国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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だまされた勇者たち

ちょっと年末ということで、バタバタしていて更新に間隔が空きました。書いている日とプレイした日は大体いつも違うのですが、あんまり間が空きすぎると、プレイしたときに考えたことを忘れてしまうので、気をつけないとなぁ。テレビではさっそくドラクエ9はDSで出ますよ!と任天堂が喧伝してます。合わせてジョーカーのCMも見るようになりました。ジョーカーの絵を見ているとトゥーンレンダリングのことをいつも考えてしまいます。FFはより表現をリアリスティックなものに高めていこうという気概を感じさせてくれるのに対して、ドラクエは長い間ドット絵でした。モンスターのアニメーションまでドット絵で描いたってのが自分的には衝撃でした。ドラクエ6だったかな。それからドラクエ7で中途半端に3D化され、ドラクエ8でフル3Dという流れだったと思います。ドラクエ9の携帯機移行とネットワークゲーム化について賛否の声がありますが、ドット絵から3Dになったときもたしか古参のゲーマーは賛否を戦わせていたと思います。まぁ、面白ければ私は全然どっちでも構わないというスタンスでした。鳥山明先生の原画のイメージを大事にするというのだけは守られていたと思います。あぁ、ジャンプでドラクエ8の開発画面をすっぱ抜いたときの驚きがよみがえってきましたよ。

ドラクエ6のリメイクも楽しみに待ってますよ。そーれ、ハッスル、ハッスル~♪さて、未来のドラクエの話は置いておいて、現在目の前にあるFFに話を戻しましょう。FF1はドット絵ですね、当然ですが。ゴブリンの原画イラストって誰が描いてたんでしょうね。ゴブリンも見ているうちに少しずつ愛着が湧いてきましたけど、スライムのような可愛さは望めません。キモカワ。あっ、でもエキドナの造形は結構感心しましたよ。緑でしかも垂れ下がっていてしかも細長い!なかなかかっこいいじゃないですか。そんなモンスターの不条理な地震攻撃に屈した勇者四人組。初めての敗北です。これじゃセーラ姫にあわせる顔がない!リベンジです。すぐさまリベンジですよ。

結局、一行は全滅後洞窟の外でHP1という状態で再スタートとなりました。おそるおそるステータス画面を覗くとどうやら持ち金は全て手元に残っている様子。銀行(預かり所)のないFF1の世界では、結構大金を持ち歩くことになるので、これが半分盗られてしまっていたら、それこそスリの銀次に遭遇した気分ですよ。桃太郎ランドをいざ買いに行こうとした矢先の銀次には要注意です。いやはやFFは心臓に優しいゲームです。このゲームでの貨幣価値にも最近漸く慣れてきたところです。ドラクエと比較してあんまりお金を貯める必要がないという感覚があります。お金貯めて欲しい武器・防具もないし。全滅しないし、死んでもそんなに教会に暴利を貪られないし。ってか、アレイズが買えたし。魔法も全部買う必要は特になさそうだし。

何にせよ、リベンジを誓った四人は、エキドナ対策を練りました。まず、前回の戦闘を顧みたところ一撃で白魔道士が殺される可能性があるという点が非常にネックでした。アレイズのないパーティーでは、そこから態勢を立て直すことが非常に難しいのです。迷わずフェニックスの尾を15本購入します。正直お金は余っていますから、50本でも100本でも買ってしまいたいところですが、土のカオス・リッチとの戦闘の感じから15本あればきっとエキドナを倒すところまではいけるんじゃないかという計算です。あとは武器・防具・魔法はこれ以上は望めないので、レベルでも上げましょうか?まぁ、あの洞窟も長いので、次にエキドナにたどり着くまでには、レベルも相当上がっていることでしょう。

そんな感じでコーネリア市街から大地のめぐみのほこらに再び舞い戻ってきました。二度目ですので、洞窟も迷うことはありません。レベルを上げつつエキドナのいる階まで降りてきましたよ。ここで少し立ち止まって考えました。この間はムーンブルクの王様だと思っていきなりエキドナに話しかけてしまったが、この階層には他にも小部屋があるみたいである。ひょっとしたら、強い武器・防具が眠っているかもしれない。ならば、それらを取得してからエキドナと対戦した方が勝率は上がるだろう。

というわけで他の小部屋3つも全て覗いてみましたが、驚いたことにどの小部屋にもムーンブルクの王様がいらっしゃいました。これ全部エキドナ?なんかエキドナ4体も連続で倒せる自信はさすがにありません。フェニックスの尾も足りないことでしょう?このストーリーの進行に少し不満を感じます。まぁ、とりあえず一匹ずつ倒していく感じでいきますか。ひょっとしたら、一匹倒すことで事態が好転するかもしれません。最初にエキドナと戦った小部屋ではない場所で、またしても炎に話しかけてバトルスタート!

