国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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バルバリ伝説

カインの洗脳が解け、ローザはギロチンから逃れ、パーティーが一新したところで風のバルバリシアが登場してゾットの塔編もいよいよ大詰めです。ローザよりも露出度高めの水着みたいな格好の女子ですが、四天王の一人なのでそれなりの実力者なんでしょう。カインはちょっと前まで同じ職場の同僚だったので、やはり互いに有能さを把握し合ってるようです。「なれなれしく呼ぶでない!こんなことなら、おまえもローザも消しておくべきだったわね。」とバルバリシアが言うからには、二人の新戦力は向こうにとっては計算外だったようです。多分、ゴルベーザの余裕に穴をあけたのはテラのメテオだったのでしょう。「フッ、空中戦はお前だけのものじゃない!」竜騎士・カインにこれを言わせるってことは、風を使って飛翔する戦法なんでしょうね、バルバリシアは。

あぁ、やっぱりちょっと浮いてる!頭身についてはいつものように巨女になってますが、FF名物・大豪院邪鬼システムですね。多分、人型の人サイズとお見受けします。新規加入の二人はどうしてもHPが低いままなのが気がかりですね。この後じっくり育てるとして、いざ、開戦です。初手はカインのジャンプで始まりました。竜騎士ってやつは相変わらず画面外の住人ですな。次にセシルの打撃が通ると「かみなり」でカウンターしてきました。風のバルバリシアめ、風神感があるくせに雷神様みたいな真似を・・・ライデインじゃなくてバギマを放つところじゃないの?その後、バルバリシアがクルンと回転して攻撃してきてヤンが状態異常(沈黙かな?)。ローザはお祈り、シドはなんきょくのかぜを改造、カインが降り注いでMISS・・・。回復役・ローザはバルバリシアの一撃で即死だし、かみなり全体攻撃はきついし、ちょっといきなり全滅しましたよ・・・。

ちゃんとダメージのリスクを分散しないと勝てそうにないので、戦略を練ることにしました。・・・と思ったら、再戦直後にバルバリシアったら、長髪をグルグルと竜巻状にカールさせて第二形態になりやがりました。何たる縦ロールか!いかにも風を使った何かをしてきそうなフォームです。最初のを雷神モードとするなら、こっちが風神モードですね。風のバルバリシアの本領が発揮されそう。で、この風神モードの情報がゼロなので、また全滅しそうな予感です。「その変身をあと2回もオレは残している…」って言われたらどうしよう。

風神モードのことを知るためにやっぱり初手はカインのジャンプからスタートして、ローザにはシェルを使わせてみました。シェルって多分、防御系の呪文・・・でしたよね。ローザが一撃で死ぬというのを避けたいというのが狙いですが、どうなることやら。バルバリシアは今度はトルネドで風っぽい攻撃をしてきました。これをシドが単体でくらって瀕死になりました。セシルの攻撃は当たらず「だめだ 正面からは風で見えない!」ってヒントが表示されました。側面も背面からのバックアタックもできないわけですから、なるほどここでカインのジャンプが生きてくるわけですね。台風の形状の敵はやはり目が狙いどころ。カインが降り注ぐとバルバリシアはすぐに風神モードを解きました。続いて、セシルがプロテスをかけて雷神モード対策も図ってみました。それで雷神モード時は極力攻撃しないで耐えて待ってたら、痺れを切らしてまた風神モードになるバルバリシア。ここで「ゆびさき」なる新技で小石を複数ぶつけられるローザ。指先で軌道をなぞるようなサイコネキシスって感じですかね。そしてまたカインが降り注いで雷神モードへ。カインのジャンプ攻撃だけだと埒が明かないので、雷神モード中もなんとかダメージを与えたいところです。ヤンはためるがカンストするくらい溜まっていたので、ここで初めて4桁ダメージを与えられました。まぁ、みんなで防御したり、回復したり、ローザにフェニックスの尾を投与したりしてれば、時間がかかっても勝てそうな見込みはでてきましたね。

ヤンの3回ためるパンチがもう一回出たところで風のバルバリシアは沈んでいきました。シドの役回りがまだいまいちつかめてないなぁ。バルバリシアは「死してなお」シリーズはやらずに最後の四天王をにおわせながら、「ほっほっほほほ・・・」と死んでいきました・・・ゾットの塔も道連れに・・・。確か私の推測ではゾットの塔は宙に浮いた施設でした・・・これはバルバリシアの風能力で浮かしていたのかもしれません。ということは、彼女の死=塔の墜落です。こんなでかい質量とスカイダイブして生きていられるわけがありませんので、・・・どうしよう。「ヒャアア!」って女の子みたいな声を出してしまうシドさん。ここで「みんな、私につかまって!」とリーダーシップを発揮し始めるのが、セシルではなくローザ姐さんです。姉御肌な一面もあるのかな。まぁ、セシルが好きすぎてダムシアン砂漠を縦断した根性の持ち主でしたもんね。その後倒れ込んでしまうHPの低さをなんとかしてあげたいところではあります。

