃいます。ローザ、自宅に帰って、「私、告っちゃった!?」って悶々としながら眠れなかったかもですね。翌朝、普通にカインと並んで幻獣討伐に臨むセシルは元気そう。よく眠れたんでしょう。ローザの気持ちをもう少し汲んであげてほしい。

バロンの町もそこそこに近くのチョコボの森にやってきました。ここで、1周目にはなかった出来事が!ミストで初めて会うはずだったネミングウェイがここにいる・・・どうもウサギさんを巡る旅は周回プレイ通して1回だけあるものだそうで、1周目を引き継いだハミングウェイがここに出てきているそうです。昔を思い出して方々旅に出ているらしく、「月にいない今の私はもはやハミングウェイにあらず!」自由人・ゴーイングマイウェイとして人生を謳歌しているらしいです。「これは、わがウェイ一族に伝わる宝物。ぜひセシルさんに受け取ってほしいのです。」とデカントアイテム「エンカウントなし」をくれました。・・・レベルを上げきったら使える・・・かな。2周目は隠しボスだけが目標なのでウェイ一族の秘宝は棚に飾っておきましょう。エンカウントなし、といえばそもそも最近になってモンスターの動きが活性化したって話がありましたよね。これも今考えるとゼムスの思念が地上に与えた影響の一つなんですね。思念が万能すぎて月の民、超怖い。セシルも月の能力に目覚めて、超能力でバロンを仕切ってほしい。はっ!ローザの愛に月の思念力が関わってたりし・・・ないか。ローザの愛はローザの思念の賜物ですよね。

ウェイの追っかけも終わり、ミストの洞窟にきました。洞窟の調査度が100%に達してないですね・・・なんか2周目にはこの調査度も引き継がれているらしく、全ダンジョンの進捗を100%に進めると何かもらえるらしいです。1周目の後半は結構意識して頑張ってたんで、2周目でコンプも目指してみてもいいかも。

ほい、ミストドラゴンです。何度もセシルに忠告してくれてますね。2周目は忠告をきける新展開とかあったらそれはそれで面白そうですが、そうするとリディアに会えなくて寂しいですね。このままカインと城に戻って偽王を倒したら・・・カインの裏切りもパロムポロムの石化も回避できた!?リディアママの忠告大事だったな・・・この人も何者なんでしょうね。リヴァイアサンとかとも仲良かったんでしょうね。

ロクにレベル上げもせず突っ込んできちゃいましたが、2周目なのでうまく立ち回って勝てました。(セシルは死んだけど)そして、ミストは焼かれ、バロン王への疑心は深まり、ちびリディアはむせび泣き、タイタンは召喚されるというこの世の地獄が広がるのでした。リディアママの髪の色はリディアみたいな緑色ではなく明るい茶色でしたね。リディアの父親は出てこないので、幻獣にあまりに愛されるリディアの素性について妄想が捗りますね。緑色は本当にドラクエ4の主人公くらいしか思いつかない特殊さですので・・・月の民とはまた別の異種婚姻譚がありそうです。ドラクエは天空人で、FFはドラゴン・・・?あのミストドラゴン緑のふさ毛を持ってたけど・・・リディアパパじゃね?

こう振り返ってみるとちびリディア、やっぱりかわいいですね。幻獣討伐の名を借りた召喚士抹殺指令に気づいたカインはリディアも消そうとするフリでセシルをけしかけるんですよね。愛する王への謀反はこうして始まります。カインのけしかけ方はちょっと趣味が悪くて、こういうところでも人気を失っていってる気もします。試練の山で鍛えなおそう、曲がった根性を。「フッ、そういうと思ったぜ。」あー、でも次会うときにはもう洗脳されてるのか・・・カインは先回りして考えてくれるところは優秀なんですよね。段取りを踏むのもそつなくこなすし。ローザの心を掴むのはそういうところじゃなかったようなのがかわいそうではあります。この頃すでにローザへの思いをちょいちょい臭わせてきてますが、セシルは鈍いので土俵に上がってきてはくれないのです。独り相撲で結果も黒星っていう・・・これもかわいそう。

使えないはずの大地の怒りを炸裂させる暴走リディア。彼女のポテンシャルを表現しています。ちなみに召喚獣・ボムを1周目から引き継いでいるようでこれがそこそこ使えそうでした。

カイポの宿屋でリディアを休めているシーン。ここだけ切り取ると絵面が大変よろしくない現場っぽくみえてしまいますが、あの暗黒騎士は「ローザへのおもい」を持っているから無罪です。休憩中バロンの将軍が追いかけてきてリディアを連れ去ろうとします。召喚魔法の火力・・・最後の最後までお世話になったもんな。ムキになって召喚士滅亡を謀るゼムスはよくご存じでらっしゃる。この一件があってリディアは心を開いてくれたという点ではジェネラル、グッジョブでしたね。「でも、あなたはあたしを守ってくれた・・・。」この守られた記憶を大人になっても大事にしてくれるんですよ。かわいすぎる!

2周目、おもしろいな!