国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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グルグ火山の中

ドラゴンクエストモンスターズJOKERが発売されました。私はドラクエの傍系については、1~8の本編シリーズと比べてそれほどやり込みません。ドラクエモンスターズでいえば、一番作るのがやっかいなモンスターを作ったあたりで終了します。全数値をMAXまで上げるとか、耐性を全部兼ね備えるとかは、あんまり興味が湧かないのでした。プレイスタイルが個人で完結していて、通信対戦プレイをしないのが大きな理由だと思われます。モンスターズをやる人が周りにいないんですよね。その点、Nintendo DS版のJokerではネット対戦もできるそうなので、ひょっとしたら、これまで以上にやり込むことになるかもしれません。ストーリーをおいかけるのが好きなだけで、別に誰かと対戦して遊ぶのは苦手なんですけどね。(負けると悔しいから)DQ9がネットを使うものになるとのことなので、そこら辺の耐性をJokerでつけていきたいと思います。

LV30のステータスFF1については、どこまでやり込むか一応考えてあります。ズバリ、「モンスター図鑑コンプ」を目標にプレイしています。これまでFFの知識が自分に不足していた分を補うべく、頑張ってデータを収集していきたいと思います。
さて、LV30になった光の戦士が、グルグ火山に向かうところですよ。

浅瀬に囲まれたグルグ火山入り組んだ入り江をグルグルとカヌーを漕いで進んで、あぁ、そろそろパドルを持つ手が疲れてきたな、という頃に浅瀬に囲まれた火山が見つかりました。これが火のカオスがいるというグルグ火山でしょう。グルッと水に囲まれた地形ですので、カヌーで火山の麓まで移動しましたが、はてさて、どういった自然現象でこの堀が生まれたのでしょう?火山とカルデラ湖の関係については中学生の頃に地理の授業で習った気もしますが、あんなにきれいに火山を包囲する湖なんてありえるのでしょうか?どうも人為的な臭いがプンプンします。火のカオスを封印するために火山の周りに水を張っているに違いありません。正直、このグルグ火山の規模のほどは知れませんが、この堀の制作には相当な人と時間と資材が必要になったことでしょう。国家レベルのプロジェクトです。古代エジプトの王様がピラミッドを建造したときのように、多くの人の犠牲もあったことでしょう。そこまでして、火のカオスは危険視されているのですね。なんか12人の賢者の誰かも、あいつが復活したら世界が焼き尽くされるみたいなことをいってました。世界がミディアムレアに焼かれる前に、火のカオスを倒しましょう。

溶岩だらけの火山内部火山の内部は案の定、溶岩が流れています。溶岩魔人でも出てきそうな勢いを感じます。ここはジパング、ヤマタノオロチ、バイキルト。はたまた炎のリング、ようがんげんじん。そして、溶岩の上を歩くと各人に1のダメージです。想定の範囲内ですよ。足を突っ込んでも大丈夫な程度の溶岩ってありうるのかどうかわかりませんが、そうでもしないと先に進めませんからね。桃太郎伝説ばりに「ふゆう」でも使えれば別ですがね。そらふゆーん。

宝物いっぱいもちろん、火山内の敵は火属性っぽいやつらも多く、炎系の特殊攻撃をしてくるやつもいます。呪文レベルはファイア程度ですけどね。ファイアヒドラだのファイアリザードだのレッドドラゴンだの、「炎」や「赤」を名前に冠しちゃって自己アピールまんまんです。爬虫類系が多いのは、やはり「火を吐くドラゴン」のモチーフからきているんですよね。ドラゴンに最初に火を吹かせた人は誰なんでしょうね。物騒なことこの上ないです。その点、シェンロンは温和ですね。願いをかなえてくれますし。この間、ジャンプに「Cross Epoch」という鳥山明先生、尾田栄一郎先生の合作が載ってましたが、久々にみたシェンロンはやっぱかっこいいですね。幼少時からの刷り込みかもしれませんが、ドラゴンは緑がいいなぁ。「まんが日本むかし話」の影響かなぁ。あのオープニングは竜の子太郎からきているんだったかな。そう言われると、日本のドラゴンって火を吹かないものなのかも。ヤマタノオロチは酒は飲んでも火は吹かなかったかな。(あれは蛇扱いか。)日本の民話では、ドラゴンより蛇の方がよくでてきますが、細長いタイプのドラゴンは蛇がデザインモチーフになっているかもしれません。海外のドラゴンのイメージのプロトタイプはおそらく恐竜あたりかなぁ、なんて。ドラゴンが緑色ってのも、日本では蛇からきている気がします。ちゃんと調べたわけではないけれど。ヤマカカシとかアオダイショウとか身近な蛇は緑なのが結構います。
じゃあ、ドラゴンに火を吐かせたのは誰なんだろう?ガメラの影響だったりしたら面白いけど。ゴジラの吐いてるのは放射能だったかな。

