国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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チョコボみーっけ

チョコボの森でさっそく乗馬ならぬ乗チョコボ体験を果たしたセシルとお目付け役のパロムとポロムです。ここには白チョコボもいて、MPの回復をしてくれます。宿屋代わりになってくれそうなので、レベル上げの拠点をこっちに移してもいいかもです。森の中央には白ウサギのダビングウェイがいました。世界のあれこれを記録する仕事に就いたと思ったらキャンプにはまってしまったらしく、山師 キャンピングウェイとして、キャンプ飯を作って食べたり、薪を焚いてぼーっと炎を見つめたり、テントの設営に勤しんだりしているみたいです。今のキャンプブームより先にはまっていたわけですね。キャンピングウェイの時代にはキャンプ場も今みたいに設備が揃ってなくて、かなり敷居が高かったんじゃないでしょうか?ゲーム制作の人にマニアックな人がいたのかな?例によってダビング業務はチョコボの森のお友達が代わりにやってくれることになっているそうで、結構いろいろ押し付けられているお友達も大変だなぁと思います。ちなみに今、チョコボの森にいるわけですが、会えませんでした、そのお友達に。多分、ギサールの野菜が必要なんでしょう。キャンピングウェイは何かと物入りでテントを持ってたら分けてほしいといわれました。一つぐらいいいかなと思ったら、持ってた在庫7つ全部持っていかれました・・・しかも300ギルで・・・。もらうものをもらったらさっさと旅の続きにでかけてしまう白ウサギ。ここには売店もないので、テントなしでしばらく生きていかないとならなくなりました。

せっかくなのでチョコボに乗って、この島(大陸?)を一めぐりしてきました。多分、チョコボの森の北にある山が試練の山ってやつでしょう。他にそれっぽい地形もない狭い領域でしたよ。それなら、さっそく入山してみようかな、とチョコボを降りて試練の山へ。入り口にはそれっぽい石柱が立っていて人の手が入った山であることはわかります。生還したものはいない山という触れ込みでしたが、中の柱や橋を設置した人は多分、無事におうちに帰ったんじゃないかと思います。

少し進むと、朽ちた橋と燃える炎で通せんぼされている一角がありました。セシルがミシディアに寄らずに、直接、試練の山に入っちゃった場合に都合が悪いので、セシルの足を止めるための炎ですね、これは。パロムが一緒なので、こういうのはブリザドで消火できるみたいです。氷で道が塞がれてもファイアがあるし、黒魔法も便利ですね。召喚士・リディアも黒魔法が少し使えてよかったですよ。「ざっとこんなもんさ!」と調子に乗るパロムにポカッと一発入れるポロム。「おごり高ぶってはいけないと長老様にいわれたでしょ!」とのことでセシルに加えてパロムのお目付け役も任されてそうなポロムなのでした。容赦なくどついて体で覚えさせるタイプのツッコミストのようなので、おとなしくしてようと思うセシルなのでした。今後も結構パカパカ頭をひっぱたく描写がありますが、ウィル・スミスの一件をみていると日本でこれが許されるのももうそれほど時間がないのかもって思います。ドツキ漫才で世界は笑ってくれないのかも。ポロムはセシルのことを「セシルさん」と呼ぶので外面はいい、賢い子というイメージなんですが、身内には結構きつそうですね。多分、パロムが思ったことを何でも口にしちゃう子なので、ストッパー役を重ねるうちに、ツッコミが激しくなっていったんだと思います。そして、パロムの頭も耐久力が増していて、ちょっとやそっとのことでは動じない強いハートが磨かれたんじゃないでしょうか?

