国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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ぼくが落としたのは金の斧

妖精が勝手にinガイアの町アンダーヒルさんから妖精をお買い上げしたナイト・エフエフは妖精の転売先を探しにガイアの町にやってきました。いや、世の中にはとんがった耳フェチって人もいるらしいですからね。私はとんがった耳ってちょっと怖いですけどね。Mr.スポックとか。進化の過程でどうして耳が尖がってしまったのか、少し興味深いところでもあります。はてさて、特殊な波長の音が聞こえやすくなるとかあるのかもしれませんね。ピクシーやエルフにしか聞こえない波長の会話とかあったりして。エルフの町では、眠れる王子様を救った勇者たちを礼賛の声が至る所から飛んできましたが、実は影では散々な言われようだったりして。「あんな弱虫アストスをいじめてどうしようっていうんだろう、ひどいねぇ。」とか、「王子様に大金で雇われたらしいよ、ゴウツクねぇ。」とか。耳が尖がっていないナイト・エフエフには、エルフたちの真意は測りかねますが、今後少し距離を置いたお付き合いを考えた方がいいかもしれません。

さて、ガイアの町に着くや否やナイト・エフエフのポケットから何か光がこぼれ出ました。体から発散する光具合はどうやら先の妖精のもののようです。しまった瓶の蓋を緩く締めすぎたか!?妖精の大脱走劇に4人ともおおわらわです。大金がぁー、転売のチャンスがぁー。

ドラクエ「ふざけんなよ、お前。ちゃんと蓋しとけよ。」
エフエフ「俺じゃないよ、ロマサガのやつがさ。」
ロマサガ「えっ、俺のせいにするのかよ、てめぇ。」
クロノ「みんな喧嘩はやめえようよぉ。」

上記の台詞から、私の中での各キャラクターの性格付けがわかってもらえたでしょうか。典型的なキャラクター構成です。バランスが重要だと思いますのでね。婦女子の皆様もカップリングするなら、誰と彼とみたいなのがあると思いますが、白魔道士総ウケとかきっとFF業界にもいろいろなパターンが存在することでしょう。私の黒魔道士はドラクエと名づけられた瞬間から、そのイラストイメージとは似使わない勝気なキャラクターになりそうであります。

それにしても助けてあげた恩義を忘れて、逃げてしまうとは、妖精のやつも相当参っていたのでしょう。本当に尖がり耳好きの人に売ってしまうとでも思ったのでしょうか。ちょっとした軽口だったんですけどね。瓶の中での長期の生活が、疑心を持たせてしまったのかもしれません。もう人間なんて信じられない、ぐらいにあの妖精の心は暗く沈んでしまっているかもしれません。だとすると、危険です。ガイアの町の妖精の泉には二度と妖精が出てくることはありませんでしたとさ、めでたしめでたし。そんな展開は困るのです。

急いで、妖精の泉に向かい・・・あっ、そういえばクラスチェンジしたのでLV8の呪文も使えるようになっていたのでした。バオルとか便利そうだから白魔道士に買ってあげましょう。そういえば、魔法のこともいろいろ考えさせられます。まず、サンダー系の最上位呪文が「サンダガ」ではなく「サンガー」な件についてです。沖縄料理とかJリーグ立ち上げ当初に流行った手首に巻くやつとかを連想させ、なんだか弱そうです。っていうか、ファイア→ファイガ、ブリザド→ブリザガとの統一感のなさも何だか残念な感じです。結局、現在では「サンダガ」に落ち着いているわけだと思いますが、はたして、どういった経緯で呪文名が決まり、また変更されたのでしょう。

「サンダーの一番強いやつ、サンガーとかでいい?」
「別にいいんじゃない、そんな感じで。」
「俺たちチョンガー(独身男性の意)だしな。」
「ンガーって語感が必死そうでいいよな。」
「先輩、待ってください。流れ的にはサンダガが適当なんでは?」
「新人はだまってろよ。いいよ、サンガーでさ。」
(クソッ、先輩たちめ。いつか偉くなって「サンダガ」に変更してやる・・・。)

でも、GBAとかワンダースワンとかでリメイクするときは、少しは困ったでしょうね、矯正するかどうかで。ドラクエでいうロト原理派閥に似たような感じで、強行に「サンガー」を支持する層も少なからずいたりして、政治的な軋轢から結局「サンガー」はキープされたわけです。先輩たちは、きっと後輩の手の届かないような役職にまで上り詰めて、「サンガー」を強行したのです。現場の意見ではリメイクでは「サンダガ」に・・・だったのに。(全て妄想です。)

