国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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生きていたヤン

デビルロードはやはり旅の扉でした。魔法陣的な図形が青白く光っているのでミシディア民の交通によく使われる魔法の一部なんでしょうか?ただ、通行すると生命力が吸われるとかなんとか物騒な噂もあるので、なにが起こることやら。思い切って飛び乗ってみると体がその場から消え、画面はミシディアとバロンを直線で結んだようにカメラが移動し、あっという間にバロンの城下町についたようです。バロン兵も番をしているのがみえるので間違いないでしょう。

建物の外に出て久しぶりのバロンの町を見て回りましょう。第一町人は最近国王の近衛兵に凄腕のモンク僧が入隊して、警備を強化したらしいといううわさ話を教えてくれました。あー、モンク僧なんてファブールにしかいなそうだし、これはヤンのにおいがプンプンしてきました。あの人は大胆にも敵ののど元に自ら食い入ってるんでしょうか?早く合流して、物理攻撃力を強化したいセシルと魔法使いたちです。リディアも一緒だったら・・・パーティーが6人の大所帯となる・・・画面的に5人でパーティーはいっぱいになりそうなんですが、どうなるんでしょう?余りは馬車で待機というシステムではなさそうなので代わりにだれか離脱するのかな?双子は離れる動機がないし、メテオを覚えたてのテラがもういなくなるというのも・・・。

ヤンは宿屋にいるらしいので、最後に宿屋に行けばいいかな。町ではセシル死亡説が流れているのか、町の子供が暗黒騎士の人を偲んでました。「好きだったんだ、僕・・・。」まさかこんなに黒から白にイメチェンしたとは誰も気づかないでしょうね。踊り子ちゃんは王様から禁止令が出てダンスが踊れなくなっちゃったそうです。表現が弾圧され始めるといよいよヤバい気がしますよね。どこの国にも禁忌はあると思いますが、健全な娯楽まで止めるのはちょっと支持できません。まぁ、このゲームの踊り子はクセが強めで、最近ではスリプルからのポーキーコンボを使ってくるヤツもいます。そういうのだけブタ箱に入れてほしい。さて、次は・・・ローザの家でローザママと対峙しないとか・・・気が重いなぁ。もちろん、ローザママはローザの近況を知らないだろうし、さぞ心配していたことでしょう。セシルを見るや「ローザは今どこにいるんだい!?」と詰め寄ってこられました。一度は合流したもののゴルベーザに捕まったなんてどう説明すればいいんでしょう?あっ、わかりやすいところでカインを悪者にしちゃうなんてどうでしょう?嘘は言ってないですし、あくまでもセシルはローザ奪還中なんだってアピールをしておいた方が今後の姑との関係がよくなりませんかね?ここでセシルのとった行動は・・・スルーです。お義母さんには、何も言わずに家を退去するのでした。もう、ローザママの側からしたら、セシルがちょっとまともな格好になって帰ってきたと思ったら、何も言わずに去っていったので、モヤモヤしかないですよ。ローザは今、話すことすらタブーな状況なの?ってなっちゃいます。これは義母との間に禍根を残しそう。あとは国王の圧政は相変わらずのようで、予想通りシドは逮捕されて収監されてるみたいです。

それでは宿屋に入ります。宿屋の女の子は不景気を嘆いていました。まぁ、バロンへの旅行を計画する人はいないでしょう。商人もひょっとしたら流通を減らしてるかも。暴力や権力で商品を安く買いたたきそうなイメージがついちゃったりしてるのかな?店主もふさぎ込んでしまっているらしいし、二回の酒場も兵隊に占拠されちゃってるらしいです。じゃぁ、ヤンは2階か。2階に上がるとさっそく辮髪のあいつが目に入ってきます。店員は不満たらたら。カウンターのマスターはシドが最新鋭の飛空艇開発に成功したのに、そのありかをしゃべらないので捕まったと、多分常連の兵士から聞いた内部情報を教えてくれました。やはり、バーのマスターは事情通であってほしいものですね。

