バロンの町の状況を調べて、城の人間が民衆から嫌われているということがよくわかりました。セシルは恩人バロン王の急変でつらい立場ではありますが、ローザやシドみたいな町住み城仕え勢たちの方が人間関係では大変ですよ。国家公務員がやらかしてニュースになった時に、直接関係のない地方の役所でも窓口で文句を言ってくるクレーマー民衆いますからね。支払った税金の多寡に関係なく自分は公務員を顎で使っていいって思っちゃってる人はどこにでもいるのです。シドみたいに民間人と喧嘩できる公人はそんなにいないので、多分、町での居場所がないんですよ、城勤めたちは。ちなみにセシルは赤い翼（元）と暗黒騎士な甲冑の強面もあって、面と向かって文句を言われることはありませんでした。納税アピールはされましたが。
さて、今回はフィールド画面のことを調べてみましょう。町の外に出ると、東に海岸、南に森、南西に岩山、西に砂地、北は城を挟んで森と海か川といった地形がみられます。実際にはバロンの城や町の周りには川が流れていて、天然の堀みたいになっています。水場にも困りませんしが、地盤としてはちょっと緩かったりするかな？どうかな？大きい城があるので、食糧を生産する農地もたくさんあると予想します。あんまりFFでは農家の描写って限定的かもしれませんね。どちらかというと戦争で虐げられる弱い立場としての農民・町人たちの描かれ方が多いかな？
今いる大陸は、中央の険しい岩場を囲むように海岸線があって、グルっと一周できます。北西のミスト方面に橋が架かっていて、そこを通って隣の地域に移動できるようです。どこまでがバロン領内かわかりませんが、ミストまでは自由に移動できそうです。ただし現在はモンスターが外を徘徊しておりますので、気軽に外をふらつけなさそうです。メニューからマップ表示ができたので、これをみながら位置を確認していきましょう。今は地図を気軽に確認できていいですよね。昔はゲームカセットについてくる取扱説明書に世界観を表すような世界地図が描いてあったり、攻略本を買ってきたり、地図は紙で確認するものでした。現実世界も道路地図や路線図を買って移動してましたよ。もうスマホとカーナビですよね。自分がどこにいるかもGPSでわかっちゃいます。情報技術の伸び方は本当に世界を変えています。
ついでにセシルたちのステータスも確認してみましょう。
セシル あんこくきし Lv 10
カイン りゅうきし Lv 10
こいつらしょっぱなからレベルが二桁です。多分、すでに部隊長級の実力者ゆえの待遇なんでしょう。序盤のレベル上げの楽しみが9回分減ってしまいましたが、数字が1から始まらなきゃいけないなんてことはないってことか。基本的にセシルの数値が高そうですが、「せいしん」だけはカインが4倍くらいの数値です。やはり暗黒騎士は精神が壊れやすいのか・・・もうすでに悩み過ぎて鬱病の心配があります。戦争時は兵隊のメンタルがすり減る話も聞いたことがありますが、ミシディア攻撃とかを繰り返すとセシルはダークサイド真っ逆さまですね。あとセシルの顔アイコン、暗黒装備で怖すぎです。子供向けに画面がひらがなで書かれていますが、泣いちゃいますよ、こんなん。装備も暗黒シリーズ一式を王様につけさせられているんでしょうね。完全に呪いによる支配ですね。
カインの装備品はスピアとかアイアン防具シリーズとか、序盤って感じで受け入れやすいですね。強い武具と換装していく楽しみがあります。カインの写真も目隠しマスクで顔が見えませんが、口元がみえてるせいかマーベルのヒーローにみえなくもありません。スピアマン？ジャンプマン？竜騎士なのでコマンドにはジャンプがあります。二倍の攻撃力でジャンプ中は被ダメージがないんだったかな。セシルの暗黒剣は自分のHPを減らして、攻撃力をあげるんだっけかな。減っているのは、神経の方かも。
戦闘は横向き画面で敵も味方もポリゴンです。セシルもカインも技は雑魚戦にあんまり向かないので「たたかう」で殴り続けるだけです。その場合オート戦闘モードがやはりラクチンでしたね。放っておけば戦闘が終わります。AUTO戦闘中は敵の名前が表示されないのがちょっと寂しいかな。敵の弱点とかもまだ気にせず殴るだけですね。写真の敵はゴブリンとソードラットです。他に飛空艇で戦ったフロータイボールとか、ダイブイーグルとか出てきました。「くちばし」攻撃でなんで岩が飛んでくるのか、ピジョン（ポケモン）みたいな敵のやることはわからん。
そして、勝つといつものファンファーレです。二人で勝利のポーズを決めていますが、やはりいでたちが悪よりで画面が暗いです。ローザを連れて華やかさをカバーしてもらうわけにはいくまいか。少し経験値を稼いで、戦い方もつかんだのでもう霧深いミストの谷の方へむかっちゃうことにしましょうか。