さて、ここで舞台は一変し、ゴルベーザサイドの話になりました。多分、ゴルベーザの居室かどこかでしょうか。一緒に控えるカインの脇には両手を挙げた状態で柱に張り付けられてるローザさんの姿も確認できます。いつからこんな格好をさせられているんでしょう?普通に変な体制で縛られ過ぎてうっ血しそう・・・。人質は張り付けるみたいな悪役の美学があるんでしょうか?人質だって食事は必要だし、トイレにだっていきたいでしょうから、張り付けて部屋に飾るのは非効率極まりないです。両腕を上げさせられているのも、完全に脇フェチの所業です。いやらしい。これがゴルベーザの趣味なのか、カインの趣味なのかによって今後のキャラ付けが変わってくるので慎重に見極めていきたいところです。

ここでゴルベーザに呼び出されたのはスカルミリョーネでした。うん、聞いたことのある名前です。

死してなおスカルミリョーネ

どうやらFF1のSoul of Chaosで一度対戦してたみたいです。あれはFF4~FF6のボスキャラも収録されてたんですっけね。

隠者のような恰好をして「土のスカルミリョーネ、ここに・・・。」と忍者みたいに現れました。「土の」ってことはクリスタル関係者っぽいですね。確か土のクリスタルはまだみぬトロイアっていうところにあるはずで、知っている限りではゴルベーザが狙う最後のクリスタルのはずです。それならスカルミリョーネとやらはこんなとこにいないで、トロイア攻略に勤しめよって思いますが、ビッグボス・ゴルベーザの命令なら仕方ありません。先日の邂逅ではセシルに興味を持って、再開のための人質としてローザをさらっていったにも関わらず、ゴルベーザはセシルが侮れないから今のうちに手を打とうとしているそうです。寝ぼけてるのかな?スカルミリョーネの配下はアンデッドが多くて暗黒騎士のセシルはどちらかというと苦手なんだそうです。なるほど、それで不死騎団長・ヒュンケル・・・ならぬスカルミリョーネに白羽の矢が立ったというわけか。そういえば試練の山の敵はガイコツとか怨霊みたいな死にまつわる系のモンスターがウヨウヨしてましたっけ。ん?時系列的に、試練の山消火活動とゴルベーザのスカルミリョーネ呼び出しは同時期なはずなんですが、試練の山に既に不死騎団っぽいのがいるのはなんででしょう?ゴルベーザが先手を打っといたのかな?セシルがパラディンを目指しているところまで把握しているみたいだし、なんかゴルベーザ側に諜報部員がいるのかもです。例えば、各町にいる踊り子とか、白いウサギウェイとか、結構怪しいですよね。とにかくセシルがパラディンを目指すことは、暗黒騎士のゴルベーザとしては具合が悪いっぽいので、自信をもって試練の山を進んでいきましょう。

スカルミリョーネを見送ったゴルベーザは、カインに面白くなってきたねって反応をうかがってきました。セシルを侮らない方がいいと、セシルをよく知る旧友としてのアドバイスを返事しますが、ゴルベーザはスカルミリョーネ派遣に自信があるみたいです。だってあいつ四天王ですから!やばい、土の四天王です。多分、あいつは四天王の中でもまだ一番未熟で他の三人からなめられているようなポジションに違いありません。完全に負けフラグ「最初の四天王」が立ちましたが、ゴルベーザはスカルミリョーネが楽しませてくれることを疑うそぶりもなく、「なぁ、ローザ?」と話を緊縛ローザに振ります。(そして無視されます)カインとしては面白くないのか、「ヤツ(セシル}はこのカインが・・・!」と今さら名乗りを上げますが、先日の失態を攻められ、ローザのお守りでもしていろと怒られるのでした。片や主を捨てた暗黒騎士、片や主を変えた竜騎士。竜騎士は中間管理職的なストレスが溜まってきてそうです。暗黒騎士は独立して新しい業態(パラディン)を目指して奮起しています。子供目線だとどっちがいいでしょう。大人目線だと、とはいえセシルの計画性では・・・って思っちゃいますよね。どっちがいいか、なんて意味はなくて、最後に立っていたヤツの勝ちなんでしょうけどね。セシルの方がかっこよくみえるかな~。

さて、最後に「セシル、気をつけて・・・!」と一言だけローザさんの発言があって、舞台は試練の山にもどりました。3合目まで登るとグールだのゾンビーだの、半分腐ったような敵が増えてきました。もうスカルミリョーネも近いのか。そういえばバロン王国とミシディアはそんな離れてないんでしたっけ?デビルロードでつながってるくらいですもんね。あんまりうまく不死騎団が倒せないでいたのですが、ここであの人と遭遇するのです。(続く)