崩れ落ちるゾットの塔からテレポで脱出を果たすと、バロン城のセシルのお家でした。こっ、この女、いつでもセシルに夜這いをかける準備ができてやがる!愛が大きすぎてちょっと怖い。テレポにダンジョン脱出以上の本当のテレポーテーションの効果まで付与してしまうローザさん。ちなみにFF1のときはテレポが黒魔法だったんですが、FF2以降、白魔法に転向しているみたいです。白魔道士・ローザが使っても問題ないですね。「ニセもんの国王も倒したしもう安心じゃろ!」ってシドは言ってますが、バロンの復興にはリーダーがいないので、進んでなさそうですよね。ここでカインからお知らせです。セシルに話しかけたのになぜか「なんじゃ?」とシドが返します。自分のホームグラウンドなので、ちょっと溌剌としていますね。

カインはクリスタルのことを話そうとしています。土のクリスタルを奪われゴルベーザの手中に全てのクリスタルが集まってしまったと、勝手にセシルたちは思い込んでしまっていたわけですが、実は闇のクリスタルがまだ4つもあるのでした。そうFF3のときに既にちょっと濁った色をした闇のクリスタルを探してたので、プレーヤー的には知ってるんですが、これ毎シリーズ出てくるようになるんでしょうか?下手するとクリスタルがもう二倍ぐらい出てくるかもしれないので、油断せずいきましょう。表があれば裏がある。最近どこかで聞いたようなフレーズです。世界の均衡を担保するクリスタルですから、4つの表のクリスタルがゴルベーザの手に集中すれば、裏のクリスタルたる闇のクリスタル側にも何かトラブルが起きているのかもしれません。

ゴルベーザはしかしそんなものまで探り当てていたんですね。カインが掴んだ情報では裏のクリスタルが文字通り裏の世界、すなわち地底にあるそうです。これはドワーフの末裔の住むアガルト村につながってきましたね。いよいよ舞台は地上からアレフガルドへ!(違う)そしてゴルベーザはこんなこととも言ってたそうです。

「光と闇のクリスタルをすべてそろえた時、月への道が開かれる」

いよいよ空よりも高い宇宙行きの話が現実味を帯びてきました。そして、地底行きの切符なるものを洗脳中のカインはゴルベーザに預けられていたそうです。この「マグマのいし」を掲げると地底への道を開く、ということだけカインは聞いているそうですが、どこで使うかは知らされていなかったそうです。ローザも知らない。でも、ほかの3人は既にアガルト経験者なので、次の行動に既に見当がついているのでした。そもそもどこであってもエンタープライズ号があるので、どこでも行けると飛空艇オタ・シドが自信を持っていっていますし宇宙と地底以外はどこでもいけます!(森に着陸できないけど)ちなみにゾットの塔に置きっぱなしと思われたエンタープライズ号は最新型なので遠隔操縦で既にバロンに移送済みだそうですよ。最新型・・・便利な言葉だ。この日はいろいろあったので明朝から地底を目指す旅が始まります。

ゴルベーザがセシルを殺さなかった理由・・・セシルはそこに強く引っかかっているみたいでした。(引っかかっているセシルに引っかかっていたローザの愛よ。)表があれば裏がある、ゴルベーザとセシルみたいな。自室で休みながら悩むセシル(多分)。翌朝、城を眺めながら外に向かうと兵舎に赤き翼の元部下たちが戻ってました。なんか二人ベッドで寝てるけど、元気ってことでいのかな。どうも飛空艇だけはゴルベーザに奪われたままで、翼をもがれた赤き翼状態みたいですよ。国王無き(亡き)今、この国を引っ張るのは部隊長しかいない!ってそんなコンセンサスが生まれつつあるみたい。まぁ、赤き翼は元々セシルシンパですしね。でも、親衛隊長・ベーガンも死に、竜騎士団長・カインは洗脳されて出世競争は一歩遅れています。王はセシルのことを実子のようにかわいがっていたし、世継ぎもない・・・今後、セシルの親父が判明して出自が明らかになれば、国盗りの目も・・・ダムシアンの次期王とももっと仲良くしておかないと・・・ファブールの僧兵隊長殿も大事な仲間です。そして、そんな次期有力者に最も早く目をつけていた女がいるのでした。すごい嗅覚!

王の間方面の親衛隊にも話を聞きに行くと、あっ、ポロムとパロムはまだここで放置ですか・・・。もうちょっといい場所に安置してあげたいけど、強い意志で自ら石になったので、動かすこともできないみたいです。親衛隊たちは王の変化には薄々気づいていたけどわが身可愛さにアクション出来ないでいたようです。やはり、次期領主は赤き翼チームのものかな?