国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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お試しアビリティ

愛するセシルのためにカイポくんだりまで足を運び、倒れてしまったローザさん。ベッドに臥せりながらもなおセシルを心配し、セシルのためにデカントアイテムなるものを渡してくれました。うん。デカント is 何?ワイン飲むときにデキャンタに入って出てくるお店がありますが、あれと関係のある単語なんでしょうか?どうもNINTENDO DS版FF4で導入されたシステムらしくて、戦闘時の行動の選択肢を増やす効果があるそうです。器を移して上澄みをさらう、みたいなワインの操作というよりも、「液体を静かに注ぐ」という原義のように、能力を注ぎ込むアイテムと考えるのが妥当かなと思います。そして、デカントアイテムが注ぐ能力のことをデカントアビリティと呼ぶそうです。アビリティは私でも聞いたことのあるFF名物ワードだと思いますが、FF4の登場時はまだアビリティという概念はなかったそうです。FF4リメイクの際にアビリティ的なものをくっつけようとしたのがこのデカントアイテムなんでしょうね。

それで、もらったデカントアビリティが「オートポーション」だそうです。うん、これまたわかりません。ローザが、セシルに・・・って言ってるんだから、セシルが使うのが筋というものでしょう。ただ、後で知ったのですがこのデカントアビリティというやつは着脱が自由ではなく、一度使うとセシルにべったりはまって、他の人に譲渡できなくなるそうです。これぞローザの愛の呪縛。なんかもっと誰にどのアビリティをつけるか悩んだ方がいいらしいですよ。ご利用は計画的に!

さて、ローザが大変なことになってしまいました。この家の家主っぽいおじいさんの話では高熱病を治療するには幻の宝石「さばくのひかり」が必要らしいです。病気に石?FFの世界はクリスタルパワーがすごいのか、鉱石でなんとかする文化が強いですね。まぁ、半導体が足りない足りないって騒いでいる現代のこちらも似たようなもんか。多分、宝石に宿る魔力的なものがヒーリング効果を持っていて・・・なんか情弱に変な商材を売りつける文句みたいになってますが、多分、こっちの世界では当たり前の石パワーなんでしょう。それでアントリオンっていう巨大な魔物を倒しに洞窟に行かないとならないそうです。名前からするとでっかいアリ退治が必要なのかな。ハンターハンターのキメラアント編みたいに組織をぶっ潰す複雑な展開になったらどうしましょうね。あー、何年もハンターハンター読んでないなー。新作いつかなー。

家から出ようとしたリヴィングウェイが話しかけてきて、雑にデカントアイテムの説明をしてくれましたが、正直よくわかりませんでした。世界にはいろんな人の思い(デカントアイテム)が隠されているので探してみてね、だってさ。後付けのシステムだから、そこまで本編に絡んでこないとは思いつつ、一応、頭の片隅には置いておきましょう。

まだカイポめぐりが中途なので、情報を集めます。この砂漠がダムシアン砂漠って名前がわかり、北東に地下水脈があり、そこには8匹の水蛇が出ることがわかり、村の奥にでぶチョコボが鎮座することがわかりました。・・・でぶチョコボ!?

「よー、何かようかい?」と気さくに手を挙げて呼んでくるでぶチョコボから提示されたメニューは3つ。

  • ???
  • ???
  • ???

なんやねん!選択肢実質0!おいおい何かできるようにはなるんでしょうが、今はただぽっちゃりしているだけの存在みたいです。太り過ぎて呼気が荒らそうで体が激しく膨れたりしぼんだり。・・・ちょっとかわいいとか思ってないんだからね!とりあえず、武器屋と防具屋では買い物は特にせず、村を出ます。魔法屋は特になかったです。ミシディアに引っ張られて魔法屋があるのかなって思ってしまってますが、魔法を買う時代ではないのかもってちょっと思えてきました。まぁ、いいか。次はダムシアン砂漠で新加入のリディアの性能試験といきましょう。

リディアはLv.7からのスタートでした。そしてちびっ子なので体力がなく、確かに後列がよさそうでした。でも砂漠で戦っているうちに、レベルはガンガン上がりました。若い子の成長力がうらやましい。召喚士ですが、白黒魔法も結構使えて、とりあえずブリザドをオート攻撃に設定して唱えさせ続けてます。サンダーもいけると。それで砂漠のモンスターは基本雑魚ばっかりなんですが、サンドウォームってやつの竜巻攻撃は一発がでかかったので要注意でした。リディアのレベルがそこそこ高くなったので、砂漠北東の地下水脈を目指してみますね。本当はさばくのひかりを探して、ローザの熱を下げてあげたいのですが、どこの洞窟にあるのかわからないので、まずは行ける場所を増やしておくという作戦です。

地下水脈ではさっきまで燦燦と降り注いでいた太陽光線がなくなり、ジメッとした空気に包まれます。出てくるモンスターも一変してますね。ミニマジシャンっていう小人が見た目のちびっ子間にそぐわない黒魔法を放ってくるので、リディアの魔法全体攻撃の重要度が増します。セシルが盾で、リディアが矛って感じで、男の子としてはもうちょっとガシガシ敵を切り倒したいですが、攻撃ゲージが溜まるまでが長いなぁ。

ちょっと進むと橋の先にファンキーめなおじいちゃんが立ってました。あっ、これがカイポで聞いた通せんぼの人かも。この人の話を聞かないと先に進めなさそうです。セシルを暗黒剣の使い手とみるや、おじちゃんは助けを願ってきました。

「娘のアンナが吟遊詩人にだまされダムシアンに行ってしまったんじゃ!」

おー、カイポの話がつながりました。アンナパパといえばたっつぁん・・・もとい賢者・テラのことですよ!バロンだけではなくダムシアン国にも不穏な空気が流れてそうな雰囲気です。アンナをたぶらかす吟遊詩人というやつも怪しいです。だってジョブ名を冠したら基本パーティーに入りそうじゃないですか。しかもオープニング映像に一人、森の妖精みたいな吟遊詩人いましたよね。目の前のテラよりもパーティー候補感が強いかも。ともかくテラの話を聞き込んでみましょう。