二人配下をお供に酒を飲むヤンに話しかけるも、どうやらセシルのことに気が付かないヤン・・・あっ、パラディン化によってまるで別人だからか・・・。

セシル「僕だ、セシルだ。」
ヤン「セシル・・・!捜したぞ・・・。」

やっとピンときたヤンは配下に号令をかけ、バロン王に逆らう犬に襲い掛からせるのでした。あぁ、バロン王、カインに続いてモンク僧長まで洗脳されちゃってるのかな・・・?あっ、となるとリディアまで仲間にする線が薄らいできたかも。とりあえず、目の前のバロン兵を片付けないと。

なにげにセシルのHPが順調に4桁まで育ってるんですよね。パラディンの特徴なのだとしたら、考慮して戦術を考えていかないと。バロン兵は腕試しにもならなくてパロムのファイラで一掃されてしまいました。

兵が散ったところでヤンの洗脳は解けません。セシルはあくまでもお尋ね者として記憶されているようです。こいうのはショック療法に限ります、ということでバトルです。セシルがヤンに問いかける形式のバトルのようなのでコマンドを選択しつつ、セリフも読み込んでいかなければならないちょっとややこしい感じです。さっそく、ヤンの「ける」が炸裂します。一応、「うそなき」「つよがる」などボス戦みたいな予備動作をしておきましたが、セシルの二撃目が入ったら「うっ」とヤンに変化が現れました。

ヤン「セシル・・・殿・・・!?私は・・・、リヴァイアサンに・・・。」

やはりヤンならセシル殿、ハットリくんならケンイチ氏ですよね。戻ってきたようです、記憶が。例の海難事故で記憶が失われてそこにバロンがつけ込んだというのがテラの推測です。では、ないと思うけど、一応聞いてみましょう、リディアとギルバートの行方は?ヤンはあのときリディアを救うため自ら海に飛び込んでいったので、ギルバートのことなんか知るわけないんですが、リディアなら・・・あっ、リヴァイアサンに飲まれただって・・・じゃあ、生きてますね。リヴァイアサンの中なんて胃酸に気を付ければ、案外快適に過ごせるって相場が決まっているんです。宝箱やセーブポイントぐらいは普通にありそうです。

とりあえず、ヤンが再加入し、宿屋の親父の好意で部屋を借りられました。宿屋と酒場の経営を邪魔していた近衛兵を退けたことへの感謝の表れでしょう。まぁ、その近衛兵を率いていたのがうちのモンク僧だったわけですが、その辺はあやふやにしておきましょう。ベッドの周りで作戦会議を続行します。まず、テラとヤンが自己紹介です。ギルバートの愛したアンナの父ですが、ギルバートとはまだいい関係を作れてないテラのことをヤンはどう受け止めたでしょうね。続いてミシディアの天才児とその双子が自己紹介します。一言多いパロムは例によってバロンに利用されてたヤンにチクリ。「面目ない・・・。」と律儀に頭を下げるヤン。パーティー内の序列がこれで決まりそうです。では一番重要なシド奪還作戦を詰めましょう。そこでさっきまでバロンの近衛兵をやっていたヤンが取り出したのがバロンの鍵です。この町には二か所鍵がかかった扉があるのですよね。そのうち水路の扉がバロン城への道になるはずです。では、まずはもう片方の鍵付き扉、武器屋にいってみましょう。

はい、待ち構えていたのはキャンピングウェイです。例によって新しい趣味に目覚めてしまい、今は音楽と歌で世界に夢と希望を与える吟遊詩人・ジャミングウェイとなったようです。ジャミングというと電波妨害が頭をよぎりましたが、音楽用語で行くと即興演奏を指すジャミングの方ですね。吟遊詩人といえば今は亡き(?)ギルバートのことが思い出されますが、ジャミングウェイにも歌で敵を攪乱する能力があるんでしょうか?今回の新出し物はジュークボックスのようで、ゲームの収録曲が聞けるようになったみたいです。Red Wingsとかは赤き翼のテーマ曲なのかな・・・。まぁ、あいつが飽きたらチョコボの森で聞けるようになるのでしょうから今はいいか。それで武器屋はさほど欲しいものがなく、防具屋は逆にお金が足りなくてヤンにねじりはちまきしか買ってあげられませんでした。ちょっとお金を稼いだ方がいいのかな・・・。

で、次回寄り道します。