それと魔法絡みで、クラスチェンジを経て、ナイト・エフエフと忍者・ロマサガのMP値が成長を開始しました。驚くべきことにナイト=魔法剣士だったのです。専門家の白黒魔道士ほどではないにしろLVの低い魔法は使えるってことらしいです。でも、今更レベルの低い呪文を覚えにプラボカとかエルフの町とかいくのも面倒臭いんですけどね。まぁ、折をみて使えそうな呪文は仕入れにいきましょうか。

やっぱり泉に妖精さて、魔法屋で時間をつぶしてしまったエフエフ一行。妖精さんの密閉空間へのトラウマのほとぼりも少しは冷めたでしょうか。妖精の泉に向かうとそれとおぼしきキャラクターが泉のほとりに立っています。瓶から飛び出したときのような発光も今はやめたようです。あれは威嚇の意味もあったのかもしれません。真相を彼女から聞きだしてみましょう?あっ、妖精というだけで女子と決めてかかってましたが、ドット絵から女子っぽいのでそういうことでよいでしょうか。何で、妖精=女子っていうステレオタイプがあるのか謎ですね。多分、幼少期に一番最初に存在を知った妖精が、ピーターパンのティンカーベルだったからだと思うのですが、男の妖精っていうモチーフはあんまり見たことがないかもしれません。ちなみにティンカーベルたち妖精は、大人がその存在を否定する発言をする度に一匹ずつ死んでいくという過酷な運命を背負っています。むやみやたらに妖精の話はできませんな。もちろん私は信じてますよ。ブログで「妖精なんていない」なんて書こうものなら、ページにアクセスがある度に妖精が死んでいってしまいますよ。私は、ディズニーランドで会ったことがありますから、信じるに足る根拠を持っています。(笑)

ぼくは悪い人間じゃないよ>妖精さん文末の「(笑)」で妖精が何匹か死んでなければいいけど。妖精に話しかけると、「逃げてごめんなさい」との謝罪の言葉から始まりました。一応、ナイト・エフエフに助けられたことは自覚しているみたいです。なら、話は早い。何かください。
すると妖精は泉の奥底へと沈んでいってしまいました。まさかのアイテム提供拒否!?あまりにもがっつきすぎて呆れられてしまったのでしょうか。それとも、あれをやってくれるのでしょうか。

妖精「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?それともこちらの銀の斧ですか?」
エフエフ「両方です。」

一度はやってみたいこのやりとり。再浮上してきた妖精が持っていたのは「空気の水」でした。残念。オンラクで潜水艦を試作してた人が欲しがってたやつですね。おそらく酸素を多量に含んでいてこの水の中では溺れる事はないという仕組みです。妖精がいうには、この水からは常に空気が出続けるから、大丈夫!とのこと。空気をいくら吸っても無尽蔵に発生するという「質量保存の法則」を完全に無視した発言です。剣と魔法のファンタジーの世界ですから、何でもありなのはわかってますが、ロボが出てきた今となっては、ちょっぴり科学の法則の存在も気になるところです。まさかとは思いますが、実際にこの水に顔をつけて呼吸の可否を確認した方がいいかもしれません。っていうか、「空気の水」ですよ、はいっ、って手渡されたアイテムの形状がさっぱり想像できません。おそらく液体だと思われますので、何か容器に入れられているのだと思いますが・・・アクア・ウイタエ的な柔らかい水だったりして。それこそ錬金術の最終目的じゃないですか?不死の霊薬にして、鉄を金に変えるというあれですよ。だとすれば、質量保存の法則に逆らっている点も合点がいきます。下手すれば核融合による兵器の開発も夢じゃない感じです。カオスなんて一撃で吹き飛ばせる自信がありますね。ただし、放射能汚染によってカオスがいた頃以上に海は荒れ、大地は腐り、風は止むかもしれません。

こんな危険なものを笑顔で渡すこの妖精。何を考えているかわかったもんじゃありません。実はこのガイアの町には、キャラバンに妖精を売りつけた男がまだ住んでいたりします。彼の身にどのような破滅が待っているか・・・ブルブル。兵器を持った人が復讐の名の下にどんなことをするか、最近のイスラム情勢から推って測られます。妖精さんは、また同じ男に捕まっちゃうんじゃないかな、と少し心配していたのですが、無用だったようですね。

最終兵器・空気の水を手に入れた、ナイト・エフエフは続いて、潜水艇に乗り込むべくオンラクに戻るのでした。原子力潜水艦ですので、友好関係のない国では寄港を拒否されるかもしれませんが、一つ移動手段が増えそうな感じです。