国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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ちょっと脱線

昨日、スクウェアエニックスからメールマガジンが届いていました。内容は「ファイナルファンタジーXIのフリートライアル版やってみない?」というものでした。

http://member.square-enix.com/jp/store/dl/ffxi/win.php

FFシリーズを最初から始めてみようと思い立って以来、常に頭の中にFF XIのことがありました。シリーズ中、唯一オンラインRPGという形態をとっているこの作品は、もし仮に中央のサーバーがとんでしまったら二度とプレイできない幻の作品となってしまうのではないかという危惧が、シリーズを攻略していくに連れて大きくなっていったのです。

オンラインRPGは、クライアント側でプレイできこそすれ、その実体のデータは中央のサーバーに保存されるという性質をもつものです。なので、スクウェアエニックスが「や~めた」といってサービスの提供を放棄すると、手元にさっきまでいたはずの自分のキャラクターとお別れをしなくてはならなくなります。このサービスの運営には、サーバの電気代やら回線料、メンテナンス人員の人件費とある程度コストがかかるものです。このコストが利益を上回ってしまうと、サービスの提供を継続するほど負債が増えてしまうということになります。利益の方は、ソフトウェアのパッケージ代や月々の定額料金などが主だったものだと思います。個別のユーザがそれぞれ主人公であり、脇役となるので、キャラクター商品による版権ビジネスにはつながりにくいんじゃないかと勝手に考えています。

現状では、この収益モデルで十分な利益が出ているそうで、追加パッケージの売り上げもなかなかだという話です。しかし、不景気な昨今、10年後もこのゲームの運営が安泰であるという保証はありません。万が一にも、第三次世界大戦が勃発しようものなら、ユーザ離れが進行し、スクエニ様もサービスの停止の決断を迫られることになるでしょう。(いや、ゲームしている場合じゃないだろ、自分)今、FF3をプレイするようになるまで二年かかってますから、ゲーム内容のボリュームアップも考慮するとFF11をプレイする頃にはきっと元号も変わっていると思います。その頃には、資本主義経済にも何らかの変容があると思いませんか?アメリカがいつまでも元気でいられますか?

というわけで、これまでシリーズ作品を順番にこなしてきましたが、FF11に関してだけは、前倒しプレイを視野にいれ、暇を見て情報収集をしていました。そこにこのフリートライアル版の知らせですから、これを契機にちょびっとプレイを開始してみるのもいいのではないかと思っています。最悪ちょっとでもやっておけば、このブログに欠番ができることも防げます。性格的に穴が開いていたら埋めたくなるものでして、ブログカテゴリ「FF XI」に一つも記事がない状況が発生することを考えただけでも卒倒しそうですよ。

download.png


そんなこんなでダウンロード中です。でも、あんまりのめり込むと仕事に支障をきたすらしいので、フリートライアル後はしばらくおとなしくしようと思います。・・・これってアカウント代を払えば、データの保持はしてくれるという仕組みなのかな。・・・ダメならなかったことにしよう。