アーリマンぎゃっ!何か違う。エキドナじゃない。アーリマンとかいう目の大きい黄色い化け物です。あの体型じゃ多分、両手に付属している翼を以ってして浮くことは不可能だと思いますが、浮いてます。風船みたいな構造なのかも。そして、エキドナのとき同様にでかいです。エキドナと同程度の強さであることがうかがわれます。アーリマンっていったら、こんな格好していますが、実はすごい悪いやつですよね。なんかの宗教で出てくるやつで、世界史の授業で習った気がします。ゾロアスター教か何かだったかな。でも、こんなひょうきんな姿をされていると憎めません。おまけに黄色いし。カレー好きなのか?ウコン色に染まったなんだか臭う敵です。でも、エキドナを4体倒すんじゃなくて本当によかったです。エキドナの地震は本当にひどい攻撃ですから。

アーリマン、お前もか!なんかこいつもエキドナ同様の強い攻撃力で・・・ってとこはガマンできるんですが、なんか地震まで使ってきやがります。さっそくメンバーが半分死んじゃったよ。もちろん白魔道・クロノも遠慮なく死んでます。あぁ、なるほど、そういうことか。ピーンときちゃいましたよ。

このダンジョンまだ来ちゃダメなんだ!

あぁ、むなしい。ブラックゴブリンとかこのダンジョンの敵、異様に強いなぁって確かに思ってました。そして、ダンジョン自体が凝った作りで、長かったし。エキドナとかありえない強さだし。ベジータ様のように戦意を喪失する戦士・エフエフ。フリーザ(アーリマン)には手を出してはいけなかったんだ!15本のフェニックスの尾は使われることなく地震の第二波で戦士・エフエフ沈黙。でも、今回も黒魔道士・ドラクエだけは地震でなかなか死にません。何か耐性みたいな要素があるのでしょうか?「地震」ってクリスタルの4要素に分類するとしたら、おそらく「土」だと思うのですが、「土」のクリスタル持ちゆえに「土」属性の攻撃に強いっていう設定はありえると思います。じゃあ、黒魔道士・ドラクエが黄色い土のクリスタル持ちってことなんだろうか。カレー好きなのか?ターメリック色に染まっているのか?

HPの低い黒魔道士・ドラクエは普通にアーリマンに撲殺されました。試合終了。再び洞窟の外にHP1の状態で放り出される一行。ももんじゃとかが洞窟から蹴り出すシーンが見えるようです。トルネコのようにレベルが1に戻っていないのが助かります。あぁ、土のカオス・リッチを倒したあとの、大地のめぐみのほこらの封印が解かれる描写にすっかりだまされましたよ。念のために確認すると、モンスター図鑑の後の方にブラックゴブリンやエキドナが掲載されてました。これすなわち、このダンジョンにはもっと後で来いってことの証明です。ひどいよ。せめてダンジョン内のモンスターがどうしようもなく強くて先に進めない状況なら、もっと早く気付いただろうに。ブラックゴブリンがそこまでは強くないからエキドナまでたどり着けちゃったよ。

行き場を失う主人公たち。まぁ、一連の土のクリスタルがらみのイベントはリッチ討伐で一旦終了だったようなので、おそらく別のクリスタルの輝きを戻して周ることになるのだと思います。船でいける場所を「トクレセン タボービ」で確認すると、北のかつて文明の栄えた地域には港がないようなので行けません。港のマークがついていて、行ってない場所はどうやらプラボカの南の地域みたいですね。岩山があって進めないでいた地域です。外海からならアクセスが可能なようです。複雑に河川が入り組んだ地形なようなので、歩いて移動するのは困難そうです。ドラクエ3のスーみたいなところに集落があるのも確認できました。しゃべる馬エドがいるかもしれません。FFでは船で細い河川を移動できないようなので、歩いていくのでしょう。ふぅ、他に行く宛てもないのでがんばりましょうか。