国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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二つ目の月が衛星軌道から外れ、どこか別の星を目指して飛んで行ってしまいました。その頃、戴冠を控えるセシルとローザは左の塔3Fのセシルの寝室にいて、セシルは何か感じて周囲をキョロキョロ。「どうしたの?セシル。」セシルを見守り続けてきたローザはすぐにセシルの変化をキャッチします。「いや・・・、兄さんの声が・・・聞こえたような気がして・・・。」セシルは気のせいだとはぐらかしますが、多分、月の民ハーフのセオドールが思念を飛ばしてきたんでしょうね、「さよなら」的なことを・・・。何気にセシルは日常的に「兄さん」って呼ぶようになったみたいですね。別れ際あんなに躊躇ってたのに。

「なんじゃあ!二人とも、まーだこんなとこにおったんか!」ズカズカ入り込んでくるのはシドです。至急、部屋にカギをつけることをお勧めします。ローザとのロマンスタイムにもこの人は平気で入ってきますよ。今日は晴れの日、まさに戴冠式当日なのです。イチャイチャも適度に抑えて国王と王妃としての威厳を国民に広く知らしめねばなりません・・・ってシドに言われてもなぁ。ローザを「バロン王妃様」と呼びなおすと、くすぐったい感じがして「いいわよ、ローザで。」とローザはいつも通りを望みますが、これからは公私をしっかり使い分けていかないと、外交や国内統治に置いて「舐められる」ので要注意です。外交の相手は・・・ダムシアン、エブラーナ、ファブール・・・みんな友達みたいなもんだな・・・どちらかというと、同僚が家来になるのでその辺の線引きを間違えないようにしたいところかな。花嫁の準備があるのでシドはローザを連れていきます。去り際に一連のゴルベーザ騒動で仲間となった人たちが一堂に会する久々のチャンスであることをセシルに念押しして、ローザはメイドの待つ化粧室へ。そろそろ一団がバロンに到着するみたいです。

「聞こえた・・・、たしかに・・・。兄さんの声で・・・、さよならと・・・。」

兄さんたちはセシルの戴冠のタイミングまで月で見守ってたんですかね。月にいろいろ情報が筒抜けなのもアレですが、セシルはもう心配無用だね、って月の民たちも安心してどこかに飛んでいくのでしょう。

ドレスアップしたローザとともに二つ並んだ玉座に座るセシル。セシルはパラディンコスチュームのままで、いつでも戦える恰好ですが、あれも正装なんですかね。晴れの舞台のファッションチェック、厳しくいきましょう。主役より目立ってるやつは取り締まり対象ですよ。

式典の会場左右にはバロン兵と白黒魔道士が待機しています。軍事とともに魔法の研究も盛んな国らしいですね。特に式礼用の衣装とかはないみたいです。あくまでも警備係なのかな?王直の近衛兵とかは隊服が違うんでしたっけ?あっ、ベイガン的な立場の人がまだ任命されてないのか。まぁ、しばらく人事で忙しくなりそうです。飛空艇技術屋のシドが進行を手伝ってるくらいですから、今、猫の手も借りたいほど忙しいのでしょう。

まずはエブラーナの新王がきました。普通にマスクにマントの忍者スタイルです。さすがに帯刀はしてませんが、風魔手裏剣の一つや二つ忍ばせてるかも。お調子者なので田舎のヤンキー丸出しで二人の門出を茶化し始めて、シドに怒られる一幕もありましたがローザは笑っています。

続いて、ドワーフ国の王族です。ジオット王たちは普段から王族らしい恰好で過ごしてて、外遊先でも失礼に当たらないようになってます。ルカ姫なんかはドレス姿のローザを見て、何かときめいちゃったりするかもしれませんね。ドワーフって黒魔道士顔をしてますが、顔に光を当てたら地上の人間に近い顔の造形をしてるんですかね?この辺はシリーズの別作品にも引き継がれるのかな?

頭を下げる作法はファブールならではなんでしょうか?続いても新王です。フライパン王妃とも親交を持ちたいところですが、堅苦しいのが苦手な王妃はお留守番のようです。ヤンは半裸なんですが・・・多分、社交場アウトですよね・・・さすがに。筋肉がタキシードです、って言われても戸惑うしかないです。多分、この人が今日一のヤラカシさんでしょう。

キョロキョロしながら入場するのはパロム、そして双子の姉・ポロムです。魔道士ファッションはマントがついていて、カラーリングもちょっと豪華なんですよね。あっ、ちょっと目を離したすきにパロムが王座に飛び乗ってご満悦です。儀式の場でやっちまいましたが、ポロムはいつもの調子で鉄拳で制裁してはだめですよ、神聖な場なのでね。・・・グーが出るかと思ったけど、こらえましたポロム。わきまえを知る数少ないキャラとして大事に育てたい!

一足遅れてミシディア長老が着きました。セシルは初対面でひどいことしておいて、それ以降もパラディン化や魔導船、ゼロムス戦と度々お世話になっていて頭が上がりません。デビルロードは多分開いたままにしてくれてるとは思うので、魔法に限らず通商などで関係を回復していきたいところです。試練の山にクルーヤの思念が残っていたことから、セオドールが育った村はミシディア近辺じゃないかと予想していますが、セオドールもデビルロードを抜けてセシルをバロンに捨てたんですかね?月の民との関係もありそうなミシディア長老・・・テラとも友達みたいだし、なにげに重要人物ですよね。しばらくバロンの舵取りについて相談してみるのもいいかも。

挨拶を終えて自分の場所に着くミシディア衆・・・と思ったらパロムがいない!?なんと向かいのルカ姫をナンパしてるじゃないですか!あー、やってしまいました・・・ポロムの握りこぶしがこれまで見たことのないきれいなスウィングでパロムに下されるのでした。式中の暴力行為はおやめください、という建前・・・でも内心みんなが待ち望んでいたものはこれですよね。パロムとルカという新しい関係性も増え、ルカ姫に率直に今の気持ちを訪ねてみたいラリ。

ギルバートはあーいうヤツだから面白いことは一つもせず、ソツなくこなしていきました。戦闘服を着ないで式に参加してる男性は彼ぐらいじゃないでしょうか?鳥の羽のついた帽子も女性顔の吟遊詩人だと許されそうです。あとでハープの一つもつま弾いてもらいましょう。

トリはリディアです。幻界でまた少し大人になったでしょうか?さて主役以上にリディアを待っていた人がエッジだったりするわけですが、素直に話せないのがまだ子供ですね。

これで役者は揃いました。カインのことは時間に解決してもらいましょう。

いろいろありましたねー。次回、戴冠&反省会です。