国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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光あるところに影アリ

トロイアの神官と軽く口約束をしました。クリスタル争奪戦の第三極・ダークエルフから土のクリスタルを奪還するという条件付きでクリスタルの貸与が許されます。なし崩し的にローザ救出のための材料にクリスタルを利用しちゃうことになってますが、セシルにもともと大義はなく目の前の救えるものは救いたいという方針で動いています。

  1. 王命を守らねば
  2. いや、犠牲者リディアを守らねば
  3. 先にローザを熱病から守らねば
  4. あぁ、クリスタルも守らなきゃ
  5. いやさらわれたローザを守るのが先だ

セシルが守るべきものは何なのか・・・今のところ優先順位が高いのはローザっぽいです。「ローザへのおもい」を既に取得してますもんね。「正義よりも正しいことよりも大事なことがある。」ってクルーヤさんも言ってたし、クリスタルより大事なローザがあるのです。(間違った解釈)

トロイアではもちろんギルバートがいて「ひそひそう」をもらっておく必要があります。テラとの和解が成立しますが、ギルバートはバブイルの巨人が復活するころまで病床で戦う必要があります。そもそもパーティーに参加してもさほど戦力にならないのでその辺はどうでもいいのですが、この高年齢パーティーに少しの華やかさを授けてもらいたかった気もします。ダークエルフの話になったら突然「ひそひそう」を渡してきたのですが、ギルバートは磁力攻略に策があったんですね。あとで聞くと、吟遊詩人放浪時代に知った悪しき妖精を戒める歌が使えるかもって念のために「ひそひそう」を渡しといたんですって。パーティーにいた時にその歌で攻撃に参加できたんじゃない?

グガゲゴ。ダークドラゴン化したダークエルフはエイエンノイノチのために土のクリスタルを盗んだそうです。ゴルベーザは8つ集めてバブイルの巨人復活を目指してるので野望のスケールが違いますね。クリスタルを持ち帰って、これでギルバートの勇気譚はおしまいです。自分と祖国の立て直しに頑張ってもらいましょう。テラはギルバートの分までゴルベーザ殺しに熱が入っちゃってます。カインに連れられ、ゾットの塔に入ると、ゴルベーザがローザとクリスタルの交換条件に「ゾットの塔最上階まで辿り着くこと」を追加してきました。誘拐犯にいいようにやられてしまってますね。土のクリスタルを盾に交渉を有利に進めていけないセシルは言われるがままです。

メーガス三姉妹の倒し方忘れてて、ぽっちゃりマグを後回しにしたらダグとラグをリレイズで蘇生されちゃいましたね。デルタアタックのおもしろ姉妹はストーリー上、登場に必然性はなかった気がしますが、妙な存在感を残していきましたね。エッジの忍者国・エブラーナと絡めてもよさそうな出で立ちです。

「ローザ・・・何のことだ」しれっと約束を破られて我慢の限界おじいちゃんのメテオがドーン。ローザにお構いなく発砲しちゃうのです。約束を反故にしたゴルベーザが悪いわけですが、交渉ごとの難しいところでセシルはテラがゴルベーザと刺し違えになることを知っていて連れてきちゃったんだから、これでローザが殺されたらセシルのミスでしょうかね。ここでカインが一緒にぶっ倒れてなかったら展開が変わっていたかもですね。そして手負いのゴルベーザにも一蹴されてしまうセシルでしたが、彼を救ったのは母の面影だったのですね。セシリア母さんにそっくりすぎて今までにない動揺ぶりのゴルベーザです。カインの洗脳がローザを見て解けかけたように、ゴルベーザの洗脳を解くカギがお母さんにあったわけか。母性的なものに男子は弱いんでしょうかね。ギルバートに続き、テラの戦いもこれで終了です。唯一の死亡によるパーティー離脱者は憎しみのメテオが敗因です。本人もダメだと自覚しながら撃ったので後悔はないのですが、果たせなかった復讐が悲しいところです。もう一人のクソジジイの腕の中で安らかに・・・やっぱ絵面が強すぎるパーティーだな。ヤンが乙女の顔になっちゃってるし。

洗脳が解けたそばからカインに見せつける二人。ここから次の裏切りの芽が育っていったのかもしれません。洗脳中の気持ちも吐露させられて、カッコ悪いカインは隠しボス戦で大活躍してくれるらしいので、面目躍如の期待したい!「行くぞ、カイン!」少し躊躇しましたが幻獣討伐に城を出るのと同じ気持ちでゾットの塔から踏み出すのです。

バルバリシアは四天王唯一の女性でしたが、まぁ、カインとの間に変な関係性は作らなかったし、縛る以外にローザに危害を加えなかった点がよかったですね。スカルミリョーネとカイナッツォだったら、下劣な展開もありえたのでね。ルビカンテは大丈夫っぽいんですが、あの二人はなんだろ品性を感じないし、特にカイナッツォは総じて下ネタです。(ひどい)ゾットの塔をテレポで脱出し、セシルの部屋にワープさせたローザさんは改めて大魔道士感を増幅させてきました。これを応用するとゴルベーザみたいに自由にワープできるんでしょうか?ルーラのないシステムは飛空艇で補っているFFですが、フィールド画面がシリーズのどこかでガラッと変わるはずなのでテレポの扱いについては今後とも要チェックですね。

ここで初めて「月への道」というキーワードが出てきて、ゴルベーザだけが知っているセシルとの因縁が萌芽します。クリスタル集めは月につながってきますが、闇のクリスタルの存在がゴルベーザの元部下・カインから明らかにされ、盗み出したマグマの石でアガルトの島は火を噴きます。地底への入り口ができたのでエンタープライズで潜入すると既にゴルベーザ軍と地底のドワーフ軍が交戦中と・・・あの地底軍戦車は後で鋳潰されて、建材になる予定です。えーい、戦車を潰せー!

エンタープライズが飛べなくなり、技師・シドともここでお別れです。まあ、シドはまだ出番がたくさん残ってるので今取り上げることもなく、とにかくパーティーの平均年齢がだいぶ下がりました。のちに仲良くさせてもらうジオット王とルカ姫とも面識を持てましたが、既に闇のクリスタルも二つゴルベーザの手に渡ってました。どうも別の地底への入り口とやり手が地底工作を進めていたみたいですね。その名もルビカンテ。先に地上のエブラーナを下し、バブイルの塔を制圧してクリスタル使用準備まで行っていた優秀さですよ。スカルミリョーネは何をやっていたんだ・・・。

さて、ドワーフ城にあるクリスタル防衛戦です。一度も成功しないんですけどね、クリスタル防衛は。この段階でセシル38、カイン35、ローザ27、ヤン37というレベル具合です。隠しボスが目標なのでもっとガンガンあげていきたいです。