赤い玉と炎の祭壇まぁ、グルグ火山のモンスターが放射能を吐かなくてよかったってことで、地下を5階くらいまでもぐっていくと例の「祭壇」というやつが見えてきました。前には赤い玉が転がっています。土が黄色なら、火は赤。じゃあ、水は青なんでしょう。で、風は?無色透明な「風」ってやつは、直感的にイメージが結びつく色がないですよね。無難に白あたりでしょうか?それか彩度をつけるとしたら残ってるのは緑あたりですよね。プログラマの人ならシアンとかマゼンダあたりも候補に上げるかもしれませんが、それぞれ青と赤に系統が被るので緑あたりが妥当かな。緑がいいならオレンジや紫もよさそうです。ヒーロー戦隊ものの定番でいくとピンクも大穴であるかも。あとは黒ぐらいかな。黒は悪いイメージなので多分ないはずですが。

赤い玉はマリリス 火のカオス・マリリス
で、赤い玉に触れると、眠りを妨げたとかいって火のカオス・マリリスという人が現れて怒られます。12人の賢者の誰かが行っていた通り、土のカオス・リッチを倒したこととこの人の目覚めは連動していたという口ぶりです。きっと仲良しだったので、仇を討ちたいのでしょう。「燃えさかる火の力」で勇者4人を灰にしてしまうつもりみたいです。

マリリスと戦闘受けて立ちますよ!と戦闘画面に移行するとなんとマリリスは女子でした!これは失礼。土のカオス・リッチとはそういう間柄でしたか。なんだかリッチよりもグラフィックが大きくて強そうで、体中真っ赤にして怒っています。

マリリス「(あたいのリッチを返しなさよー!)」

という心の嗚咽が聞こえてきそうです。ゴーゴンヘッドにアシュラマンの腕、下半身は蛇かドラゴン。なんかインドっぽい。ナーガ+メデューサ+阿修羅みたいなカッコいい造形です。仏教なのかギリシア神話なのかわかりませんが、どうせ、インドとギリシアの中間地点くらいの地域にはこんな神様(それか悪魔)もいたことでしょう。それが火のカオス。「マリリス」で後でWikipediaをひいてみましたが、該当項目なしでした。やっぱりこれだけ混ぜるともはやオリジナルか。とりあえず、リッチの死によって目覚めたスーパー戦士であることには間違いないので、気合を入れて戦いましょう。それにしても、自分は戦闘があるとわかっていながら、なんで回復せずに話しかけてしまうのでしょうねぇ。

多分、5ターンぐらいで撃破できました。土のカオス・リッチのときと同じくらいですね。いつものようにヘイスト&ストライ&プロテスで前衛二人を固めるという作戦でしたが、マリリスはなにげに防御力が高くて、最初、物理攻撃による打倒作戦は失敗かと思いました。でも、まぁ、そんな心配するほどのことではなかったっす。あと、白魔道士・クロノに覚えさせていた「プロテス」を初めて使ってみました。1ターンでみんな防御力が上がるってのはやっぱり便利ですね。持つべきものはスカラよりスクルトです。

燃えさかる火の洞穴撃破後はアースの洞窟の時と同様の流れでまず「燃えさかる火の洞穴」の封印が解けました。ここまだ行ったことがないのですが、どこにあるのでしょう。まぁ、気長に探しましょう。きっとエキドナ的なやつがいるだろうし、見つけてもうかつに手は出しませんけどね。この間、コメント欄で教えてもらったのですが、カオス撃破後に入れる洞窟はGBA版の追加ダンジョンなんだそうです。知らずにホイホイ入って馬鹿を見ましたね。いまだにエキドナの存在がトラウマです。その後、祭壇にクリスタルを捧げて輝きを取り戻すという作業が行われました。例によって、祭壇の裏手からダンジョンの外に脱出できます。

火のカオス・マリリスのグラフィックがかっこよかったので、次のカオスも楽しみですね。多分次は水のカオスでしょう。確かいやしの水の洞窟の石像の感じではグラコススタイルでしたが、バトル時のグラフィックはもっとかっこいいことでしょう。やっぱ、敵キャラのデザインってゲームの要素として結構重要だな。